ASUS、あらゆるゲームを楽しめるポータブルゲーム機「ROG Ally」

新製品

2023/06/01 18:35

 ASUS JAPANは5月29日、7型のフルHD液晶を搭載したわずか約608gのポータブルゲーム機「ROG Ally(アールオージー エイライ)」を発表した。

「ROG Ally」

7型フルHD液晶で約608gの軽さ

 新製品は、今までにないほどの性能と拡張性の高さを備えており、ポータブルゲーム機としてだけでなく据置型のゲーム機として、さらにはゲーミングデスクトップPCとしても使用することができる。自分の部屋でも、ベッドに寝転びながらでも、電車の中でも、公園でも、好きな場所で自由にゲームを楽しむことが可能。コントローラーが一体になっているコンパクトな本体なので持ち運びも楽々。
 
コンパクトな本体

 OSにはWindows 11を搭載しているため汎用性が高く、Xbox Games Pass、Steam、Epic Games、GOGなど、すべてのゲームプラットフォームに対応。また、PCゲームだけでなく、Amazonアプリストアを使えばAndroidスマートフォンのゲームもプレイでき、あらゆるゲームをROG Ally 1台で楽しむことができる。

 マルチゲームプラットフォーム環境をより便利に簡単に使えるように、独自ソフトのArmoury Crate SEがプリインストールされている。複数のゲームプラットフォームのゲームを一覧表示して、タッチ操作やコントローラー操作で簡単に起動することができ、Windows 11ベースのポータプルゲーム機であるということを感じさせない操作感を提供する。初期状態で登録されている以外のプラットフォームも追加可能。Armoury Crate SEでは、ほかにもコントローラーの設定などを行うことができる。

 ゲームや使用環境によって実際の駆動時間は異なるが、ヘビーゲームのプレイ可能時間は最長約2時間、クラウドゲームなど、比較的カジュアルなゲームなら最長約6.8時間のバッテリー駆動が可能。USB PD(65W)の急速充電に対応しているため、わずか約30分で50%まで充電することができ、バッテリーが切れてもすぐに充電してバッテリー駆動での使用を再開できる。
 

 別売りのACアダプター「ROG Gaming Charger Dock」を使用すればHDMIケーブルで画面出力できるので、Bluetooth接続のコントローラーを用意して据置型ゲーム機のように大画面テレビなどでゲームを楽しむことができ、複数人で一緒にゲームを楽しむこともできる。また、別売りの外付けグラフィックスデバイス「ROG XG mobile」を使用することで、ハイスペックなゲーミングデスクトップPCとして使うこともできる。
 
ゲーミングデスクトップPCとして使うことも可能

 スペックの違いで2モデルを用意しており、AMD Ryzen Z1 Extremeプロセッサー搭載モデルは6月2日から予約販売を開始、6月14日に発売する。価格は10万9800円。AMD Ryzen Z1プロセッサー搭載モデルは今年夏に発売する予定。価格は8万9800円。なお、AMD Ryzen Z1 Extreme プロセッサー搭載モデルを購入した人は、「ASUS Store限定30日間返品保証キャンペーン」の対象となる。
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