「移住暮らし」はむっちゃ太る!? Move to Earnアプリ「Aglet」で運動不足を解消
【拝啓、徳島より4】 食べ過ぎ&運動不足になりがちな田舎での暮らし。美味しいものをたらふく食べられる生活はとても幸せだけど、体型や健康にも気をつけたいお年頃でもあります。そこでMove to Earnアプリ「Aglet」を使って隙間時間に散歩をすることに。ゲーム感覚で町を歩き回っていると、運動不足を解消しながら、日常を楽しむ新しい視点も育むことができました。
町には美味しいものがたくさんあり、お酒好きな人もたくさんいます。ありがたいことに、地元の方との接点が増えれば増えるほど、お呼ばれする機会は増えるもの。コロナ禍前は「週5で飲み会」なんてこともよくありました。
漁師さんや農家さんは定年がないので、還暦をすぎても現役でバリバリと働く方ばかり。都会よりも働き盛りの期間がとても長いから、みんなバイタリティがあって、ハツラツとしています。そんな地元の方々との宴会はまさに豪快。お酒の缶や瓶があっという間に空になっていきます。
そして自然豊かな漁師町だけあって、酒の肴も超豪華。カツオのたたきやはまち、太刀魚の刺身、ヒメチの干物、漁のシーズンになるとウツボに伊勢海老、アオリイカまで、テーブルに乗り切らないほど旬の食材がずらっと並びます。
こんな生活で太らないわけがなく、私も移住後2カ月ですぐに3kg増量。コロナ禍を挟んでリモートワークが普及した今はさらに増加傾向にあり、運動不足も加速しています。
Move to Earnとは、歩いたり走ったりすることで暗号資産を稼ぐことができるサービスのことです。専用アプリをスマホにダウンロードすれば、GPS機能を使って歩いた距離や時間に応じて仮想通貨やNFT化されたアイテムを獲得することができます。
私は仮想通貨に特別の興味があったわけではないのですが、なんとなく面白そうだなと思ったのと、ゲーム感覚で散歩を日常に取り入れられる点に惹かれて使ってみることにしました。
Move to Earnの多くは、始めるにあたって最初に1足数万円はするNFTスニーカーを購入する必要がありますが、Agletはそれが不要なのです。初期費用ゼロで始められる手軽さが魅力でした。
アプリ上には地図が表示され、歩いた分だけゲーム内通貨Agletが貯まります。Agletはアプリ内で新しいスニーカーを購入する通貨として使うことができ、「歩いてAgletを貯める」以外にアイテムをコレクションしていくワクワクもあります。
使っているうちに「今日はどこまで歩いてみようか」「どのルートを通ろうか」と考えるのが楽しくなってきて、自然と散歩が日課になっていきました。地図にところどころ記載された宝箱(Treasure Stash)を探しながら実際に町を歩き回るのも遊び方の一つで、使用感としては「ポケモンGO」に近いのかなというのが個人的な感想です。
地図上に新しい宝箱を発見するのもRPG感があって楽しいし、歩いた分だけ新しいスニーカーをゲットできるチャンスも広がるので、小さいながらもやりがいが感じられるのも嬉しい。運動を習慣化するにはとてもいいシステムなんじゃないかなと思います。
また、Agletは実際の天候と連動していて、その日の天気と相性のいいスニーカーを選ぶとゲーム内通貨の獲得率が上がります。今日はどのスニーカーを履こうか選ぶ楽しさもあり、「プログラムされた型通りの面白さだけじゃないところ」がこのアプリを使い続けたいと思える一番の理由かもしれません。
太平洋がどーんと広がるビーチ沿いが私のお気に入りの散歩道です。毎日、仕事の隙間時間を見つけては出かけています。家から海までは徒歩3分の距離なので、いつでもすぐに来られるはずなのに、「当たり前に近くにあるもの」ほど、どうしてか行動するにはきっかけが必要になってしまう。世の常ですがやっぱり不思議ですね。
散歩を習慣化して気がついたのは、いつ見てもだいたい同じだと思っていた海の色や浜の形が、毎回、微妙に違っていること。日常の小さな変化に気がつける敏感さを取り戻せたのもAgletのおかげです。続けていると、散歩の途中で猫の会議に遭遇するといったご褒美もあります。
日常を冒険にしてくれるMove to Earn「Aglet」は散歩アプリとして超優秀!毎日1kmから多い時では6km程を歩く日々ですが、歩いた分だけ美味しいものを引き続きモリモリ食べているので、ダイエットの効果はあまり出ていません。
でも一番の目的だった「運動の習慣化」は大成功。今後もMove to Earnアプリを使い続けていきたいと思っています。
お散歩アプリとして是非おすすめしたいAgletですが、「稼ぐ」という点では課題もあります。2023年5月現在では獲得したAgletを換金することができないので、しっかり「Move to Earn」したいという方は別のアプリを利用してみてもいいかもしれません。
個人的には純粋に散歩ゲームとしてAgletが好きなので、「換金できようができまいが別にどちらでもいい」というのが正直な感想です。これからもスマホ片手に町を探検する日々を、楽しんでいきたいと思います。(フリーライター・甲斐りかこ)
■Profile
甲斐りかこ
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。
「3カ月で13kg」を記録、地方暮らしはめちゃくちゃ太る
「3カ月で13kg」。これは移住者仲間の間で「徳島に引っ越してきてから増えた体重」の最高記録です。飯がうまくて、酒もうまい、徒歩10分の距離でも車移動が当たり前。そんな四国の小さな港町の暮らしでは、油断しているとすぐにメタボ予備軍になってしまいます。実際、徳島県は「糖尿病死亡率全国ワースト1位」を過去に14年連続(平成5~18年)獲得したという不名誉な記録もあるくらいなのです。町には美味しいものがたくさんあり、お酒好きな人もたくさんいます。ありがたいことに、地元の方との接点が増えれば増えるほど、お呼ばれする機会は増えるもの。コロナ禍前は「週5で飲み会」なんてこともよくありました。
漁師さんや農家さんは定年がないので、還暦をすぎても現役でバリバリと働く方ばかり。都会よりも働き盛りの期間がとても長いから、みんなバイタリティがあって、ハツラツとしています。そんな地元の方々との宴会はまさに豪快。お酒の缶や瓶があっという間に空になっていきます。
そして自然豊かな漁師町だけあって、酒の肴も超豪華。カツオのたたきやはまち、太刀魚の刺身、ヒメチの干物、漁のシーズンになるとウツボに伊勢海老、アオリイカまで、テーブルに乗り切らないほど旬の食材がずらっと並びます。
宴会のお料理はいつもびっくりするくらい豪華!
ご馳走は食べきれないことも多く、「持って帰りよ?」と余った分はいつもパックに入れてお持ち帰りに。ほろ酔い気分で家に帰ったら眠る前に〆の一人晩酌。幸せいっぱいお腹いっぱいで布団に潜り込むのが常でした。こんな生活で太らないわけがなく、私も移住後2カ月ですぐに3kg増量。コロナ禍を挟んでリモートワークが普及した今はさらに増加傾向にあり、運動不足も加速しています。
田舎暮らしの運動不足を「Move to Earn」で解消!
そんな生活の中で“幸せ太り”したお腹を、なんとかしないとなぁとさすりながら、偶然見つけたのがMove to Earnアプリ「Aglet」でした。Move to Earnとは、歩いたり走ったりすることで暗号資産を稼ぐことができるサービスのことです。専用アプリをスマホにダウンロードすれば、GPS機能を使って歩いた距離や時間に応じて仮想通貨やNFT化されたアイテムを獲得することができます。
私は仮想通貨に特別の興味があったわけではないのですが、なんとなく面白そうだなと思ったのと、ゲーム感覚で散歩を日常に取り入れられる点に惹かれて使ってみることにしました。
Move to Earnの多くは、始めるにあたって最初に1足数万円はするNFTスニーカーを購入する必要がありますが、Agletはそれが不要なのです。初期費用ゼロで始められる手軽さが魅力でした。
アプリ上には地図が表示され、歩いた分だけゲーム内通貨Agletが貯まります。Agletはアプリ内で新しいスニーカーを購入する通貨として使うことができ、「歩いてAgletを貯める」以外にアイテムをコレクションしていくワクワクもあります。
使っているうちに「今日はどこまで歩いてみようか」「どのルートを通ろうか」と考えるのが楽しくなってきて、自然と散歩が日課になっていきました。地図にところどころ記載された宝箱(Treasure Stash)を探しながら実際に町を歩き回るのも遊び方の一つで、使用感としては「ポケモンGO」に近いのかなというのが個人的な感想です。
単純に楽しい!「Aglet」と一緒に海沿いを散歩
Agletを使い続けて思ったのは、単純に楽しい!ということ。スマホを片手に海沿いを散歩したり、森の中を歩いたり、GPSが機能するところであればどこでも遊べます。町内のまだ通ったことのない道や、別の集落を歩き回り、自然と行動範囲が広がっていきました。地図上に新しい宝箱を発見するのもRPG感があって楽しいし、歩いた分だけ新しいスニーカーをゲットできるチャンスも広がるので、小さいながらもやりがいが感じられるのも嬉しい。運動を習慣化するにはとてもいいシステムなんじゃないかなと思います。
また、Agletは実際の天候と連動していて、その日の天気と相性のいいスニーカーを選ぶとゲーム内通貨の獲得率が上がります。今日はどのスニーカーを履こうか選ぶ楽しさもあり、「プログラムされた型通りの面白さだけじゃないところ」がこのアプリを使い続けたいと思える一番の理由かもしれません。
太平洋がどーんと広がるビーチ沿いが私のお気に入りの散歩道です。毎日、仕事の隙間時間を見つけては出かけています。家から海までは徒歩3分の距離なので、いつでもすぐに来られるはずなのに、「当たり前に近くにあるもの」ほど、どうしてか行動するにはきっかけが必要になってしまう。世の常ですがやっぱり不思議ですね。
散歩を習慣化して気がついたのは、いつ見てもだいたい同じだと思っていた海の色や浜の形が、毎回、微妙に違っていること。日常の小さな変化に気がつける敏感さを取り戻せたのもAgletのおかげです。続けていると、散歩の途中で猫の会議に遭遇するといったご褒美もあります。
日常を冒険にしてくれるMove to Earn「Aglet」は散歩アプリとして超優秀!毎日1kmから多い時では6km程を歩く日々ですが、歩いた分だけ美味しいものを引き続きモリモリ食べているので、ダイエットの効果はあまり出ていません。
でも一番の目的だった「運動の習慣化」は大成功。今後もMove to Earnアプリを使い続けていきたいと思っています。
お散歩アプリとして是非おすすめしたいAgletですが、「稼ぐ」という点では課題もあります。2023年5月現在では獲得したAgletを換金することができないので、しっかり「Move to Earn」したいという方は別のアプリを利用してみてもいいかもしれません。
個人的には純粋に散歩ゲームとしてAgletが好きなので、「換金できようができまいが別にどちらでもいい」というのが正直な感想です。これからもスマホ片手に町を探検する日々を、楽しんでいきたいと思います。(フリーライター・甲斐りかこ)
■Profile
甲斐りかこ
徳島在住のライター、イラストレーター。千葉県出身。オーストラリア、中南米、インド・ネパールなどの旅を経て、2018年に四国の小さな港町へ移住。地域活性化支援企業にて、行政と協力した地方創生プロジェクトの広報PR業務に従事。21年よりフリーランスとなり、全国各地の素敵なヒト・モノ・コトを取材しています。