買い物レシートを送るだけのお手軽ポイ活! スマホアプリ「ONE」の使い方とは?

レビュー

2023/05/24 19:30

 最近、何かと話題になる“ポイ活”。ポイ活とは、「ポイントをためる活動」の略で、ためたポイントは原則1ポイント1円相当として利用でき(交換レートはサービスごとに異なる)、すでに始めている人も多いだろう。なかにはポイントではなく、活動に応じて現金を還元するサービスもある。今回は、筆者が最近愛用しているスマートフォン(スマホ)向けアプリ「ONE」の使い方を紹介しよう。

レシート買取アプリ「ONE」は累計600万ダウンロードを突破。
iOS、Androidの両OSで配信されている

レシートの画像を1~10円で買い取り

 ONEは「レシートがお金になる」サービスで、スーパーやコンビニで購入した商品のレシートを撮影し、送信するだけで、1~10円がキャッシュバックされる。なぜ現金がもらえるのかというと、企業はレシートから読み取れる情報を必要としており、消費者はレシート買い取りの見返りとして現金を受け取れる。

 利用には会員登録が必要で、登録は無料。本人確認のために電話番号を入力すると、SMSで4桁のコードが届く。このコードを入力し、利用規約を確認すれば登録が完了する。
 
アプリを起動して「はじめる」をタップ(写真=左)。
電話番号を入力し、「利用規約に同意してSMSを送る」をタップ(写真=右)

 アプリは「ウォレット」「レシート」「モール」の3つのタブに分かれている。「レシート」をタップすると、買取金額を増額している商品の一覧が表示される。これらの商品を含んだレシートを送るとさらにお得だ。ただし、レシート撮影後にアンケート回答が必要になる場合や、入金が後日になったり、参加回数が1人1回だったりとさまざまな条件がある。
 
「レシート」タブから買取を依頼する(写真=左)。
各商品をタップすると、キャッシュバックの詳細が表示される(写真=右)

 通常のレシートの場合は、「レシート買取ミッション」の最後にある「全種類のレシート」をタップする。タップするとカメラが起動するので、レシートをスマホのカメラで撮影しよう。このとき、背景にレシート以外の文字が写らないようにして、まっすぐ撮影する。
 
「全種類のレシート」をタップする(写真=左)。
レシートを撮影するときは明るい場所で撮影しよう(写真=右)

 撮影を終えたら画像を確認して、送信アイコンをタップ。瞬時に買取が完了し、1円のキャッシュバックが受けられた。終了するには「閉じる」をタップしよう。
 
画像を確認したら紙飛行機のアイコンをタップして送信する(写真=左)。
買取が完了した(写真=右)

 ちなみに、買取金額を増額している商品だけでなく、通常のレシートにも買取条件がある。まずは、2か月以内に受け取ったレシートであること。もうひとつは、1日の参加回数が3回であること。さらに、1日あたりの全体の買取枠に上限があるので、毎日先着となっていることだ。夜になると買い取ってもらえないときもあるので、なるべく昼のうちに済ませておくといい。

ためたお金はチケットにも交換できる

 「ウォレット」タプでは、買取金額の確認、銀行への出金、チケットの購入ができる。レシートを買い取ってもらったお金は指定した銀行口座への振り込みも依頼できるが、振り込みには280円かかるので注意しよう。購入可能なチケットはVisa eギフ、ユニクロやサンマルクカフェのeギフトカード、楽天ポイントなどさまざまなものが用意されている。現金よりもチケットのほうが“お得感”が得られそうだ。
 
「ウォレット」では毎回のレシートの買取金額の履歴を確認可能(写真=左)。
各種チケットへの交換ができるのもONEの強み(写真=右)

 さらに、「モール」タブでは、ネットショッピングのサイトが紹介されている。ここに掲載されているサイトでONEを経由して買い物をすると、購入金額に応じたキャッシュバックがONE上に反映される仕組みだ。SHEINやダイソー、ニッセン、Booking.com、iRobotなど利用できるサイトが豊富なので、買い物や宿泊予約をする前に一度チェックしておくといい。
 
ONE経由の買い物でお金がもらえる
『「ONEモール」も展開

 通常のレシート買い取りだけでは、30日で90円、年間で1080円と微々たる額にしかならないので、面倒に感じるかもしれない。しかし、家族で協力したり、ONEの高額買取商品を意識して購入したりすれば、さらに効率よく還元を受けることができる。まずはアプリをダウンロードして試してみよう。(フリーライター・今西絢美)
ギャラリーページ