デロンギ・ジャパンは5月30日から、全自動コーヒーマシンのプレミアムモデル「デロンギ エレッタ エクスプロア 全自動コーヒーマシン ECAM45055G」(以下、エレッタ エクスプロア)を発売する。価格はオープンで実売想定価格は29万8000円前後。従来の「ラテクレマホット」に加え、冷たいままでもミルク泡を楽しめる「ラテクレマクール」を初搭載した。
まずはホットメニューかコールドメニューかを選択した後、好みのメニューを選択すればいい。液晶モニターでは、操作手順や運転状況も確認できる。
このほか、付属の給湯ノズルに付け替えれば給湯モードを使える。75℃、80℃、85℃、90℃の4段階の温度設定が可能だ。
例えば紅茶は90℃、烏龍茶は85℃など、それぞれのお茶に最適な温度設定がされているため、種類ごとにおいしい状態でお茶を抽出できるという。
ホットメニューではミルクが最も甘くなる60~65℃の温度で抽出。きめ細かく、舌触りもなめらかな泡を作り出す。一方のコールドメニューでは20℃前後で抽出。ミルクの甘さを感じながらも熱くない温度だという。
使用できるミルクはホットとコールドで異なる。ホットメニューの場合、牛乳やアーモンドミルク、豆乳といった植物性ミルクを楽しめ、コールドメニューの場合は無脂肪牛乳と植物性ミルクを楽しめる。無脂肪牛乳を使用する理由としては、「(ほかの牛乳だと)デロンギが理想とするミルクメニューを長期間保証できないからだ」という。コールドメニューとホットメニューの両方を楽しみたい人は、用意するミルクに注意が必要だ。
実際にホットとコールドを飲み比べてみると、ホットのミルクの方が弾力と密度があるもっちりとした舌触りの泡に仕上がっていた。コールドメニューの泡はホットメニューと比べると少しフワフワした舌触りだったが、飲み終わるまで泡は保たれていた。
コーヒーの冷たいミルクメニューというと、泡なしのものしか飲んだことがなかったため、新鮮で楽しい体験だった。なお、コールドメニューでは先に氷を入れてつくる。氷は付属のシリコン製製氷トレーで作り、メニュー画面に表示される個数を入れる。
容量は、Piccolo(小:235ml)、Medio(中:355ml)、Grande(大:473ml)に対応する。トレイ部分が可動式のため大きめのタンブラーも使える。また、Piccolo、Medio、Grandeに合わせた後、量は多め・少なめの微調整ができる。
本体サイズは幅260×奥行き450×高さ385mm、本体の重さは12kg。豆ホッパー容量は300g。最大使用水量は1.8L。ポンプ圧は15気圧。
コーヒーの豆量やコーヒーとミルクの抽出量をカスタマイズできるなど、自分好みの一杯を楽しみたい人にぴったりのコーヒーメーカーといえるだろう。(家電ライター・伊森ちづる)
毎日違うメニューが楽しめる
新製品発表会の冒頭でデロンギ・ジャパンの杉本敦男代表取締役社長は「エクスプロアとは探究するという意味。いろいろなメニューがあるので自分の好きなものを楽しんでいただきたい」と述べた。杉本社長の言葉通り、新製品に搭載の3.5インチTFTカラー液晶モニターでは、コールドドリンクメニュー8種類、ホットドリンクメニュー15種類が直感的な操作から選べる。まずはホットメニューかコールドメニューかを選択した後、好みのメニューを選択すればいい。液晶モニターでは、操作手順や運転状況も確認できる。
このほか、付属の給湯ノズルに付け替えれば給湯モードを使える。75℃、80℃、85℃、90℃の4段階の温度設定が可能だ。
例えば紅茶は90℃、烏龍茶は85℃など、それぞれのお茶に最適な温度設定がされているため、種類ごとにおいしい状態でお茶を抽出できるという。
むっちりしたホットメニューのミルクと、滑らかなコールドメニューのミルク
エレッタ エクスプロアには、冷たいミルク泡が楽しめる「ラテクレマクール」を初搭載した。そのため、ミルクコンテナはホットメニュー用とコールドメニュー用の二つを付属している。ホットメニューではミルクが最も甘くなる60~65℃の温度で抽出。きめ細かく、舌触りもなめらかな泡を作り出す。一方のコールドメニューでは20℃前後で抽出。ミルクの甘さを感じながらも熱くない温度だという。
使用できるミルクはホットとコールドで異なる。ホットメニューの場合、牛乳やアーモンドミルク、豆乳といった植物性ミルクを楽しめ、コールドメニューの場合は無脂肪牛乳と植物性ミルクを楽しめる。無脂肪牛乳を使用する理由としては、「(ほかの牛乳だと)デロンギが理想とするミルクメニューを長期間保証できないからだ」という。コールドメニューとホットメニューの両方を楽しみたい人は、用意するミルクに注意が必要だ。
実際にホットとコールドを飲み比べてみると、ホットのミルクの方が弾力と密度があるもっちりとした舌触りの泡に仕上がっていた。コールドメニューの泡はホットメニューと比べると少しフワフワした舌触りだったが、飲み終わるまで泡は保たれていた。
コーヒーの冷たいミルクメニューというと、泡なしのものしか飲んだことがなかったため、新鮮で楽しい体験だった。なお、コールドメニューでは先に氷を入れてつくる。氷は付属のシリコン製製氷トレーで作り、メニュー画面に表示される個数を入れる。
外出時はタンブラーに直接注げる「ToGo」メニュー
グラスやカップに直接コーヒーを注いで楽しむほか、外出時も楽しむためのタンブラーに注ぐ「ToGo」メニューを搭載している。容量は、Piccolo(小:235ml)、Medio(中:355ml)、Grande(大:473ml)に対応する。トレイ部分が可動式のため大きめのタンブラーも使える。また、Piccolo、Medio、Grandeに合わせた後、量は多め・少なめの微調整ができる。
デロンギの中でも最もメニュー数が多い機種
エレッタ エクスプロアは、デロンギの全自動コーヒーマシンの中で最多のメニュー数をつくれる。おなじみのカフェラテやカプチーノのほか、浅煎り、スペシャルティコーヒーを楽しめる「スペシャルティ」、スペインやポルトガルで親しまれているエスプレッソベースのミルクメニュー「コルタード」といったメニューも用意する。本体サイズは幅260×奥行き450×高さ385mm、本体の重さは12kg。豆ホッパー容量は300g。最大使用水量は1.8L。ポンプ圧は15気圧。
コーヒーの豆量やコーヒーとミルクの抽出量をカスタマイズできるなど、自分好みの一杯を楽しみたい人にぴったりのコーヒーメーカーといえるだろう。(家電ライター・伊森ちづる)