カシオ計算機は、本格アウトドアウオッチ「PRO TREK（プロトレック）」の新製品として、樹脂パーツにバイオマスプラスチックを採用しながら、ケースの小型・軽量化を図った「PRW-35」を5月19日に発売する。

タフソーラーを搭載、小型・軽量化

　従来モデルの「PRW-30」と比較して、ケースを横44.6mm（マイナス0.6mm）、縦51.2mm（マイナス0.4mm）に小型化し、重量は21g軽い45gに軽量化した。

　ケースやバンド、裏蓋には、原料にトウゴマ（ひまし油）やトウモロコシなどの再生可能な有機資源を使用したバイオマスプラスチックを採用。強さとしなやかさを併せ持つバイオマスプラスチック素材のソフトウレタンバンドには、汗抜き用のスリット穴を設け、登山やアウトドアシーンでの装着を向上させた。
 
　機能面では、蛍光灯などのわずかな光でも駆動し、定期的な電池交換が不要なタフソーラーを搭載。マイナス10°の耐低温仕様で、10気圧防水にも対応している。
 
　価格は、ブラックバンドにレッドのアクセントが入った「PRW-35-1AJF」が4万4000円、ブラックバンドにシルバーのアクセントが入った「PRW-35Y-1BJF」とバンドカラーが深いグリーンの「PRW-35Y-3JF」がともに4万6200円。