NFT作品を飾るならこれ! 美術品も楽しめるMeural Canvasでデジタルを飾る
【木村ヒデノリのTech Magic #163】 NFTなどブロックチェーンが浸透してデジタル作品が注目されている。投資ではなく気に入ったものを買っているだけ、という人も多いと思うが、これらを飾って楽しむ方法がおざなりになっているかもしれない。写真すらほとんどデジタルな世の中なのに、それらを飾って楽しむガジェットが驚くほど進化していない。そんな風潮に一石を投じるのがこのMeuralだ。サブスクリプションも組み合わせると自宅で高品質なデジタル絵画が楽しめるようになる。
独自のアンチグレア液晶と周囲の明るさに応じて輝度を自動調節する技術(トゥルーアートテクノロジー)によって、画面に映っているとは思えない仕上がりに。特に輝度の自動調節が優秀で、常に絵画を見た時のような自然な明るさに調節されるため、画面が光っている感じが皆無。色も1670万色と既存の美術品を再現するのにも十分なレベルになっている。
筆者宅にはAtmoph Window 2などこうした液晶ガジェットがいくつもあるが、Meural Canvas IIは群を抜いた綺麗さ。近づいてみると絵の具のひび割れや凹凸の質感もわかり、デジタルとは思えないほど見る楽しみを与えてくれる。これほど高品質のデジタルフォトフレームはこれまで見たことがなかったので非常に驚いた。
毎日オークションは美術館や業者も訪れる日本最大級のオークションだ。出品されるものは絵画から宝石や腕時計まで幅広く、いわゆる業販価格というか、手頃に買えるのも良い。しかし油絵は購入してからの保管や展示の知識がないと作品を傷めてしまうこともあり購入には至っていない。
こうした美術品を楽しむ入り口としてもMeural Canvas IIはぴったりだ。月額1100円のサブスクに入ると3万円以上の作品を楽しむことができるようになる。CESに出展された最新のアートからフェルメールのような古典まで様々な作品が見られるので筆者は加入して満足している。
筆者は普段着で毎年撮る家族写真「10年の家族写真」というものをやっている。自分が幼少期から結婚後も続けているのでちょっと感慨深い。Meural Canvas IIのようなガジェットがあると思い出作りをしようというモチベーションにもなるのでおすすめだ。
これだけ品質の良いデジタルフォトフレームなら飾る写真にもこだわりたい。自分が撮った娘、息子のベストショットを使うのも良いだろう。
往年の絵画は作品の解説も表示でき、興味を深めることができるのもいい。英語しか表示されないものに関してはGoogleレンズなどを使うと良いだろう。
写真ではフレームを横向きにするだけで自動的に横表示になるのも使いやすい。専用の回転マウントを使えば壁固定状態で縦横に回せるようになる。横向きだと部屋の雰囲気も大きく変わるので気分で縦横が簡単に切り替えられるのはとても気に入っている。
製品としては非常に優れていて非の打ち所がないMeural Canvas IIだが、回転式マウントの価格と形状に関しては改善の余地がある。1万2500円と高額なのにも関わらず、回しすぎると落下の恐れのある仕様なので、ベアリングや金属パーツでワンタッチ取り付け、その後落下しないようになると良いだろう。
Meural Canvas II本体の価格も27インチで10万円台後半になるので、欲を言えば本体が写真に合わせて自動回転するようになると素晴らしい。次の世代には期待したいところだ。
その他、英語の解説が多いなどソフト面で気になるところもあるが、これらはアップデート対応可能だと思うので今後の対応に期待したい。
21インチモデルもあるが、筆者は断然27インチをおすすめする。満足度は非常に高いので、少々高いが欲しい製品。子どもの出産祝いなどにプレゼントとして祖父母からあげるのにはうってつけではないだろうか。
■Profile
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Art Director、スマートホームbento(ベントー)ブランドディレクター、IoTエバンジェリスト。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
記事と連動した動画でより詳しい内容、動画でしかお伝えできない部分を紹介しています。(動画配信時期は記事掲載と前後する可能性があります)
NETGEARがつくる本気のデジタルフォトフレーム
Meural Canvas IIは、Wi-Fiルーターなどネットワーク機器のリーディングカンパニー、NETGEARがつくるデジタルフォトフレームだ。日本では安価な製品が流行った結果、あまり良いイメージがないデジタルフォトフレーム。しかしMeural Canvas IIは品質でそのイメージを覆してくれる。独自のアンチグレア液晶と周囲の明るさに応じて輝度を自動調節する技術(トゥルーアートテクノロジー)によって、画面に映っているとは思えない仕上がりに。特に輝度の自動調節が優秀で、常に絵画を見た時のような自然な明るさに調節されるため、画面が光っている感じが皆無。色も1670万色と既存の美術品を再現するのにも十分なレベルになっている。
筆者宅にはAtmoph Window 2などこうした液晶ガジェットがいくつもあるが、Meural Canvas IIは群を抜いた綺麗さ。近づいてみると絵の具のひび割れや凹凸の質感もわかり、デジタルとは思えないほど見る楽しみを与えてくれる。これほど高品質のデジタルフォトフレームはこれまで見たことがなかったので非常に驚いた。
本物の美術品は扱いが難しい面も
筆者はオークションの会員にもなっているので、有名作家の本物の絵画を目にすることもある。投資や応援という側面でそうした作品が欲しい場合もあるが、見て楽しむにはハードルの高さを感じていた。毎日オークションは美術館や業者も訪れる日本最大級のオークションだ。出品されるものは絵画から宝石や腕時計まで幅広く、いわゆる業販価格というか、手頃に買えるのも良い。しかし油絵は購入してからの保管や展示の知識がないと作品を傷めてしまうこともあり購入には至っていない。
こうした美術品を楽しむ入り口としてもMeural Canvas IIはぴったりだ。月額1100円のサブスクに入ると3万円以上の作品を楽しむことができるようになる。CESに出展された最新のアートからフェルメールのような古典まで様々な作品が見られるので筆者は加入して満足している。
家族写真を飾るのにもピッタリ
普段スマートフォンで撮った写真もそうだが、今まで撮った家族写真を飾っている人は少ないのではないだろうか。こういう撮っただけになりがちなものもMeural Canvas IIで活きた写真になる。筆者は普段着で毎年撮る家族写真「10年の家族写真」というものをやっている。自分が幼少期から結婚後も続けているのでちょっと感慨深い。Meural Canvas IIのようなガジェットがあると思い出作りをしようというモチベーションにもなるのでおすすめだ。
これだけ品質の良いデジタルフォトフレームなら飾る写真にもこだわりたい。自分が撮った娘、息子のベストショットを使うのも良いだろう。
ジェスチャで使えて操作性も抜群
操作性も素晴らしくと正直いうことなしのMeural Canvas II。なんとフレームの下部付近に手をかざすだけで画像の切り替えやアルバムの選択が可能。よくあるのはフレーム横のボタンでカチカチ操作するものだが、ジェスチャなら圧倒的に素早く操作が行える。フレームが斜めになったり落ちたりする心配もないので頻繁に操作するようになるので実用的だ。往年の絵画は作品の解説も表示でき、興味を深めることができるのもいい。英語しか表示されないものに関してはGoogleレンズなどを使うと良いだろう。
写真ではフレームを横向きにするだけで自動的に横表示になるのも使いやすい。専用の回転マウントを使えば壁固定状態で縦横に回せるようになる。横向きだと部屋の雰囲気も大きく変わるので気分で縦横が簡単に切り替えられるのはとても気に入っている。
製品としては非常に優れていて非の打ち所がないMeural Canvas IIだが、回転式マウントの価格と形状に関しては改善の余地がある。1万2500円と高額なのにも関わらず、回しすぎると落下の恐れのある仕様なので、ベアリングや金属パーツでワンタッチ取り付け、その後落下しないようになると良いだろう。
Meural Canvas II本体の価格も27インチで10万円台後半になるので、欲を言えば本体が写真に合わせて自動回転するようになると素晴らしい。次の世代には期待したいところだ。
その他、英語の解説が多いなどソフト面で気になるところもあるが、これらはアップデート対応可能だと思うので今後の対応に期待したい。
21インチモデルもあるが、筆者は断然27インチをおすすめする。満足度は非常に高いので、少々高いが欲しい製品。子どもの出産祝いなどにプレゼントとして祖父母からあげるのにはうってつけではないだろうか。
■Profile
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Art Director、スマートホームbento(ベントー)ブランドディレクター、IoTエバンジェリスト。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
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