エディオンは4月29日から、「エディオンなんば本店」（大阪市中央区難波）でモバイルゲーミングPC「Steam Deck」の店頭先行販売を開始する。Steam Deckの価格は、ストレージ・64GBモデル（eMMC）が5万9800円、256GBモデル（NVMe SSD）が7万9800円、512GBモデル（NVMe SSD）が9万9800円。

店頭での販売はエディオンが初めて

　「Steam Deck」の販売開始に併せて同店に「エディオンなんば本店 Steam Deckブース」をオープン。4月29日～5月7日の期間、1階のイベントスクエアでグランドオープン記念イベントを開催する。

　記念イベントでは、Steam Deck（64GB／256GB／512GB）の店頭即売会およびデモ機による試遊体験会などを開催する。なお、Steam Deckの常設ブースは7階のキッズパークに設置する。

　Steam Deckは、米国Valve社（本社・ワシントン州）が提供するゲームプラットフォーム「Steam」で販売されているAAAタイトルなどの世界的に有名なゲームをはじめ、数千ものPCゲームを動作するパワフルなモバイルゲーミングPC。

　国内ではKOMODOがライセンサーとして2022年8月に予約受付を開始。12月からKOMODO社運営のSteam Deckオンラインサイトのみで販売していた。今回、店頭で販売するのはエディオンが初めてとなる。まずは、エディオンなんば本店で取り扱いを開始し、順次、展開する店舗を増やしていく。

　Steam Deckの主な仕様は、プロセッサーにAMD APUを搭載。CPUはZen2 4c／8t、2.4～3.5GHz（最大448GFlops FP32）、GPUは8RDNA 2 CU、1.0～1.6GHz（最大1.6TFlops FP32）。

　RAMは16GB LPDDR5オンボードRAM（5500MT／s クアッド 32ビットチャンネル）。7インチディスプレイの解像度は1280×800ピクセル（アスペクト比16：10）。サイズは、298×117×49mm、重量は約669グラム。