最近の光熱費の値上がりには目を見張るものがある。筆者はせめて水道代を節約したいと考え、節水効果のあるシャワーヘッドを探していた。そこで出会ったのが、美顔ローラーで有名な「ReFa(リファ)」のシャワーヘッド「ReFa FINE BUBBLE PURE(リファ ファインバブル ピュア)」だ。
節水だけに特化したシャワーヘッドは安価で手に入るが、リファ ファインバブル ピュアは3万円という高価な代物。しかし、節水効果だけでなく美容にもいいとなれば一石二鳥ではないかと思い、思い切って購入してみた。家族でひと月使ってわかったリファ ファインバブル ピュアの魅力を紹介しよう。
持ち手部分は太く、本体の重さは約250gあるが、握力の弱い筆者でも難なく片手で扱えた。風呂場のシャワーフックに引っ掛かるか不安だったが、問題なく引っ掛けられたので安心した。
シャワーヘッド部分には0.3mmの穴が210個密集しており、水がAラインに広がって出てくる。これまで使っていたシャワーヘッドとは穴の数がまったく違い、水の肌への当たり方が大きく異なるのに驚いた。
せっかく4つも水流を選べるので使わない手はない。筆者のおすすめは、シャンプーで「ジェット」モードを使うことだ。もっとも水圧が強いモードで、頭皮の汚れを落とすのにいい。
トリートメントを流す際や洗顔には「ピュアストレート」モードを使っており、ストレートよりも出てくる水が細くて密度が高いので、肌や髪への負担が少ないように感じる。リファのシャワーヘッドは、「ウルトラファインバブル」で毛穴の奥まで入り込んで汚れを取り除き、「マイクロバブル」で毛穴に詰まった大きな汚れを浮かせて取り除くそうだ。
お風呂を出る前に使っているのが「ミスト」モードで、これはまるでスパのように霧状の水が出てきて気持ちいい。こんなに優しい水流で汚れが落ちると思えないほどだが、おそらくウルトラファインバブルとマイクロバブルがいい働きをしてくれているだろう。
筆者の家庭での使用頻度は低いが、「ストレート」モードを使えば、浴槽のお湯をなめらかなシルキーバスに変身することもできる。2つの泡が肌を柔らかく包み込むことで温め効果があるそうだが、体感としてそこまで「温かい!」と感じるほどではない。とはいえ、湯あたりが優しくなるので、バスタイムをゆったり過ごしたい日にいい。
また、筆者がリファ ファインバブル ピュアでいいなと感じたのは、塩素除去用のカートリッジの装着の有無を選べる点だ。別売のカートリッジの価格は2500円とやや高く、約3か月で交換が必要。他社のシャワーヘッドのなかにはカートリッジの使用が必須なものもあるので、選択制はありがたい。
約1か月使い続けた筆者は頭皮の汚れがすっきり落ちていると実感している。家族は洗顔後の肌のつっぱりがなくなったと言っていた。目に見えるわかりやすい効果を得るにはさらに長期間の使用が必要となるが、短期間での使用でも十分満足している。美容効果と節水効果の両方を兼ね備えたリファ ファインバブル ピュアを、シャワーヘッド選びの候補にぜひ加えてみてほしい。(フリーライター・今西絢美)
節水だけに特化したシャワーヘッドは安価で手に入るが、リファ ファインバブル ピュアは3万円という高価な代物。しかし、節水効果だけでなく美容にもいいとなれば一石二鳥ではないかと思い、思い切って購入してみた。家族でひと月使ってわかったリファ ファインバブル ピュアの魅力を紹介しよう。
シャワーヘッドを取り替えるだけでOK
リファ ファインバブル ピュアは、2022年6月16日発売の同社シャワーヘッドの最新モデル。同時期にシリーズ累計出荷台数が100万台を突破しており、シャワーヘッド市場でも人気のメーカーとなっている。持ち手部分は太く、本体の重さは約250gあるが、握力の弱い筆者でも難なく片手で扱えた。風呂場のシャワーフックに引っ掛かるか不安だったが、問題なく引っ掛けられたので安心した。
4種類の水流をシーン別に使い分け可能
リファ ファインバブル ピュアは、ピュアストレート/ミスト/ジェット/ストレートの4つの水流が選べる。水流の切り替えはシャワーヘッド内側のつまみをスライドさせる仕様で、シャワーの使用中もスムーズに動かしやすい。シャワーヘッド部分には0.3mmの穴が210個密集しており、水がAラインに広がって出てくる。これまで使っていたシャワーヘッドとは穴の数がまったく違い、水の肌への当たり方が大きく異なるのに驚いた。
せっかく4つも水流を選べるので使わない手はない。筆者のおすすめは、シャンプーで「ジェット」モードを使うことだ。もっとも水圧が強いモードで、頭皮の汚れを落とすのにいい。
トリートメントを流す際や洗顔には「ピュアストレート」モードを使っており、ストレートよりも出てくる水が細くて密度が高いので、肌や髪への負担が少ないように感じる。リファのシャワーヘッドは、「ウルトラファインバブル」で毛穴の奥まで入り込んで汚れを取り除き、「マイクロバブル」で毛穴に詰まった大きな汚れを浮かせて取り除くそうだ。
お風呂を出る前に使っているのが「ミスト」モードで、これはまるでスパのように霧状の水が出てきて気持ちいい。こんなに優しい水流で汚れが落ちると思えないほどだが、おそらくウルトラファインバブルとマイクロバブルがいい働きをしてくれているだろう。
筆者の家庭での使用頻度は低いが、「ストレート」モードを使えば、浴槽のお湯をなめらかなシルキーバスに変身することもできる。2つの泡が肌を柔らかく包み込むことで温め効果があるそうだが、体感としてそこまで「温かい!」と感じるほどではない。とはいえ、湯あたりが優しくなるので、バスタイムをゆったり過ごしたい日にいい。
水の使用量を最大約53%カットできる
肝心の節水効率だが、水の使用量は最大約53%カットできるとされており、4人家族なら水道料金は763円/月、ガス料金は1233円/月の節約ができるそうだ。筆者の自宅での使用量はまだわからないので実際のところ本当に節約できているのかは不明だが、ついシャワーが気持ちよくて、これまでよりもシャワータイムが長くなっている気がするのも事実だ。とはいえ、水道料金がさほど変わらないとしても、リラックスできる度合いが桁違いなので家族全員が満足している。また、筆者がリファ ファインバブル ピュアでいいなと感じたのは、塩素除去用のカートリッジの装着の有無を選べる点だ。別売のカートリッジの価格は2500円とやや高く、約3か月で交換が必要。他社のシャワーヘッドのなかにはカートリッジの使用が必須なものもあるので、選択制はありがたい。
約1か月使い続けた筆者は頭皮の汚れがすっきり落ちていると実感している。家族は洗顔後の肌のつっぱりがなくなったと言っていた。目に見えるわかりやすい効果を得るにはさらに長期間の使用が必要となるが、短期間での使用でも十分満足している。美容効果と節水効果の両方を兼ね備えたリファ ファインバブル ピュアを、シャワーヘッド選びの候補にぜひ加えてみてほしい。(フリーライター・今西絢美)