スタイルニックは、期待と不安が入り混じる新年度に、睡眠への不安を抱える人に向けて、快眠を支援するスマートホームデバイスを提案している。

快眠に見落とされがちな部屋の「温度と湿度」

　日本睡眠化学研究所によれば、寝床内気象の理想的な条件は「温度33度±1度」「湿度50％±5％」が最適であるという。
 
　スタイルニックでは、スマートホームデバイス「Aqara」から、温度・湿度だけでなく、気圧もリアルタイムで監視できる「温湿度センサー」を販売している。使用にあたって配線は不要で、電池交換なしで2年間駆動し、快眠支援はもちろん体温調整が未発達な乳児の部屋づくりにも役立つ。
 
　近年は住宅の高気密化などによって、建材などから発生する化学物質などに起因する室内空気汚染や、室内空気汚染による健康への影響が「シックハウス症候群」として問題視されている。

　そこで「Aqara」では、「シックハウス症候群」の原因とされるTVOC（総揮発性有機化合物）の数値が、あらかじめ設定した数値範囲から外れると自動的にスマートフォンへアラートを通知する「TVOC空気質モニター」も用意している。