シャープは、ファン式冷凍庫の新製品「FJ-HM7K」を「グルメクール」と称して4月6日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は7万7000円。
機能面では、冷凍・微凍・冷蔵の3モードに対応。マイナス21℃からプラス6℃までの間で9段階の細かな温度切り替えができ、収納する食材・飲料に合わせて温度設定が可能。冷蔵モード時には、「プラズマクラスター」が自動で放出され、きれいな冷気が庫内を循環することで浮遊菌・付着菌を除菌する。同社では、「おいしさをいつも身近に」をコンセプトに、さまざまな場所に設置できるインテリア性と豊かな食体験を実現する細かな温度設定などによって「日常をアップグレードするセカンド冷凍庫」として提案していく。
3月8日に開催した記者会見では、永田康人・Smart Appliances & Solutions事業本部キッチン事業部副本部長兼国内冷蔵商品企画部長が「コロナ禍によって市場が拡大したものの、落ち着いた感が出始めつつある。そのため、新規カテゴリによって新たな需要を開拓し、冷凍庫市場の継続拡大に寄与していく」と話した。同社では、新製品の月産台数として2000台を見込んでいる。
日常をアップグレードするセカンド冷凍庫
グルメクールは、定格内容積を72Lと100L以下に、サイズを幅495×奥行598×高さ770mmと家具とのバランスを考慮した高さにすることで、購入するかどうか迷っている「気になるけど踏み出せない層」を開拓する。また、高品位なメタルドアデザインと部屋のレイアウトに応じてドアの開閉方向を変更できる「つけかえどっちもドア」を採用、リビングやダイニング、寝室など、ユーザーの生活スタイルに合わせて設置場所を選びやすくし、「現時点で必要性を感じていない層」の獲得も目指す。機能面では、冷凍・微凍・冷蔵の3モードに対応。マイナス21℃からプラス6℃までの間で9段階の細かな温度切り替えができ、収納する食材・飲料に合わせて温度設定が可能。冷蔵モード時には、「プラズマクラスター」が自動で放出され、きれいな冷気が庫内を循環することで浮遊菌・付着菌を除菌する。同社では、「おいしさをいつも身近に」をコンセプトに、さまざまな場所に設置できるインテリア性と豊かな食体験を実現する細かな温度設定などによって「日常をアップグレードするセカンド冷凍庫」として提案していく。
冷凍庫市場の継続拡大へ
最近では、冷凍食品需要の拡大や食品のまとめ買いが増加する中、食品を大量に保存するための「セカンド冷凍庫」がトレンドとして注目されるなど、関心が高まっている。JEMA(日本電機工業会)によれば、「アップライトフリーザー」と呼ばれる冷凍庫の出荷実績は2019年度の18万1771台から20年度に33万6993台とコロナ禍に急増。以降、右肩上がりを続けているという。3月8日に開催した記者会見では、永田康人・Smart Appliances & Solutions事業本部キッチン事業部副本部長兼国内冷蔵商品企画部長が「コロナ禍によって市場が拡大したものの、落ち着いた感が出始めつつある。そのため、新規カテゴリによって新たな需要を開拓し、冷凍庫市場の継続拡大に寄与していく」と話した。同社では、新製品の月産台数として2000台を見込んでいる。