今注目を集めている、クラウドストレージ「pCloud」をご存じだろうか。pCloudは買い切り型のストレージであり、一度購入すれば一生使えるためランニングコストがかからない点が大きな魅力だ。そこで、今回はpCloudの実際の使用感をレビューとしてお届けする。
pCloudを提供するpCloud AG.はスイスに本社を構えるIT企業であり、2013年にpCloudの提供を開始して以降大きく成長を続けている。現在のユーザー数は1600万人を超えており、今注目を集めるサービスだ。では、まずpCloudの主な特徴についてみていこう。
月額制の場合、利用頻度が低く容量も多くは必要としない個人利用などでは料金が負担になりやすい。一方で買い切り型は1度購入すれば、その後費用がかかることはない。個人利用であれば、よほどでなければ追加の購入なども不要であり、長く使えば使うほどお得になるため、月額制と比べコストパフォーマンスが優れている。
しかし、pCloudは、プラットフォームやサポートサービスが日本語に対応している。そのため日本製のサービスのように使えて、疑問があれば日本語で質問できるため、英語が苦手な人でも問題なく利用できるだろう。
つまり、サーバー上には暗号化されたデータのみが保管されることから、高い安全性が確保されているのだ。加えて、オプションとして重要なファイルの暗号化とパスワード保護も行えるため、安心してストレージを使えて助かるだろう。
また、2TB以上であれば最大家族4人と容量を共有できることも注目すべき点だ。家族それぞれがアカウントを非公開にできるためプライバシーも守られており、安心してお得にストレージの使用が可能だ。
Webブラウザとアプリは日本語に対応していることに加え、全体として操作画面がシンプルで分かりやすいため、使いにくさは全く感じられなかった。
また、初めて利用する場合、マイページとアプリでは画像のようなスタートガイドが表示されている。そのため、クラウドストレージ自体が初めての場合でも操作に迷いにくく安心できるだろう。
むしろ、画像の表示に関しては普段よりも早く感じた。もちろん、画像の再生に使われるツールやパソコンのスペックなどによっても違いはあるだろう。しかし、特段インターネット回線のスピードが速いわけでもない筆者の環境で普段使っている時より表示の速度が速いのは、個人的に大きなメリットに感じられた。
クラウドストレージは、これまで残りの容量や月額費用に悩まされてきた部分も多いが、このサービスであれば気軽に試せる。画像やレビューだけでは伝わり切らない魅力は、ぜひ実際に体験して感じてほしい。
pCloudは一生使えて安全性も高い
pCloudを提供するpCloud AG.はスイスに本社を構えるIT企業であり、2013年にpCloudの提供を開始して以降大きく成長を続けている。現在のユーザー数は1600万人を超えており、今注目を集めるサービスだ。では、まずpCloudの主な特徴についてみていこう。
1度買えば一生使えるためコスパは抜群
まず、pCloud最大の特徴は何といっても「買い切り型」である点だ。pCloudは1度ストレージを購入すると、その後は一切費用がかからず一生使える。現在、日本で主流となっているクラウドストレージサービスは基本的に月額制であることを考えると、これは大きなメリットだ。月額制の場合、利用頻度が低く容量も多くは必要としない個人利用などでは料金が負担になりやすい。一方で買い切り型は1度購入すれば、その後費用がかかることはない。個人利用であれば、よほどでなければ追加の購入なども不要であり、長く使えば使うほどお得になるため、月額制と比べコストパフォーマンスが優れている。
プラットフォームとサポートが日本語対応
また、pCloudは海外製ながら、日本語対応になっているのもポイントが高い。買い切り型クラウドストレージは、海外製であればいくつか存在しているが、基本的には日本展開や日本語対応をしていない。しかし、pCloudは、プラットフォームやサポートサービスが日本語に対応している。そのため日本製のサービスのように使えて、疑問があれば日本語で質問できるため、英語が苦手な人でも問題なく利用できるだろう。
独自の技術で高い安全性を確保
クラウドストレージはセキュリティも重要なポイントであるが、pCloudはこれにも力を入れている。顧客の端末からサーバーへのデータ転送には、TLS/SSL暗号化技術を使用。また、独自の技術により、情報はユーザーのパソコン上で暗号化した上でサーバーに転送される。つまり、サーバー上には暗号化されたデータのみが保管されることから、高い安全性が確保されているのだ。加えて、オプションとして重要なファイルの暗号化とパスワード保護も行えるため、安心してストレージを使えて助かるだろう。
pCloudの料金プラン
pCloudには「500GB・2TB・10TB」と三つのプランがあり、それぞれ明瞭な料金設定がされている。画像のように米ドルがベースとなっているが、日本の公式パートナー企業を通せば日本円でも決済できる。また、2TB以上であれば最大家族4人と容量を共有できることも注目すべき点だ。家族それぞれがアカウントを非公開にできるためプライバシーも守られており、安心してお得にストレージの使用が可能だ。
pCloudは手軽に使えて利便性もいい!
ではいよいよ、実際のpCloudの使用感について紹介していこう。サイトとアプリで日本語が使えて便利
まず、フォーマットを確認してみると、Webブラウザからログインできるマイページとスマホアプリが日本語に対応していた。また、パソコンで利用する場合、pCloudドライバーのインストールが必要であり、これだけは日本語対応になっていないが、将来的には日本語対応を行う予定とのこと。Webブラウザとアプリは日本語に対応していることに加え、全体として操作画面がシンプルで分かりやすいため、使いにくさは全く感じられなかった。
また、初めて利用する場合、マイページとアプリでは画像のようなスタートガイドが表示されている。そのため、クラウドストレージ自体が初めての場合でも操作に迷いにくく安心できるだろう。
画像の閲覧や動画の再生もサクサクできる
次に、実際にファイルの保存や画像・動画の再生について確認してみたが、こちらも非常にスムーズに行うことができた。パソコン内で同様の操作を行う場合と比べても、スピードは全く変わらずストレスも感じない。むしろ、画像の表示に関しては普段よりも早く感じた。もちろん、画像の再生に使われるツールやパソコンのスペックなどによっても違いはあるだろう。しかし、特段インターネット回線のスピードが速いわけでもない筆者の環境で普段使っている時より表示の速度が速いのは、個人的に大きなメリットに感じられた。
pCloudで容量やコストの悩みから解放されよう
実際に利用した感想としては、総じて非常に使いやすい、といった印象がもっとも強い。操作画面は日本語に対応しており、シンプルで操作もしやすかった。ファイル操作も普段と同じかそれ以上にスムーズであるため、ストレスもない。クラウドストレージは、これまで残りの容量や月額費用に悩まされてきた部分も多いが、このサービスであれば気軽に試せる。画像やレビューだけでは伝わり切らない魅力は、ぜひ実際に体験して感じてほしい。