FCCL、「2023年春モデル」は新生活の学生向けに「UHシリーズ」と「CHシリーズ」“推し”
富士通クライアントコンピューティング(FCCL)は1月24日、Polygon表参道(東京・渋谷区)でFMV「2023年春モデル」の新製品発表会を開催した。TikTokクリエイターの修一朗さんをゲストに招き、クラスで世界最軽量約689gを実現した14型モバイルノートPC「UHシリーズ」と、1kgを切る約998gの「CHシリーズ」の2シリーズに絞って、新生活の社会人や学生向けにアピールした。
狙いについてFCCLの大隈健史代表取締役社長は「PCデビュー世代に向けたライフスタイルを提案していきたい。PCはツールから、オンラインとリアルのハイブリッドな暮らしに便利なパートナーに進化している」と、若いPCデビュー世代に向けてPCの価値が変わっていることを訴求する必要性について語った。
高性能で多機能なノートPCの追求はもちろんだが、UH90/H1で採用した新色「フロストグレー」に象徴されるように、若い世代のトレンドを意識した主張しすぎないノイズレスなカラーや、すっきりしたデザインが生み出す世界観の提案が重要だとする。
2020年5月から約2年でTikTokメインフォロワーを180万人にし、大学生の日常を「Vlog」で紹介したりして多方面で活躍する修一朗さんは、スマホでのフリック入力に慣れており、テレビを持っておらず、TikTokやYouTubeのデータ分析をする「PCデビュー派」かつ「データ派」でもある。夢は映画監督になることで、TikTokやYouTubeの脚本づくりや編集などで勉強しているという。
そんな修一朗さんが「FMVのパソコンは、ありなのか」という挑戦的なタイトルのプレゼンを実施。FMVを使った感想を述べた。
キーボードは、その打ちやすさに驚き、「もっと打ちたい」と感じさせるほどだったという。FCCLのキーボードマイスターが首を縦に振らないと認められないキーボードの高い品質を実感したようだ。
必要なポートが搭載されている点についても、「いろいろなアダプタを持たずに、かばんなしで持ち歩ける」と評価。どこにでも気軽に持ち運べる軽さにより、TikTokやYouTubeのデータ分析をする時間が増えたと実感していた。最終的に「FMVのパソコンは、アリよりのアリ!」としてまとめた修一朗さんだった。
軽量・高性能モデル「UH90/H1」は、ピクトブラックとシルバーホワイト、新色フロストグレーによるモノトーン調の3色で展開。若い世代のジェンダーレスやエイジレス、魅せ色、自然に溶け込む洗練さなどを意識したという。「フロスト」には霜や氷結の意味があり、微細なパールによるきらめきを、霜が降りて朝日で輝く様子に見立てた。
UH90/H1の主なスペックは、約848g~858gの軽量ボディに12コアの最新第13世代CPU インテル Core i7-1360Pと、LPDDR5-6400メモリ16GBを搭載。CPU性能を最大限発揮できるよう、コンパクトボディにファン2台を搭載し、FCCL独自の制御により最大TDP(熱設計電力)28Wでの動作と静音性を実現した。また、Thunderbolt 4対応のType-C USB×2の搭載や、約29.5時間駆動によるバッテリ性能も十分だ。発売日は2月22日で、実勢価格は24万円弱の予定。
UH-X/H1のカラーは、ピクトブラックの一色のみの展開。第13世代CPU インテル Core i7-1355Uと、LPDDR5-6400メモリ16GBを搭載するなど、基本性能を強化。ビジネス利用にも最適な一台だ。発売日は3月中旬で、実勢価格は24万円弱の予定。
13.3型ノートの平均重量は1.2kgといわれるが、CHシリーズは1kgを切る998gを実現。「大学生たちに真摯に向き合って企画した」と製品企画部門の松本景子氏が語るように、起床から夜寝るまでの学生のライフスタイルを徹底的に調査したという。例えば、大学に持っていくかばんの重さは3.6kgもあることがわかった。そのためCHシリーズでも軽さを追求。「200gの差は大きな違い」と松本氏は実感する。
AIメイクアップアプリ「Umore」も、起床してからオンライン授業までメイクする時間がないときに、ナチュラルな感じにメイクアップしてくれる。ビジネスパーソンに対しても、午前中のmtgに参加するだけにメイクをしたくないというニーズに響く機能だ。ちなみに、ひげを消してくれたり、滑らかな肌に仕上げるなど、Umoreは男性の身だしなみを整えてくれる機能でもある。
モバイルノートPCとして、自動車の振動試験をクリアしたり、キャンパスでウェブ会議する際に周囲の騒音を消してくれるAIノイズキャンセルを搭載したり、マスクを着けたまま認証できる指紋認証つき電源ボタンを搭載したり、不可欠な機能も抜かりない。家に帰ってから自宅でくつろいでネットで映画を大画面で見るなど、「自分らしく、なりたい自分になる」をコンセプトにしたCHシリーズが学生の一日をサポートする。
また、学生限定のキャンペーンも実施。対象の最新FMVモバイルパソコンを購入し、キャンペーンに応募した学生の中から抽選で4000人に、「Manhattan Portage」と「FMV」のコラボバッグをプレゼントする。対象商品の購入期間は1月27日~3月31日まで。申込の詳細は1月27日に公開される専用サイトで確認してほしい。
「PCは暮らしに便利なパートナーに」
1月24日に2023年春モデルとしてリリースしたのは「UHシリーズ」と「MHシリーズ」、「NHシリーズ」、「AHシリーズ」の4シリーズ8機種と、富士通WEB MARTのカスタムモデル6機種の全14機種と幅広いラインアップに及ぶ。しかし、会見では「UHシリーズ」と、2年前に投入して今回マイナーチェンジした「CHシリーズ」に焦点を絞って発表した。狙いについてFCCLの大隈健史代表取締役社長は「PCデビュー世代に向けたライフスタイルを提案していきたい。PCはツールから、オンラインとリアルのハイブリッドな暮らしに便利なパートナーに進化している」と、若いPCデビュー世代に向けてPCの価値が変わっていることを訴求する必要性について語った。
高性能で多機能なノートPCの追求はもちろんだが、UH90/H1で採用した新色「フロストグレー」に象徴されるように、若い世代のトレンドを意識した主張しすぎないノイズレスなカラーや、すっきりしたデザインが生み出す世界観の提案が重要だとする。
2020年5月から約2年でTikTokメインフォロワーを180万人にし、大学生の日常を「Vlog」で紹介したりして多方面で活躍する修一朗さんは、スマホでのフリック入力に慣れており、テレビを持っておらず、TikTokやYouTubeのデータ分析をする「PCデビュー派」かつ「データ派」でもある。夢は映画監督になることで、TikTokやYouTubeの脚本づくりや編集などで勉強しているという。
そんな修一朗さんが「FMVのパソコンは、ありなのか」という挑戦的なタイトルのプレゼンを実施。FMVを使った感想を述べた。
キーボードは、その打ちやすさに驚き、「もっと打ちたい」と感じさせるほどだったという。FCCLのキーボードマイスターが首を縦に振らないと認められないキーボードの高い品質を実感したようだ。
必要なポートが搭載されている点についても、「いろいろなアダプタを持たずに、かばんなしで持ち歩ける」と評価。どこにでも気軽に持ち運べる軽さにより、TikTokやYouTubeのデータ分析をする時間が増えたと実感していた。最終的に「FMVのパソコンは、アリよりのアリ!」としてまとめた修一朗さんだった。
軽量・高性能モデル「UH90/H1」は、ピクトブラックとシルバーホワイト、新色フロストグレーによるモノトーン調の3色で展開。若い世代のジェンダーレスやエイジレス、魅せ色、自然に溶け込む洗練さなどを意識したという。「フロスト」には霜や氷結の意味があり、微細なパールによるきらめきを、霜が降りて朝日で輝く様子に見立てた。
UH90/H1の主なスペックは、約848g~858gの軽量ボディに12コアの最新第13世代CPU インテル Core i7-1360Pと、LPDDR5-6400メモリ16GBを搭載。CPU性能を最大限発揮できるよう、コンパクトボディにファン2台を搭載し、FCCL独自の制御により最大TDP(熱設計電力)28Wでの動作と静音性を実現した。また、Thunderbolt 4対応のType-C USB×2の搭載や、約29.5時間駆動によるバッテリ性能も十分だ。発売日は2月22日で、実勢価格は24万円弱の予定。
14型ワイドでも「世界最軽量」は譲れない
14型ワイドで世界最軽量のフラッグシップモデル「UH-X/H1」は、部品一つ一つにこだわり「約689g」の軽さを実現。22年夏モデルの13.3型(16:9)は約634gだったので、そこから55gプラスされたが、今回は14型(16:10)に表示面積を17%アップさせたのに対し、重量を9%アップに抑え込んだ形だ。画面の縦方向が長い16:10は、web閲覧やエクセルの表示行数が増えるなど、作業がこれまで以上に捗る。UH-X/H1のカラーは、ピクトブラックの一色のみの展開。第13世代CPU インテル Core i7-1355Uと、LPDDR5-6400メモリ16GBを搭載するなど、基本性能を強化。ビジネス利用にも最適な一台だ。発売日は3月中旬で、実勢価格は24万円弱の予定。
学生のライフスタイルを徹底調査して生まれた「CHシリーズ」
一方、13.3型ワイドのホームモバイルPC「CHシリーズ」は、人気イラストレーター「ニシイズミユカ」さんのファッショナブルなイラストとコラボして訴求する。カラーは、シルバーホワイトとクラウドブルー、モカブラウンの3色。UHシリーズと同じく主張しすぎず、暮らしに美しい彩りを添えるオシャレなデザインを重視した。13.3型ノートの平均重量は1.2kgといわれるが、CHシリーズは1kgを切る998gを実現。「大学生たちに真摯に向き合って企画した」と製品企画部門の松本景子氏が語るように、起床から夜寝るまでの学生のライフスタイルを徹底的に調査したという。例えば、大学に持っていくかばんの重さは3.6kgもあることがわかった。そのためCHシリーズでも軽さを追求。「200gの差は大きな違い」と松本氏は実感する。
AIメイクアップアプリ「Umore」も、起床してからオンライン授業までメイクする時間がないときに、ナチュラルな感じにメイクアップしてくれる。ビジネスパーソンに対しても、午前中のmtgに参加するだけにメイクをしたくないというニーズに響く機能だ。ちなみに、ひげを消してくれたり、滑らかな肌に仕上げるなど、Umoreは男性の身だしなみを整えてくれる機能でもある。
モバイルノートPCとして、自動車の振動試験をクリアしたり、キャンパスでウェブ会議する際に周囲の騒音を消してくれるAIノイズキャンセルを搭載したり、マスクを着けたまま認証できる指紋認証つき電源ボタンを搭載したり、不可欠な機能も抜かりない。家に帰ってから自宅でくつろいでネットで映画を大画面で見るなど、「自分らしく、なりたい自分になる」をコンセプトにしたCHシリーズが学生の一日をサポートする。
1月27日から「キャッシュバック」キャンペーン実施
FCCLでは、1月27日から対象のFMVパソコン購入者向けに「FMVキャッシュバック大感謝祭」を実施する。対象商品を購入し、キャンペーンを申し込んだ全員に、FMVパソコン 8000円/台・電子ペーパーQUADERNO 2000円/台をキャッシュバックする。購入期間は1月27日~5月14日まで。申込期間は1月27日~6月15日まで。1月27日に公開される専用サイトでチェックしよう。また、学生限定のキャンペーンも実施。対象の最新FMVモバイルパソコンを購入し、キャンペーンに応募した学生の中から抽選で4000人に、「Manhattan Portage」と「FMV」のコラボバッグをプレゼントする。対象商品の購入期間は1月27日~3月31日まで。申込の詳細は1月27日に公開される専用サイトで確認してほしい。