年末に間に合わなくても大丈夫、2023年の窓掃除は「HOBOT R3」で自動化しちゃおう
【木村ヒデノリのTech Magic #149】 ここ数年、こいつのおかげで窓拭きに悩まされたことがない。今年もこの季節に新モデルが登場してくれた。HOBOTは筆者が愛用している窓拭きロボットだ。窓だけでキッチンやお風呂の壁まで綺麗にしてくれるHOBOTは年末の大掃除で欠かせないパートナーとなっている。新モデル「HOBOT R3(以下、R3)」で何が変わったのか、どう使うと便利なのかなどを紹介したい。
HOBOTの便利なところはなんと言っても窓に貼り付けてスタートを押すだけで作業が完結するところ。スプレーで専用洗剤を吹き付けながら掃除する形式だが、これなら汚れも良く落ちて拭き後も残らない。自分で水拭きしてから乾拭きする手間を考えれば相当楽だ。
第2世代は正方形で、左右にスプレーがあったため広い面積も早めに終われた。これはたしかにメリットだ。しかし、汚れの落ち具合は第1世代のタイプのほうが良い印象。この良いところが合体したのが第3世代のR3だ。
回転しながら清掃する方式は横にスライドするよりも効率よく汚れを落とす。以前は片側にしかスプレーがついていなかったので風の強い日など、屋外で使うときはもう少し湿って欲しいな、という印象だったが、R3は両側に付いている。スプレーするプログラム自体も変わったのか、ちょうど良い湿り具合でどんどん汚れを落としてくれた。
年末の大掃除、窓拭きのために外に長時間出て水作業をするのはちょっと苦痛。そんなとき、HOBOTなら外側にくっつけてスタートボタンを押すだけで終了までは別の作業がしていられる。背の高い窓でも脚立不要なので一度使うと便利さに誰しもハマってしまうだろう。
これだけ便利なHOBOTだが、年末年始だけでなく習慣として使う方が理にかなっている。驚くほど自動で綺麗にしてくれるHOBOTだが、流石に落ちない汚れもある。
特に汚れてから時間が経過した汚れは頑固になってしまう傾向にあるので、こまめに落としておくと自動化の恩恵がさらに得られるだろう。
窓に設置する手間はあるものの、それ以外は放っておけるHOBOT。毎日の掃除に取り入れれば常に窓が綺麗な状態を保ち続けられる。万が一取れづらい汚れがついても数日続けて運転することで綺麗にできるだろう。
自分の教訓としても言えることだが、数か月に1度の窓拭きでは綺麗にならない部分が多くなってくる。これを防ぐためには毎日の掃除ルーティーンの中にHOBOTを入れるのが重要だ。
R3なら本体もコンパクトなので窓の近くに収納場所を作るなど工夫がしやすい。これも第2世代にはなかったメリットだ。さらにクリーニングクロスは14枚ついてくるので、毎日1セットずつ使っても1週間使い続けられる。
こうした特徴をうまく利用して2023年は窓拭きも習慣化すると綺麗を保ちやすくて良いだろう。いつの間にか汚れている窓は無意識下のストレスにもなるので影響は大きい。
屋外では電源が取りづらい場所もあるかもしれない。HOBOTの電源ケーブルは長いので室内から引き回しても困ることは少ないが、ポータブル電源を使うと便利さが格段に上がる。
壁のコンセントは意外と埋まっていたりしないだろうか。そんな理由から実際筆者は室内でもポータブル電源を多用している。使っているのは500Whクラスのもので、小ぶりだが数時間は使える。最近は防災用途でポータブル電源を買う家庭も増えているが、ずっと使っていないといざという時使えるか心配だ。窓拭きに使うようにすれば防災時に安心という副次効果もある。
HOBOTが凄いのは電源が供給されなくなってもすぐに落下したりしないところ。もちろん2階以上では安全ロープが必須だが、音声で警告してくれるのでポータブル電源でも安心して使うことができた。
壁もクロスの素材によるが掃除ができる。壁を拭くことは意外とないので、かなり綺麗になって気持ちが良い。
またキッチン周りでも活躍する。筆者はキッチン本体や冷蔵庫など、できそうなところはどこでも使っている。こうした窓以外の使い方をするときもR3はコンパクトで使い勝手がよかった。
誕生日、クリスマス、還暦祝い、日頃の感謝などで両親にプレゼントするにはもってこいなのがHOBOTだ。窓掃除ロボットは自分で購入するとなると少しハードルが高いのでプレゼントされるとうれしい。
価格も4万5800円と床掃除ロボットに比べると手頃。年1回の登場では少々高く感じるが、日々の掃除に組み込むのであれば納得できる価格だ。賃貸マンションで窓を綺麗にするニーズはなかなかないと思うが、戸建であれば窓拭きは重労働。
年末だけでなくどのタイミングでプレゼントされてもうれしいと思うので、イベントの際には候補に入れても良いのではないだろうか。筆者は集合住宅で窓がそこまで多くないが非常に便利に使えている。(ROSETTA・木村ヒデノリ)
■Profile
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Tech Director、スマートホームブランドbentoを展開。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
記事と連動した動画でより詳しい内容、動画でしかお伝えできない部分を紹介しています。(動画配信時期は記事掲載と前後する可能性があります)
水拭きと乾拭きまで一貫してできて便利
HOBOTの便利なところはなんと言っても窓に貼り付けてスタートを押すだけで作業が完結するところ。スプレーで専用洗剤を吹き付けながら掃除する形式だが、これなら汚れも良く落ちて拭き後も残らない。自分で水拭きしてから乾拭きする手間を考えれば相当楽だ。
第2世代は正方形で、左右にスプレーがあったため広い面積も早めに終われた。これはたしかにメリットだ。しかし、汚れの落ち具合は第1世代のタイプのほうが良い印象。この良いところが合体したのが第3世代のR3だ。
回転しながら清掃する方式は横にスライドするよりも効率よく汚れを落とす。以前は片側にしかスプレーがついていなかったので風の強い日など、屋外で使うときはもう少し湿って欲しいな、という印象だったが、R3は両側に付いている。スプレーするプログラム自体も変わったのか、ちょうど良い湿り具合でどんどん汚れを落としてくれた。
年末の大掃除、窓拭きのために外に長時間出て水作業をするのはちょっと苦痛。そんなとき、HOBOTなら外側にくっつけてスタートボタンを押すだけで終了までは別の作業がしていられる。背の高い窓でも脚立不要なので一度使うと便利さに誰しもハマってしまうだろう。
HOBOTなら窓拭きを習慣化できる
これだけ便利なHOBOTだが、年末年始だけでなく習慣として使う方が理にかなっている。驚くほど自動で綺麗にしてくれるHOBOTだが、流石に落ちない汚れもある。
特に汚れてから時間が経過した汚れは頑固になってしまう傾向にあるので、こまめに落としておくと自動化の恩恵がさらに得られるだろう。
窓に設置する手間はあるものの、それ以外は放っておけるHOBOT。毎日の掃除に取り入れれば常に窓が綺麗な状態を保ち続けられる。万が一取れづらい汚れがついても数日続けて運転することで綺麗にできるだろう。
自分の教訓としても言えることだが、数か月に1度の窓拭きでは綺麗にならない部分が多くなってくる。これを防ぐためには毎日の掃除ルーティーンの中にHOBOTを入れるのが重要だ。
R3なら本体もコンパクトなので窓の近くに収納場所を作るなど工夫がしやすい。これも第2世代にはなかったメリットだ。さらにクリーニングクロスは14枚ついてくるので、毎日1セットずつ使っても1週間使い続けられる。
こうした特徴をうまく利用して2023年は窓拭きも習慣化すると綺麗を保ちやすくて良いだろう。いつの間にか汚れている窓は無意識下のストレスにもなるので影響は大きい。
ポータブル電源との相性も抜群
屋外では電源が取りづらい場所もあるかもしれない。HOBOTの電源ケーブルは長いので室内から引き回しても困ることは少ないが、ポータブル電源を使うと便利さが格段に上がる。
壁のコンセントは意外と埋まっていたりしないだろうか。そんな理由から実際筆者は室内でもポータブル電源を多用している。使っているのは500Whクラスのもので、小ぶりだが数時間は使える。最近は防災用途でポータブル電源を買う家庭も増えているが、ずっと使っていないといざという時使えるか心配だ。窓拭きに使うようにすれば防災時に安心という副次効果もある。
HOBOTが凄いのは電源が供給されなくなってもすぐに落下したりしないところ。もちろん2階以上では安全ロープが必須だが、音声で警告してくれるのでポータブル電源でも安心して使うことができた。
窓以外で使うのが実は便利
壁もクロスの素材によるが掃除ができる。壁を拭くことは意外とないので、かなり綺麗になって気持ちが良い。
またキッチン周りでも活躍する。筆者はキッチン本体や冷蔵庫など、できそうなところはどこでも使っている。こうした窓以外の使い方をするときもR3はコンパクトで使い勝手がよかった。
両親へのプレゼントにちょうど良い
誕生日、クリスマス、還暦祝い、日頃の感謝などで両親にプレゼントするにはもってこいなのがHOBOTだ。窓掃除ロボットは自分で購入するとなると少しハードルが高いのでプレゼントされるとうれしい。
価格も4万5800円と床掃除ロボットに比べると手頃。年1回の登場では少々高く感じるが、日々の掃除に組み込むのであれば納得できる価格だ。賃貸マンションで窓を綺麗にするニーズはなかなかないと思うが、戸建であれば窓拭きは重労働。
年末だけでなくどのタイミングでプレゼントされてもうれしいと思うので、イベントの際には候補に入れても良いのではないだろうか。筆者は集合住宅で窓がそこまで多くないが非常に便利に使えている。(ROSETTA・木村ヒデノリ)
■Profile
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Tech Director、スマートホームブランドbentoを展開。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
記事と連動した動画でより詳しい内容、動画でしかお伝えできない部分を紹介しています。(動画配信時期は記事掲載と前後する可能性があります)