購入時は基本的な二つの炊飯コースだけ。キッチンポケットアプリと連携してコースを自分仕様にアップデートできるのが、パナソニックの「マイスペックライス＆クッカー SR-UNX101」。炊飯だけでなく調理にも対応したハイブリッド製品だ。

アプリ連携で自分仕様の炊飯コース設定

　調理家電は多機能になっている。しかし、いつも使っているのは特定の機能だけという人も多いのではないだろうか。シンプルでよい。でも、便利な機能もあるとさらにうれしいという人にピッタリの製品が、SR-UNX101だ。

　ライス＆クッカーという名称からも分かるように、SR-UNX101は炊飯も調理もできるIHジャー炊飯器。パナソニック独自の「おどり炊き（大火力IH）」を採用し、ふっくらとしたごはんを炊き上げる。

　購入時、本体に搭載されているコースは「エコ炊飯」と「銀シャリ」の二つ。アプリには25の炊飯メニューがあり、この中からよく使う三つのコースを選んでアプリに登録すると本体搭載のコースに反映される仕組み。炊きあがり時刻の変更や炊き方の補正もアプリででき、自分仕様にカスタマイズできるからマイスペックなのだ。
アプリでは、その年の米の出来栄えに合わせて炊き方をアップデートする機能も搭載。気象条件によって変わる米の味わいに対応し、おいしく炊き上げるという。  

アプリからレシピを選んで送信すると自動で調理

　SR-UNX101は調理専用プログラムを搭載。スープや煮込み料理、ケーキなど多彩なメニューを調理することができる。食材をセットしてアプリからレシピを送信。炊飯ボタンを押すと調理がスタートする。  
　調理レシピは随時追加されるので購入後でもメニューが増えていく。また、DEAN＆DELUCAや食品会社とのコラボレシピもあり、一般的なレシピブックには載っていない料理をつくることもできる。
 

スッキリしたデザインとフラットな操作パネル

　機能と同じく余計な装飾がなく、静電式タッチキー方式で凹凸を少なくしたデザインはシンプルかつスタイリッシュ。どんなキッチンとも調和するデザインだ。
　週末に冷凍用炊飯コースでごはんを炊いて冷凍保存しておき、平日はレシピを選んでおかずを調理するという使い方もできる。キッチンが狭くて調理器具を置けない、料理に時間や手間をかけたくない、いつも同じ料理だと飽きてしまう、などのケースにSR-UNX101はしっかりと応えてくれる製品だ。