SNSで話題沸騰中の「ハッピーターン味焼きそば」を徹底レビュー!
手軽に用意できるカップ焼きそば。多くのメーカーがさまざまな風味の商品を開発して出している中、東洋水産のマルちゃんと亀田製菓がコラボした、ハッピーターン味焼きそばが登場した。ハッピーターンといえば、1976年に発売されロングヒットの亀田製菓の代表的商品である。そんなハッピーターンが焼きそばになったことが、SNSでも話題になっている。
通常のマルちゃん焼きそばはソースにこだわりを持っていて、商品によって粉末と液体を使い分けている。海外でも人気のマルちゃんは、メキシコで「簡単にできる」という意味でも使われているそうだ。
2021年には45周年を記念したイベントも開催している。当時のせんべいの常識を覆す洋菓子風の甘みのある味は、発売当時大きな話題になった。
コラボに積極的なのは、多くの人に幸せを届けたいという思いがあるからだそうだ。マルちゃんとのコラボも、ハッピーターンの思いから実現したのではないだろうか。
そんなマルちゃんとハッピーターンがコラボしたハッピーターン味焼そばをさっそく食べてみた。
なお、なくなり次第終了とアナウンスされているので、気になる場合は早めに手に取ることをおすすめする。価格は筆者が購入した店舗では1個128円だった。
一般的な即席麺とほぼ同じ価格だと感じた。パッケージから一目で、ハッピーターンのコラボ商品だと分かる。店頭でも分かりやすい場所に置かれていた。
パッケージによると1食あたりのエネルギーは490キロカロリー。原材料に含まれているアレルギー食材は以下の通りなので、アレルギーをお持ちの場合は注意しよう。
・小麦
・卵
・乳成分
・大豆
・鶏肉
・豚肉
賞味期限に関しては、一般的な即席麺よりはやや短い印象だった。筆者は2022年8月4日に購入したが、賞味期限は2023年1月9日のものだった。
非常食として即席麺を購入する人もいるかもしれないが、賞味期限を意識して早めに食べた方が良さそうだ。
麺の色は一般的な小麦色で特段目立つ感じではなかった。「あとのせかやく」はオニオン揚げ玉、粉末ソースはチキンやコンソメを使いハッピーターンの味を再現したそうだ。
粉末ソースだけを舐めてみたが、お菓子のハッピーターンを食べた際に手につく粉を薄めたような味だった。粉末ソースは、白っぽい色合いだった。
ハッピーターンそのものもキャラクターであるハッピー王国のターン王子が黄色だが、お菓子自体は白色なのでイメージ通りである。
パッケージにも記載があるが、ハッピーターン自体が入っているわけではない。ハッピーターンの味わいを開発したものだ。
作り方は、一般的な即席麺と変わりはない。
1.フタを剥がして真ん中程度まであけ、小袋を出す
2.内側の線(約560ml)までお湯を注ぐ
3.3分待ち、お湯を捨てる
4.粉末ソースと「あとのせかやく」を入れて混ぜて食べる
電子レンジでは調理できないので注意が必要だ。その他、やけどや移り香りに注意するよう記載があった。
見た目は全体的に白っぽい。ソース焼きそばをイメージしていたが、予想が外れた。色味を足したい場合は、野菜や肉を足してみることもおすすめだ。
ほのかにハッピーターンの匂いがするが、強く癖のある匂いではない。家族にハッピーターン味焼きそばと告げずに食べてもらったが、匂いだけではコラボ商品とは気がつかなかった。
麺はもちもちした食感で、食べ応えがあった。お菓子のハッピーターンのようなバリバリとした食感ではないので、少し不思議に思った。
粉末ソースとよく混ぜて食べると、ハッピーターンらしい甘じょっぱい味を感じた。ハッピーターンの要素は濃いものではなく、ほのかに感じる程度。そのため麺と組み合わせて食べても、違和感を覚えなかった。
筆者は塩焼きそばに似た味に感じた。濃い味の焼きそばが苦手という人にもおすすめできる。
「あとのせかやく」にも味を単調にさせないという工夫が感じられる。ただ子どもが自分でつくった分はお湯切りをしっかりしていなかったので、全体的に薄い味になってしまった。
「あとのせかやく」もふやけてしまったので、お湯切りはいつも以上にしっかりした方が良さそうだ。濃い味の焼きそばや、手についたハッピーターンほど濃い味を期待している人には、想像と異なるかもしれない。
味が薄く感じる場合は、ブラックペッパーやマヨネーズをかけて食べても良さそうだ。また塩焼きそばに似た味わいなので、ハイボールや白ワインのお供にも合うだろう。
1食107gなので、小腹が空いた時にもおすすめである。ぜひ近くのスーパーやコンビニエンスストアでハッピーターン味焼きそばを見つけたら、手に取って不思議な味わいを体感していただきたい。
即席麺は簡単に調理ができて、夜食や在宅ワーク時のお昼にぴったりなものだ。ただ即席麺は味が似ているものが多く、飽きてしまう人もいるだろう。
ハッピーターン味焼きそばは、そんな日常にほどよく刺激を与えてくれる魅力的な商品といえるだろう。パッケージや粉末ソースから感じるハッピーターンの味は、SNSでつぶやくのにちょうど良いネタになるだろう。
珍しい味が好き、即席麺が好きな人はもちろん、お菓子のハッピーターンが好きという人におすすめしたい。お菓子の味が焼きそばとマッチするのかと不安に感じる人もいるかもしれないが、うまく焼きそばにアレンジされているのでまずは食べていただきたい。
そのまま食べてもおいしいが、やや味が薄く感じる可能性がある。こしょうやマヨネーズをつけるなど自分なりに調味料を加えてアレンジして食べることをおすすめする。
また飲み物を工夫して、味が単調にならないように注意するといいだろう。今後もハッピーターンは、さまざまなコラボを続けることだろう。ハッピーターンとマルちゃんの飛躍に今後も注目したい。(GEAR)
歴史あるマルちゃんとハッピーターン
マルちゃん、ハッピーターンのブランドは両者とも幅広い世代になじみがある。それぞれの歴史やコラボに至った経緯を簡単に紹介しよう。マルちゃん
マルちゃんは東洋水産を代表するブランド。創業当時の東洋水産は、社名の頭文字「と」と日本をイメージした丸を用いたマークが社章に採用されていた。しかし即席麺市場への参入をきっかけに、より親しまれるキャラクターをつくろうとしてマルちゃんが誕生する。通常のマルちゃん焼きそばはソースにこだわりを持っていて、商品によって粉末と液体を使い分けている。海外でも人気のマルちゃんは、メキシコで「簡単にできる」という意味でも使われているそうだ。
ハッピーターン
ハッピーターン開発当時は第一次オイルショックのさなか。幸せが食べた人に戻ってくるようにという願いを込めてつくられた。2021年には45周年を記念したイベントも開催している。当時のせんべいの常識を覆す洋菓子風の甘みのある味は、発売当時大きな話題になった。
マルちゃんとハッピーターンがコラボした経緯
ハッピーターンは、マルちゃん以外のメーカーともコラボ商品を積極的に出している。「からあげクンハッピーターン味」や「飲むハッピーターンオ・レ」などをご存じの人も多いかもしれない。コラボに積極的なのは、多くの人に幸せを届けたいという思いがあるからだそうだ。マルちゃんとのコラボも、ハッピーターンの思いから実現したのではないだろうか。
そんなマルちゃんとハッピーターンがコラボしたハッピーターン味焼そばをさっそく食べてみた。
夢のコラボハッピーターン味焼そば
筆者はイオンの即席麺売り場で、ハッピーターン味焼そばを見かけた。5月からコンビニエンスストアで先行発売し、その他のスーパーでは7月25日から販売している。なお、なくなり次第終了とアナウンスされているので、気になる場合は早めに手に取ることをおすすめする。価格は筆者が購入した店舗では1個128円だった。
一般的な即席麺とほぼ同じ価格だと感じた。パッケージから一目で、ハッピーターンのコラボ商品だと分かる。店頭でも分かりやすい場所に置かれていた。
商品について
パッケージによると1食あたりのエネルギーは490キロカロリー。原材料に含まれているアレルギー食材は以下の通りなので、アレルギーをお持ちの場合は注意しよう。
・小麦
・卵
・乳成分
・大豆
・鶏肉
・豚肉
賞味期限に関しては、一般的な即席麺よりはやや短い印象だった。筆者は2022年8月4日に購入したが、賞味期限は2023年1月9日のものだった。
非常食として即席麺を購入する人もいるかもしれないが、賞味期限を意識して早めに食べた方が良さそうだ。
ハッピーターン味焼そばを実食
今回筆者が購入したハッピーターン味焼そばを夫と子どもと食べてみた。パッケージを開けると、「あとのせかやく」と「粉末ソース」が入っていた。麺の色は一般的な小麦色で特段目立つ感じではなかった。「あとのせかやく」はオニオン揚げ玉、粉末ソースはチキンやコンソメを使いハッピーターンの味を再現したそうだ。
粉末ソースだけを舐めてみたが、お菓子のハッピーターンを食べた際に手につく粉を薄めたような味だった。粉末ソースは、白っぽい色合いだった。
ハッピーターンそのものもキャラクターであるハッピー王国のターン王子が黄色だが、お菓子自体は白色なのでイメージ通りである。
パッケージにも記載があるが、ハッピーターン自体が入っているわけではない。ハッピーターンの味わいを開発したものだ。
作り方は、一般的な即席麺と変わりはない。
1.フタを剥がして真ん中程度まであけ、小袋を出す
2.内側の線(約560ml)までお湯を注ぐ
3.3分待ち、お湯を捨てる
4.粉末ソースと「あとのせかやく」を入れて混ぜて食べる
電子レンジでは調理できないので注意が必要だ。その他、やけどや移り香りに注意するよう記載があった。
調理してみた
記載の通り、かやくや粉末粉を入れて食べてみた。見た目は全体的に白っぽい。ソース焼きそばをイメージしていたが、予想が外れた。色味を足したい場合は、野菜や肉を足してみることもおすすめだ。
ほのかにハッピーターンの匂いがするが、強く癖のある匂いではない。家族にハッピーターン味焼きそばと告げずに食べてもらったが、匂いだけではコラボ商品とは気がつかなかった。
麺はもちもちした食感で、食べ応えがあった。お菓子のハッピーターンのようなバリバリとした食感ではないので、少し不思議に思った。
粉末ソースとよく混ぜて食べると、ハッピーターンらしい甘じょっぱい味を感じた。ハッピーターンの要素は濃いものではなく、ほのかに感じる程度。そのため麺と組み合わせて食べても、違和感を覚えなかった。
筆者は塩焼きそばに似た味に感じた。濃い味の焼きそばが苦手という人にもおすすめできる。
「あとのせかやく」にも味を単調にさせないという工夫が感じられる。ただ子どもが自分でつくった分はお湯切りをしっかりしていなかったので、全体的に薄い味になってしまった。
「あとのせかやく」もふやけてしまったので、お湯切りはいつも以上にしっかりした方が良さそうだ。濃い味の焼きそばや、手についたハッピーターンほど濃い味を期待している人には、想像と異なるかもしれない。
味が薄く感じる場合は、ブラックペッパーやマヨネーズをかけて食べても良さそうだ。また塩焼きそばに似た味わいなので、ハイボールや白ワインのお供にも合うだろう。
1食107gなので、小腹が空いた時にもおすすめである。ぜひ近くのスーパーやコンビニエンスストアでハッピーターン味焼きそばを見つけたら、手に取って不思議な味わいを体感していただきたい。
ハッピーターン味焼きそばを食べてみよう
即席麺は簡単に調理ができて、夜食や在宅ワーク時のお昼にぴったりなものだ。ただ即席麺は味が似ているものが多く、飽きてしまう人もいるだろう。
ハッピーターン味焼きそばは、そんな日常にほどよく刺激を与えてくれる魅力的な商品といえるだろう。パッケージや粉末ソースから感じるハッピーターンの味は、SNSでつぶやくのにちょうど良いネタになるだろう。
珍しい味が好き、即席麺が好きな人はもちろん、お菓子のハッピーターンが好きという人におすすめしたい。お菓子の味が焼きそばとマッチするのかと不安に感じる人もいるかもしれないが、うまく焼きそばにアレンジされているのでまずは食べていただきたい。
そのまま食べてもおいしいが、やや味が薄く感じる可能性がある。こしょうやマヨネーズをつけるなど自分なりに調味料を加えてアレンジして食べることをおすすめする。
また飲み物を工夫して、味が単調にならないように注意するといいだろう。今後もハッピーターンは、さまざまなコラボを続けることだろう。ハッピーターンとマルちゃんの飛躍に今後も注目したい。(GEAR)