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とまらないおいしさ! カルディでみつけた「どらい納豆」 納豆嫌いの子どもも好きになるかも

レビュー

2022/08/01 12:00

 カルディには海外の珍しい菓子や食料品が数多く並んでいる。中でも今回は、日本のおいしい食べ物として、もへじ印の「どらい納豆」を紹介したい。一見地味かもしれないが、この商品は納豆好きにはもちろん、普段あまり納豆を食べない人でもおいしく食べられるはずだ。

カルディのもへじ商品とは

 カルディに足を踏み入れると、コーヒーはもちろん季節感のあるかわいい菓子や食べ物が所せましと並んでいる。見たこともない調味料やワイン、種類豊富なジャムや紅茶。カルディの店内には、世界のおいしいものがギュギュっと詰まっている印象だ。

 目移りしてしまう楽しい空間の中に、海外ではない日本のおいしいものを集めているコーナーがあるのをご存じだろうか。その中に、厳選された和食材を扱っている「もへじ」商品がある。

 もへじとは、株式会社もへじが開発する商品で全国のカルディで取り扱っている。なぜ「もへじ」なのかというと、「へのへのもへじ」の目にあたる「へのへの」を取ると目がない状態になる。

 「おいしいものに、目がないから」という理由で「もへじ」と名付けたそうだ。くすっと笑えるようなネーミングセンスもおもしろい。

 もへじ商品は、素材にこだわったおいしくてリーズナブルな和食材が豊富に取り揃えられている。カルディの店内で「もへじ」印を探すと、結構たくさんあることに驚く。中でも筆者が目を付けたのは「どらい納豆」だ。

どらい納豆は「うす塩味」と「わさび味」の二種類展開

 筆者は納豆が好きでよく食べる。冷蔵庫の中に、いつも常備してる程。そのまま食べてもおいしいし、オクラやメカブと和えてもいい。ドライ納豆も、見つけたらつい手に取ってしまう。

 最初はカルディにドライ納豆が売っているとは思ってもみなかった。偶然見つけた時にはうれしくなり、すぐに購入した。

 カルディにあるもへじ商品のドライ納豆には、「どらい納豆 うす塩味」と「どらい納豆 わさび味」の二種類ある。もちろん両方購入して、味を確かめた。
 
二種類の「どらい納豆」。落ち着いた赤と緑のパッケージで、隣同士に陳列されていることが多い(筆者撮影)

「どらい納豆 うす塩味」は子どものおやつにもぴったり

 最初に王道の「うす塩味」から開封。一袋40グラム入っている。少量に感じるかもしれないが、そこはドライなだけあって一粒あたりが軽いので、皿に全量開けてみると結構な量が入っているように見える。
 
ドライなので40グラムでもそれなりに量が入っている(筆者撮影)

においは納豆 ねばねば感ほぼなし

 封を開けると、いわゆる納豆のにおいがふわっと漂う。手に取ってみると、当然だがさらっとしていてねばつく感じは全くない。

 どらい納豆は、国産大豆を100パーセント使用している。一粒一粒は、普段食べる納豆よりもやや大粒に感じる。測ってみると大体どれも1センチ程度だ。きっと水分が抜ける前の状態だったらもっと大きかっただろう。
 
粒の大きさに大小はあるが一粒約1センチある。(筆者撮影)

 固さは程よく、歯が折れるような固さではない。一噛みでポリポリと食べられる。豆の固さは、節分の時によく食べる豆に似た食感だ。程よい塩味が、納豆のうまみをギュッと引き出してくれる。

納豆嫌いの子どもが「おいしい」と言った

 筆者はもとより納豆が好きで、ドライ納豆も好きだ。納豆好きには、ドライ納豆はいつでも手軽に食べられるたまらない商品だが、納豆があまり好きではない人にはおすすめできないかというとそうではない。

 筆者の子どもに、納豆が好きではない小学生がいる。甘いものが大好きで、野菜全般が苦手。納豆も好きではない。その子どもに、試しに「どらい納豆 うす塩味」を何気なくあげてみた。すると、「おいしい」と言っておかわりを求めてきたのだ。

 感想を聞いてみると、駄菓子のようでおいしいらしい。それに、納豆が嫌いな原因はねばねばして箸でとりづらくて嫌だということだった。

 子どもの好き嫌いは味だけでなく、食べやすさも関係しているようだ。納豆のねばつく感じが苦手な人であっても、どらい納豆ならおいしく食べられるかもしれない。子どものおやつにもこの「どらい納豆 うす塩味」はぴったりだ。

 しかし、乳幼児などの小さな子どもはのどに詰まる可能性もあるので、食べるときは保護者の元で食べるなどの配慮が必要だ。節分の豆を一人で食べられる年齢なのであれば、安心して食べられるだろう。

どらい納豆わさび味はやみつきな味

 次に紹介するのは「どらい納豆 わさび味」。普通、納豆に薬味と言えばからしが一般的だろう。

 「どらい納豆 わさび味」のパッケージの裏には、「納豆の旨みと爽やかな刺激を持ったわさびの風味がよく合います」と書かれている。なるほど、確かにそう言われるとわさびも合いそうだ。
 
わさびの粉がかかっていて、うっすら緑色のどらい納豆わさび味(筆者撮影)

指までおいしくて食べる手がとまらない

 「どらい納豆 うす塩味」を手に取ると、指には何もつかない感じがしたが、この「どらい納豆 わさび味」を手に取ると、わさびを含んだ粉っぽいものが指につく。
 
わさび味もうすしお味と同様に一粒約1センチある(筆者撮影)

 手が汚れて面倒かもしれないと思ったが、この粉がどらい納豆わさび味のおいしさだったのだ。ピリッというより、しっかりとしたツーンと来る感じがした。

 思ったよりもわさびの感じが強い。これは止まらない病みつき系の刺激だ。筆者は、辛いものはあまり得意ではないが、この辛さは旨みとバランスが取れていて平気だった。

 ちなみに、我が家の子どもにはわさびの刺激が強すぎたのか、あまり食べなかった。わさびの辛みが得意なのであれば、子どもでも食べられるだろう。

 納豆にわさびがこんなに合うとは驚きだ。おやつ感覚でぽりぽり食べるのもいいが、このわさび味はお酒のおつまみにも非常に合う。

 ドライ納豆の本来の納豆の旨みを感じるのは「どらい納豆 うす塩味」で、おとな味のおつまみに最適なドライ納豆は「どらい納豆 わさび味」と言えるだろう。

まだ知らないおいしいものを求めてカルディに宝探し

 今回は、カルディにある「もへじ」の「どらい納豆 うす塩味」と「どらい納豆 わさび味」を紹介した。「どらい納豆 うす塩味」は、納豆の旨みがギュッと凝縮されていて程よい塩味が、その旨みをさらに引き出している。

 納豆が苦手な子どもでも菓子感覚で食べやすい。小さな子どもは、粒が小さいので食べる時は注意が必要だが、小学生以上ならおやつにも最適な商品だ。

 「どらい納豆 わさび味」は、ドライ納豆のまわりについているわさび味のパウダーが病みつきになるおいしさ。わさびのツーンとした辛みと風味が鼻に抜ける。わさびのさわやかな辛みと、納豆の凝縮された旨みがベストマッチだ。

 菓子というよりは、つまみに近い商品と言える。筆者の家族では、大人はわさび味推し、子どもたちはうす塩味推しに分かれた。いずれにしても、どちらも納豆を手軽に食べられるおすすめ商品だ。

 もへじのどらい納豆は、普段あまり納豆を食べない人でも食べやすく、納豆が好きな人にも大満足できる商品だった。素材にこだわったおいしくてリーズナブルな和食材を取り扱っている、もへじの商品に注目ながら、カルディの店内を探検してみるのも楽しいだろう。(GEAR)
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