ポストSNS時代は"背景紙"が必須! スマホ写真ですらプロ級にする「ピノスタジオ背景シート」は男性こそ必見
【木村ヒデノリのTech Magic #121】 誰でも何かしらの発信をするようになって久しい。以前は一部のインフルエンサーにだけ求められていた美しい写真も、今や全員に当たりまえのように求められるようになってきている。特に物販に関連する発信の際には写真の良し悪しで販売実績が変わるのだから美しい写真は非常に重要だ。例えば、自社サービスや製品を担当が紹介する際も、一定以上のクオリティがないと逆マーケティングにすらなってしまう。かといってプロに撮ってもらった製品写真ばかり載せればユーザーは興味を示さなくなる。「コンスタントに有益な情報を上質な写真とともに投稿する」ことが信頼や購買につながるのだ。
これは一般ユーザーにとっても同じで、自分のSNSを見てほしかったり、メルカリの購入率を上げたりするには有益な情報だけでは足りず、やはり美しい写真が必要になる。ではこうした写真を撮るにはどうすれば良いのか。筆者が考える最適解は「自然光」と「背景紙」をうまく活用することだ。今回紹介するピノスタジオ背景シートは準備時間を大幅に短縮し、撮りたいときにスタジオクオリティの環境を提供してくれる。これさえあればゴルフや釣りなど男性の趣味を発信する際も圧倒的に綺麗な写真付きで発信できるので紹介したい。
また、設営・撤収がしやすいのも良い。撮影ブースはその手間からどうしても出したままにしてしまうことが多い。夫婦で使うのならまだしも、自分の趣味のためのスペースを作るのは家庭で揉め事になりがちだ。その点でもピノスタジオ背景シートはシート自体が皺になりづらく、スタンドとして使える専用ボードも折りたたみ式。シートはくるくるっと巻いて押し入れにしまえるし、専用ボードは折り畳めば15mmの隙間に収まるので子供の学習机の横など、家具の隙間に収納できる。
ボードに引っ掛ける部分も作られており、広げたらすぐにかけて使えるので他の背景紙よりも断然使いやすい。これなら撮影の時だけ取り出して、撮影後すぐしまえるのでファミリースペースを侵すことなく趣味の撮影ができる。撮影関連の機材はとにかく場所を取るのでここを手軽にしたのはかなりポイントが高いと言えるだろう。
さらに白系で透けないのも非常に良い。紙でこれをやろうとすると厚さが出て前述した巻きぐせがより一層面倒になるし、布でやろうとすると皺がつくので毎回アイロンをかける羽目になる。どちらも取り回しが非常に面倒だったが、ピノスタジオ背景シートはターポリンを採用することでこれらを解決。透けないばかりか皺もつきづらく、万が一ついてしまっても広げておくかドライヤーを使えばすぐに元通りになる。
透けない上にある程度剛性もあるので、どこか一部分が突っ張ったりせず専用ボードからなだらかに敷くことができ、布よりも断然使いやすい。こうした製品はありそうでなかったので感激した。まさに今までの背景紙のデメリットをほぼ全て解決した画期的製品だ。
注意点だが、接写しすぎると色が濃いもの、柄がはっきりしているものではターポリンの地が見えてしまうことがある。この場合は被写体を台や器に乗せて高さを出すことで低減できるので考えながら使ってほしい。また、強い柄のものに関しては同じ柄が背景まで続いていると違和感があるものがある。特に板の柄などは違和感の原因になりやすいので、俯瞰撮影に使ったり、背景をボカし気味にしたりするなど工夫すると良いだろう。
本格的な背景紙や撮影機材も持っている筆者だが、レビューやSNSでの発信にはもっぱらピノスタジオ背景シートを使うようになった。シートの柄の秀逸さが気に入っているのと、取り回しがどれよりも楽だからだ。ターポリンへの印刷をこの品質に保てるのはピノスタジオがそもそも創業69年の老舗印刷会社だからで、そういう会社がリリースしたからこそ進化しなかった背景紙に画期的なものが生まれたとも言える。うれしいことにオーダーメイドの相談にものってくれるそうなので、そのうち何か依頼してみるつもりだ。趣味を発信したい男性、会社の製品を紹介する担当者は試さないと損すると思う。(ROSETTA・木村ヒデノリ)
■Profile
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Art Director、スマートホームbento(ベントー)ブランドディレクター、IoTエバンジェリスト。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
記事と連動した動画でより詳しい内容、動画でしかお伝えできない部分を紹介しています。(動画配信時期は記事掲載と前後する可能性があります)
これは一般ユーザーにとっても同じで、自分のSNSを見てほしかったり、メルカリの購入率を上げたりするには有益な情報だけでは足りず、やはり美しい写真が必要になる。ではこうした写真を撮るにはどうすれば良いのか。筆者が考える最適解は「自然光」と「背景紙」をうまく活用することだ。今回紹介するピノスタジオ背景シートは準備時間を大幅に短縮し、撮りたいときにスタジオクオリティの環境を提供してくれる。これさえあればゴルフや釣りなど男性の趣味を発信する際も圧倒的に綺麗な写真付きで発信できるので紹介したい。
男性こそ使うべき背景紙、収納しやすく喧嘩にもなりづらい
背景紙というとインスタグラマーをはじめとした女性が使っている印象だが、筆者は男性にこそおすすめしたいと思っている。理由の一つはまだ男性が発信する際に写りの綺麗さを気にかけている人が少ない点。冒頭の写真のようにこだわった1枚を入れて発信するだけで他の趣味人と差をつけられる。また、フォロワーや登録者もこうした写真の品質は気にしているので、質が高いだけで賛同者を集めやすい。家庭を持った男性の場合は特に趣味で繋がれる機会は貴重だと思うので、綺麗な写真きっかけで自分のやっていることが広まるのであれば大いに活用すべきだろう。また、設営・撤収がしやすいのも良い。撮影ブースはその手間からどうしても出したままにしてしまうことが多い。夫婦で使うのならまだしも、自分の趣味のためのスペースを作るのは家庭で揉め事になりがちだ。その点でもピノスタジオ背景シートはシート自体が皺になりづらく、スタンドとして使える専用ボードも折りたたみ式。シートはくるくるっと巻いて押し入れにしまえるし、専用ボードは折り畳めば15mmの隙間に収まるので子供の学習机の横など、家具の隙間に収納できる。
ボードに引っ掛ける部分も作られており、広げたらすぐにかけて使えるので他の背景紙よりも断然使いやすい。これなら撮影の時だけ取り出して、撮影後すぐしまえるのでファミリースペースを侵すことなく趣味の撮影ができる。撮影関連の機材はとにかく場所を取るのでここを手軽にしたのはかなりポイントが高いと言えるだろう。
汚れづらい、透けない、クセがつかない
このほか、背景紙を使っていて困るのは“汚れ”だ。特に白系の紙を使っていると汚れてすぐに新しい部分を使わなければならなくなってしまう。このためほとんどの背景紙がロールになっているわけだが、そのせいで紙に巻きぐせがついてしまい、使う際に一苦労だ。また、ロール状になったものを固定するには大掛かりな設備が必要になってしまう。一方、ピノスタジオ背景シートは汚れがつきづらいためシートを繰り返し使う仕様になっている。このおかげで巻きぐせも最小限で、設置してすぐに撮り始められるわけだ。さらに白系で透けないのも非常に良い。紙でこれをやろうとすると厚さが出て前述した巻きぐせがより一層面倒になるし、布でやろうとすると皺がつくので毎回アイロンをかける羽目になる。どちらも取り回しが非常に面倒だったが、ピノスタジオ背景シートはターポリンを採用することでこれらを解決。透けないばかりか皺もつきづらく、万が一ついてしまっても広げておくかドライヤーを使えばすぐに元通りになる。
透けない上にある程度剛性もあるので、どこか一部分が突っ張ったりせず専用ボードからなだらかに敷くことができ、布よりも断然使いやすい。こうした製品はありそうでなかったので感激した。まさに今までの背景紙のデメリットをほぼ全て解決した画期的製品だ。
自然光だけでプロレベルの仕上がり
ここまで性能面を見てきたが、最後に作例と注意点をお伝えしよう。基本的に自然光だけで非常に綺麗に撮影ができる。撮影の仕方は簡単で、左右どちらかに窓がある位置に設営し、直接光が当たらない(被写体の影の端がくっきりと出ない)環境で撮影する。これさえできていればスマホでも十分な品質に仕上がるだろう。約7000円でプロレベルの仕上がりになることを考えれば、導入しない手はない。注意点だが、接写しすぎると色が濃いもの、柄がはっきりしているものではターポリンの地が見えてしまうことがある。この場合は被写体を台や器に乗せて高さを出すことで低減できるので考えながら使ってほしい。また、強い柄のものに関しては同じ柄が背景まで続いていると違和感があるものがある。特に板の柄などは違和感の原因になりやすいので、俯瞰撮影に使ったり、背景をボカし気味にしたりするなど工夫すると良いだろう。
本格的な背景紙や撮影機材も持っている筆者だが、レビューやSNSでの発信にはもっぱらピノスタジオ背景シートを使うようになった。シートの柄の秀逸さが気に入っているのと、取り回しがどれよりも楽だからだ。ターポリンへの印刷をこの品質に保てるのはピノスタジオがそもそも創業69年の老舗印刷会社だからで、そういう会社がリリースしたからこそ進化しなかった背景紙に画期的なものが生まれたとも言える。うれしいことにオーダーメイドの相談にものってくれるそうなので、そのうち何か依頼してみるつもりだ。趣味を発信したい男性、会社の製品を紹介する担当者は試さないと損すると思う。(ROSETTA・木村ヒデノリ)
■Profile
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Art Director、スマートホームbento(ベントー)ブランドディレクター、IoTエバンジェリスト。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
【新きむら家】
https://www.youtube.com/rekimuras
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