温めるだけで食べられるレトルト食品は、食事作りが面倒なときの救世主。いざというときに備えて、常に台所にストックしているという人も多いはず。そんなレトルト食品の温めに特化したアピックスインターナショナルの「レトルト亭」という調理家電をご存知だろうか? 調理の手間を省くレトルト亭は、SNSで大きな反響を博し、2022年上半期のヒット商品となった。そこで今回は、実際に試して分かったレトルト亭の魅力を紹介しよう。
レトルト食品といえば、最近は電子レンジで温められるものが増えているが、電子レンジNGのものも多い。湯煎で温める際の難点は「お湯を沸かすと部屋が熱くなること」と「水をたくさん使うこと」。また、「加熱中に目が離せないこと」といった課題がある。それらを解決する調理家電として、レトルト調理器のレトルト亭が誕生した。
調理つまみは100~129gは小盛以下(約5分)、130~179gは小盛(約6分半)、180~259gは普通(約8分)、260~300gは大盛り(約10分)に設定する。ここで伝えておきたいのが、レトルト亭の唯一の難点が、湯煎よりも時間がかかることだ。また、パウチは1つずつしか加熱できないので、一度に複数個温めたいときにも使えない。
とはいえ、鍋を用意することなくレトルト食品の温めができるのはありがたい。温め終えたレトルト食品を食べてみると、電子レンジや湯煎と同じようにしっかりホカホカで、おいしく食べられた。
7680円という価格は一見割高に感じるが、ひとり暮らしでレトルト食品を食べる頻度が高い人や、火を扱うのに不安がある高齢者のいる家庭などでは重宝するだろう。レトルト亭を使って、レトルト食品を上手く生活に取り入れよう。(フリーライター・今西絢美)
注目のきっかけはクラウドファンディング
レトルト亭の本体サイズは幅255×奥行80×高さ200mmと、トースターよりも小ぶり。実売価格は7680円。そもそもクラウドファンディングサービスの「Makuake」でプロジェクトが公開され、目標金額50万円に対し、総額2255万5500円集まり、3100人のサポーターが支援した。レトルト食品といえば、最近は電子レンジで温められるものが増えているが、電子レンジNGのものも多い。湯煎で温める際の難点は「お湯を沸かすと部屋が熱くなること」と「水をたくさん使うこと」。また、「加熱中に目が離せないこと」といった課題がある。それらを解決する調理家電として、レトルト調理器のレトルト亭が誕生した。
ダイヤルを回せばあとは待つだけ ほったらかしでOK
レトルト亭の操作は簡単。温めるには、まずはパウチを本体挿入口にいれる。あとは、好みの時間まで調理つまみを回して、出来上がりのベルが鳴ったらパウチを取り出してお皿に開けるだけ。調理つまみは100~129gは小盛以下(約5分)、130~179gは小盛(約6分半)、180~259gは普通(約8分)、260~300gは大盛り(約10分)に設定する。ここで伝えておきたいのが、レトルト亭の唯一の難点が、湯煎よりも時間がかかることだ。また、パウチは1つずつしか加熱できないので、一度に複数個温めたいときにも使えない。
とはいえ、鍋を用意することなくレトルト食品の温めができるのはありがたい。温め終えたレトルト食品を食べてみると、電子レンジや湯煎と同じようにしっかりホカホカで、おいしく食べられた。
7680円という価格は一見割高に感じるが、ひとり暮らしでレトルト食品を食べる頻度が高い人や、火を扱うのに不安がある高齢者のいる家庭などでは重宝するだろう。レトルト亭を使って、レトルト食品を上手く生活に取り入れよう。(フリーライター・今西絢美)