EV充電インフラ「Terra Charge」を提供するTerra Motors（テラモーターズ）は、ゴルフ場に対してEV充電インフラの導入提案を開始するにあたり、先着で100基の無料提供を行うと発表した。


　テラモーターズは、日本のEV化を進めるために、とくに分譲マンションでの合意形成課題を解決する、導入無料のEV充電インフラ「Terra Charge」事業を4月にスタートした。今回、分譲マンションについては続々と導入が決定しているため、分譲マンション以外への導入提案を進めていくこととなった。

　ゴルフ場の利用時には、交通手段として自動車が選ばれることが多く、EVが利用されることも増えてきた。ゴルフ場でEV充電ができれば、プレー時間が長いため充電時間も十分にとることができ、復路での航続距離への不安が解消される。また、ゴルフは自然と協調するスポーツであるため、運営会社や利用者の環境意識が高く、脱炭素に向けたEVの利用に積極的であることが特徴となっている。

　テラモーターズでは、先着100基の無料提供を行うことで、ゴルフ場への交通手段としてEVが選ばれやすい環境づくりを加速するとともに、ゴルフ場運営会社と共同でSDGsに取り組んでいく。

　具体的には、ゴルフ場に対して、先着で合計100基のEV充電インフラを無料設置する。スマートフォンアプリで利用が可能なため、あらゆるユーザーにとって使いやすく、管理者側も管理しやすいインフラを提供する。

　今後は、先着100基の無料導入を進めながら、引き続き周辺領域への無料導入についても展開する予定。日本のEV充電インフラを担うべく、導入・運用がしやすいインフラとして、画期的なソリューションとなることを目指していく。