アクア、横幅36cmのスリムでスタイリッシュなセカンド冷凍庫を発売

新製品

2022/06/10 15:00

 アクアは冷蔵庫とキッチンカウンターの間や家具のすき間に置くことができるスリムタイプの冷凍庫「AQF-SF11M」を6月22日に発売する。市場想定価格は5万1700円前後。

縦に長いスリム設計で定格内容積は105Lとたっぷり収納可能

冷凍食品が入りきらない! だからセカンド冷凍庫

 コロナ禍の影響で内食が増え、共働き世帯が約7割を占めている現在、食材の買い出しや調理の負担軽減から冷凍食品の需要は増加基調で推移している。家庭での冷凍食品の保存量は多くなり、冷凍室に収まりきらないとの声も聞かれるようになった。

 この状況でにわかに注目を集めているのがセカンド冷凍庫。冷蔵庫を大容量タイプに買い替えるのではなく、冷凍食品やホームフリージングした食品をストックするために冷凍庫を買い足すのだ。

 一般的にセカンド冷凍庫は、冷蔵庫ほどではなくてもある程度の本体幅がある。置きたいと思っても、その幅ゆえに置くスペースがないというケースもあるだろう。

 アクアは2021年7月に「AQF-SF10K」を発売。幅36cmの高い設置性から、同社の想定を上回る倍以上の売れ行きとなったという。新製品の「AQF-SF11M」は、この「AQF-SF10K」の後継モデルである。

ガラス棚とストックケースを取り外して自分流に

 庫内は4枚の強化処理ガラス棚で仕切られた5段構造で、大3個、小1個の引き出し式バスケットが付属。ガラス棚もバスケットも簡単に取り外せるため、ストックする食材や食品の形状に合わせて段の高さを変えたり、バスケットを使わず棚置きにしたりとフレキシブルな使い分けが可能だ。
 
立ててストックする食品はバスケットケース、
重ねたり型崩れが心配な食品は棚置きと使い分けられる

 本体の高さは145.5cm。省スペースでも買い物カゴ2個分に相当する容量を確保し、縦に長いロングボディ設計のため、ストックを取り出す際、中段から上はかがまずに取り出せる。

 本体色は前機種でも採用していたホワイトに加え、新たにシャインブラックを追加。ドア部には薄くパール調の加工を施し、艶感を出している。設置する部屋の空間やインテリアに合わせて色が選べ、シンプルなデザインと相まってどんな部屋にもなじむ。
 
スペースや設置場所を選ばず、部屋の雰囲気に合わせて2色から選べる

 消費電力は340kWh/年で前機種よりも少なく、省エネ基準達成率は107%。前機種から達成率はアップし、省エネが進んでいる。