業務スーパーの「イタリア直輸入冷凍ピザ」3種を食べつくす
業務スーパーには多様な食品が所せましと並んでいる。中でも他のスーパーと違う点は、海外の食品が多いこと。ぱっと見ただけでは、どこの国の何味なのかもよくわからない場合がある。色鮮やかなパッケージを見ていると、どんな味なのかチャレンジしてみたくなるもの。今回はイタリア直輸入の冷凍ピザに挑戦してみた。
冷凍食品売り場で、今回見つけたのはイタリア直輸入のピザ。最初に目を引いたのは、見た目が黒いトリュフピザだった。日本ではなかなか見かけない黒色と白色が印象的なパッケージに興味をそそられた。同じ場所にピザマルゲリータ、クアトロフォルマッジもあったので、食べ比べしてみたい衝動にかられて3種類を購入した。
筆者の最寄りの業務スーパーでは、3種類全部を購入しても1113円。ピザマルゲリータは297円、クアトロフォルマッジとトリュフピザは408円だった。宅配ピザなら1枚分の価格にも満たない安さだ。なお、価格は購入時の価格で、変動している場合があるのでご注意いただきたい。
直径は25センチで内容量は300グラム。トマトソースにモッツァレラチーズが全体に多めに散りばめられている。
この冷凍ピザの食べ方は、ピザをパッケージから取り出し室温で10分程度解凍する。次に予熱したオーブントースターで約5分加熱すれば出来上がりだ。
7分と少し多めに加熱したので、生地の端がちょっと焦げた感じにはなったが、このカリカリとした部分もまたおいしい。モッツァレラチーズがよく伸びて、これぞピザの王道という味。トマトソースにオレガノが入っていて、よい風味が楽しめる。
ちょっと味を引き締めたいと感じたので、家にあった乾燥バジルをすこし振りかけてみると、口の中でバジルの香りがふんわりと漂って大人の味になった。
子どもにはそのままのシンプルな味付けで、大人は黒胡椒やバジルでアレンジしてもおいしく楽しめた。
業務スーパーのクアトロフォルマッジに使われているチーズは、エダムチーズ、プロヴォラチーズ、モッツァレラチーズ、ブルーチーズの4種類。内容量は307グラムとマルゲリータより気持ち多い。
筆者は、ブルーチーズが大好きなのでこれは期待大である。中を見てみると、確かに見た目の違うチーズがいくつかあるのが確認できた。ブルーチーズはちょっと場所に偏りがあるようにみえるが、結構たくさんの量のチーズが使われている。
マルゲリータと同じように室温で10分解凍し、予熱したオーブントースターで5分程度焼く。焼く前にはあまり気にならなかったのだが、ピザ全体にチーズの点が無数に溶け出したような焼き上がりになった。
ブルーチーズの青カビはあまり目立たないが、小さな黒い点のようにまだ残っているのが分かった。
見た目はマルゲリータとあまり変わらないのだが、味は驚くほど違う。4種類のチーズのコクがすごいのだ。とにかくチーズの味が濃い。4種類のチーズを使うと、こんなにも濃厚で複雑なチーズの味がすることを初めて知った。クアトロフォルマッジの虜になってしまいそうだ。
しかし、トリュフなのだから黒い見た目になるのは当たり前といえば当たり前。高級食材の代表選手のようなトリュフ入りピザが408円で楽しめるのだから業務スーパーはすごいとしか言いようがない。
パッケージを開けてみると、黒というよりは濃いめのグレーといった感じのトリュフソースの上にモッツァレラチーズがふんだんに散りばめられている。内容量は267グラムと他のマルゲリータやクアトロフォルマッジよりは若干少な目だ。
上記のピザ2種類と同じように、室温で10分の解凍をして、予熱したオーブントースターで5分程度焼く。焼き上がったピザを取り出すと、ほわっとほのかに甘くクリーミーな香りがした。筆者はトリュフを食べた経験はほとんどなく、あったとしても遥か昔のことなのでトリュフの味は覚えていない。
しかし、このほのかに甘いようなクリーミーな香りが、きっとトリュフから発せられる独特の香りなのだろう。
焼き上がったトリュフピザは、焼く前よりもトリュフの黒がはっきりとして黒と白のコントラストが際立つ。食べてみると、甘いクリーミーな香りとモッツァレラチーズのコクが相まって、さらに濃厚な味わいだった。
好みで、バジルをトッピングしてもいいだろう。しかし筆者はトリュフピザを食べながら、きっとはちみつが合うと確信した。実際、トリュフピザにはちみつをかけ、甘いものが好きな筆者と筆者の娘でほぼ完食した。
最近は、ピザにもシナモンシュガーやはちみつをかけて食べるものがある。トリュフピザとはちみつは、非常に合う。甘いものが好きな子どもや女性にはきっと受け入れてもらえるだろう。
クアトロフォルマッジは、4種類のチーズが入ったピザ。チーズの種類が増えると、チーズそれぞれの香りや味が複合に絡み合って、チーズの味を思う存分楽しめる。チーズ好きにはたまらないピザだ。
トリュフピザは見た目のインパクトだけでも話題になりそう。トリュフの黒色とチーズの白色のコントラストがおもしろい。トリュフのほんのり甘めのクリーミーな香りとモッツァレラチーズの味があいまって、濃厚な味わいだ。味変には、バジルの他、はちみつをかけるのが筆者イチオシの食べ方だ。
業務スーパーの冷凍ピザは、どれも個性豊かな味で楽しい時間を過ごせる。冷凍庫にストックしておくと、いつでも本場イタリアのピザが楽しめるのでおすすめだ。ぜひ、業務スーパーの冷凍食品売り場で探してみてほしい。(GEAR)
さすが業務スーパー! イタリア直輸入のピザが一枚400円ちょっと
家にいる時間が長くなり、利用する人も増えた業務スーパー。手軽に使える食品が多数ある上、本場の味がどれも格安で手に入る。店舗の中でかなりのスペースを使っているのが冷凍食品売り場。野菜や肉、加工食品、スイーツなど冷凍食品のジャンルも豊富だ。冷凍食品売り場で、今回見つけたのはイタリア直輸入のピザ。最初に目を引いたのは、見た目が黒いトリュフピザだった。日本ではなかなか見かけない黒色と白色が印象的なパッケージに興味をそそられた。同じ場所にピザマルゲリータ、クアトロフォルマッジもあったので、食べ比べしてみたい衝動にかられて3種類を購入した。
筆者の最寄りの業務スーパーでは、3種類全部を購入しても1113円。ピザマルゲリータは297円、クアトロフォルマッジとトリュフピザは408円だった。宅配ピザなら1枚分の価格にも満たない安さだ。なお、価格は購入時の価格で、変動している場合があるのでご注意いただきたい。
王道ピザマルゲリータはみんなが満足の食べやすさ
ピザにもいくつか種類があるが、マルゲリータは多くの人に受け入れられやすい味だろう。シンプルな材料ゆえか、価格は破格の297円だから驚きだ。直径は25センチで内容量は300グラム。トマトソースにモッツァレラチーズが全体に多めに散りばめられている。
この冷凍ピザの食べ方は、ピザをパッケージから取り出し室温で10分程度解凍する。次に予熱したオーブントースターで約5分加熱すれば出来上がりだ。
7分と少し多めに加熱したので、生地の端がちょっと焦げた感じにはなったが、このカリカリとした部分もまたおいしい。モッツァレラチーズがよく伸びて、これぞピザの王道という味。トマトソースにオレガノが入っていて、よい風味が楽しめる。
ちょっと味を引き締めたいと感じたので、家にあった乾燥バジルをすこし振りかけてみると、口の中でバジルの香りがふんわりと漂って大人の味になった。
子どもにはそのままのシンプルな味付けで、大人は黒胡椒やバジルでアレンジしてもおいしく楽しめた。
クアトロフォルマッジはチーズ好きに最高なクセのあるおいしさ
筆者は、クアトロフォルマッジという名称を今回初めて知った。調べてみると、クアトロとは四つという意味で、フォルマッジはチーズという意味だった。要は、4種類のチーズを使ったピザということのようだ。業務スーパーのクアトロフォルマッジに使われているチーズは、エダムチーズ、プロヴォラチーズ、モッツァレラチーズ、ブルーチーズの4種類。内容量は307グラムとマルゲリータより気持ち多い。
筆者は、ブルーチーズが大好きなのでこれは期待大である。中を見てみると、確かに見た目の違うチーズがいくつかあるのが確認できた。ブルーチーズはちょっと場所に偏りがあるようにみえるが、結構たくさんの量のチーズが使われている。
マルゲリータと同じように室温で10分解凍し、予熱したオーブントースターで5分程度焼く。焼く前にはあまり気にならなかったのだが、ピザ全体にチーズの点が無数に溶け出したような焼き上がりになった。
ブルーチーズの青カビはあまり目立たないが、小さな黒い点のようにまだ残っているのが分かった。
見た目はマルゲリータとあまり変わらないのだが、味は驚くほど違う。4種類のチーズのコクがすごいのだ。とにかくチーズの味が濃い。4種類のチーズを使うと、こんなにも濃厚で複雑なチーズの味がすることを初めて知った。クアトロフォルマッジの虜になってしまいそうだ。
見た目に驚くトリュフピザは濃厚なコクがおいしい
業務スーパーの冷凍食品売り場で初めてトリュフピザを見た時は、アリかナシかで言われたら、ナシかもと思うくらいにインパクトのあるパッケージだった。しかし、トリュフなのだから黒い見た目になるのは当たり前といえば当たり前。高級食材の代表選手のようなトリュフ入りピザが408円で楽しめるのだから業務スーパーはすごいとしか言いようがない。
パッケージを開けてみると、黒というよりは濃いめのグレーといった感じのトリュフソースの上にモッツァレラチーズがふんだんに散りばめられている。内容量は267グラムと他のマルゲリータやクアトロフォルマッジよりは若干少な目だ。
上記のピザ2種類と同じように、室温で10分の解凍をして、予熱したオーブントースターで5分程度焼く。焼き上がったピザを取り出すと、ほわっとほのかに甘くクリーミーな香りがした。筆者はトリュフを食べた経験はほとんどなく、あったとしても遥か昔のことなのでトリュフの味は覚えていない。
しかし、このほのかに甘いようなクリーミーな香りが、きっとトリュフから発せられる独特の香りなのだろう。
焼き上がったトリュフピザは、焼く前よりもトリュフの黒がはっきりとして黒と白のコントラストが際立つ。食べてみると、甘いクリーミーな香りとモッツァレラチーズのコクが相まって、さらに濃厚な味わいだった。
好みで、バジルをトッピングしてもいいだろう。しかし筆者はトリュフピザを食べながら、きっとはちみつが合うと確信した。実際、トリュフピザにはちみつをかけ、甘いものが好きな筆者と筆者の娘でほぼ完食した。
最近は、ピザにもシナモンシュガーやはちみつをかけて食べるものがある。トリュフピザとはちみつは、非常に合う。甘いものが好きな子どもや女性にはきっと受け入れてもらえるだろう。
業務スーパーの冷凍ピザで本格ピザを手軽に気軽に楽しもう
今回、業務スーパーの冷凍ピザ3種類を紹介した。マルゲリータはみんなが食べられる王道のおいしさだった。好みでバジルや黒胡椒をかけて味変しても楽しい。クアトロフォルマッジは、4種類のチーズが入ったピザ。チーズの種類が増えると、チーズそれぞれの香りや味が複合に絡み合って、チーズの味を思う存分楽しめる。チーズ好きにはたまらないピザだ。
トリュフピザは見た目のインパクトだけでも話題になりそう。トリュフの黒色とチーズの白色のコントラストがおもしろい。トリュフのほんのり甘めのクリーミーな香りとモッツァレラチーズの味があいまって、濃厚な味わいだ。味変には、バジルの他、はちみつをかけるのが筆者イチオシの食べ方だ。
業務スーパーの冷凍ピザは、どれも個性豊かな味で楽しい時間を過ごせる。冷凍庫にストックしておくと、いつでも本場イタリアのピザが楽しめるのでおすすめだ。ぜひ、業務スーパーの冷凍食品売り場で探してみてほしい。(GEAR)