TVS REGZAは、3年ぶりに全面刷新した高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZRα」を搭載した最高峰モデルの「タイムシフトマシン4K有機ELレグザ X9900Lシリーズ」を6月中旬から順次発売する。65V型と55V型の2サイズをラインアップしている。どちらも価格はオープン。

最高峰のモデル「タイムシフトマシン4K有機ELレグザ X9900Lシリーズ」

　AIエンジンを搭載したレグザエンジンZRαは、リアルな質感や臨場感の再現を可能にする機能。画面には新世代高コントラスト有機ELパネルを採用したことで輝度が向上した。二つを組み合わせることで、明るく鮮やかで黒が引き締まった映像を実現する。

　また、「AI　ナチュラル　フォーカス　テクノロジー」や「美肌AIフェイストーンZRα」により、AIが映像のエリアごとに適した処理を実施し、立体感のある映像を映し出すことができる。ノイズの処理を行い、ネット動画やテレビ番組を高画質化するだけでなく、被写体と背景の識別や、人物の肌色のリアルタイム補正も可能にした。
   
　サウンド面には、重低音立体音響システムXHRを搭載。計10個のスピーカーを駆動し、画面から音が出ているようなリアルさを実現する。ユーザーは、楽器の音色やその場の空気感といった音のディテールやニュアンスを楽しむことができる。ハイレゾオーディオにも対応する。

　製品名にも入っているタイムシフトマシンは、地上デジタル放送を最大6チャンネル、約80時間分を録画しておくことができる機能。ボタン一つで放送中の番組を冒頭から視聴できる「始めにジャンプ」ボタンや、録画済みの番組を番組表形式で表示できる「過去番組表」、見たい番組がすぐに探せる「ざんまいスマートアクセス」で、自由な視聴スタイルを実現する。