シャープ、4K有機EL&液晶テレビ「AQUOS」進化! AI新技術で臨場感ある映像に

 シャープは、4K有機ELテレビ「AQUOS OLED」/4K液晶テレビ「AQUOS」全5シリーズ19機種を6月11日から順次発売する。価格は全機種オープン。4Kのラインアップを拡充する 。
 

左から、4K有機ELテレビ「AQUOS OLED 4T-C65EQ1、4T-C65ES1」、
4K液晶テレビ「AQUOS 4T-C65EU1、4T-C65EN1、4T-C65EL1」

 全機種に、新開発のAIプロセッサーを採用した画像処理エンジン「Medalist S3」を搭載したことで、新たな映像モード「AIオート」を実現した。同モードは、AIが映像の中から人の顔や空などを高性能で検知し、検知結果と映画やドラマなどの番組ジャンルに合わせて映像を自動で調整する機能。ユーザーはコンテンツに適した色彩・明暗・精細感で映像を楽しむことができる。
 
65型の4K有機ELテレビ「4T-C65ES1」

 4K有機ELテレビの「ESシリーズ」には、約829万画素ごとに有機EL素子を解析し、発光量を緻密に制御する「Sparkling Drive EX」回路が備わっている。花火大会の映像であれば、夜空はより黒く、花火はハッキリと浮かび上がるように表示するなど、コントラスト性能が最大限引き出された映像を実現する。

また、4K液晶テレビ「EUシリーズ」には、「AQUOS XLED」の開発で培ったバックライト制御技術を応用して新開発した「アクティブLED駆動」を搭載。光源であるLEDバックライトの光量をエリアごとに制御することで、高コントラストの映像を映し出す。

 ES/EUシリーズは、画面下部と背面上部にスピーカーを備えた「ARSS+」音響システムにより、臨場感ある音響を実現する。背面のサブウーハーと合わせ、高域から低域までの音域をパワフルに再現する。さらに、映画館で採用されている立体音響の音声フォーマット「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」にも新たに対応する。

 このほか、朝、天気予報などを見ながら身だしなみ確認できる、新開発のミラー/カメラアプリ「リビングカメラ」や、指定した時間に目の負担を軽減する映像に自動調整する「リラックスビュー」も新たに搭載した。