最大1.5倍の吸熱性能! ソニー「REON POCKET 3」は駆動時間も2倍

新製品

2022/04/25 17:00

 ソニーグループは4月21日に、ウェアラブルサーモデバイス「REON POCKET 3(レオンポケットスリー)」を発売した。価格は1万4850円。

REON POCKET 3

 REON POCKET 3(RNP-3)は、本体接触部分の体表面を直接冷やしたり温めたりすることのできるウェアラブルデバイス「REON POCKET」の第3世代モデル。

 新開発のサーモモジュールと放熱機構によって、小型・軽量ながら高効率での冷却を可能にしており、従来機種「RNP-2」と比較して、最大で約2倍の駆動時間を実現している。また、USB給電時に従来機種と比較して最大で約1.5倍の吸熱性能を実現する、「レベル4+(プラス)」を搭載するとともに、従来機種と比較して約1.7倍となる最短60分で90%の急速充電を実現した。

 本体にはセンサを搭載し、冷温部の状態やユーザーの行動をセンシングすることで、周囲の温度変化に合わせて冷却レベルを自動で調整できるので、好みにあった温度が持続する。

 さらに、冷温部の状態やユーザーによる装着・脱着動作を検知して、冷却・温熱を自動で開始・停止する「AUTO START/STOP」機能を備えているので、専用アプリから起動することなく、簡単に冷却を始められる。

 同時発売の専用ネックバンド「NECKBAND 2」は、首にかけるバンド部分の角度を好みに合わせて調整可能なので、より安定した装着を可能にしている。また、本体の吸気・排気機構に配慮した設計によって、襟が高いデザインの衣類で装着した場合でも空気の循環を維持し、冷却性能を損なわない。
 
NECKBAND 2

 バッテリ駆動時間は、COOLモードが最大約4.5時間(レベル1)、WARMモードが最大約4時間(レベル1)。サイズは幅54×高さ20×奥行き116mmで、重さは約92g。