5000円切りでコスパ抜群のCPUクーラー「OWL-SC200V2」、初心者でも使いやすい設計を採用

新製品

2022/02/25 10:00

 オウルテックは2月18日に、CPUクーラー「SilentCoolerV2」シリーズから、CPUソケットに合わせて調整可能なバックプレートを備え、TDP200Wに対応した「OWL-SC200V2」を発売した。直販サイトのオウルテックダイレクトでの価格は4380円。

OWL-SC200V2

 「OWL-SC200V2」は、前モデル「OWL-SC200」のコンセプトである“購入しやすい価格帯で最も冷却性能の高い製品であること”を継承しつつ、インテルの最新CPUソケットであるLGA1700に対応し、より多くの環境で使用できるよう進化している。

 OWL-SC200のバックプレートを改良し、ネジ受けをスライド調整させることで、複数のCPUソケットへの対応が可能な可動式バックプレートを採用し、LGA1700とLGA1200(LGA15xx系含む)に対応する。

 OWL-SC200に引き続き、直径6mm×4本のニッケルメッキを施した銅製ヒートパイプをフィン部分に分散配置する。また56枚のフィンを搭載しており、TDP200WまでのCPUに対応している。さらに、大型の130mmファンを搭載し、ヒートシンク幅もファンサイズに合わせて130mmとすることで、効率的に冷却できる。
 
銅製ヒートパイプや56枚のフィンで効率的な冷却を実現

 ヒートシンクは、薄型設計を採用することによって、メモリとの干渉を気にすることなく設置が可能。高さは159mmに抑えられており、より多くのPCケースで使えるようになった。また、アルミベースと4本の銅製ヒートパイプは、OWL-SC200と同様にCPUに直接接触するDTH(ダイレクトタッチヒートパイプ)方式であり、表面構造をさらになめらかにしてCPUとの接触面の凹凸を極限までなくし、優れた熱伝導率を実現している。

 ほかにも、OWL-SC200と同じ取り付けやすいアタッチメントを採用する。パッケージや取扱説明書は日本語対応なので、ベテランユーザーだけでなく初心者でも扱いやすい。