カメラのライカ、機械式の腕時計2製品を発売 2月19日からライカ銀座店で

新製品

2022/02/15 09:00

 ライカカメラ(ライカ)は、「ライカWatch」の2機種「ライカL1」「ライカL2」を、ライカ銀座店で2月19日に発売する。

新製品の機械式の腕時計2製品

 「ライカL1」と「ライカL2」はいずれも、ウェッツラーで過去に製造された優れた製品群からインスピレーションを得てデザインされた上質な腕時計。外観デザインのコンセプトを担当したのは、ベルリン芸術大学のアヒム・ハイネ教授。同教授は過去に何度もライカの製品デザインに携わった実績があり、ライカ特有の様式美を熟知している。そのため、両機種のデザインにはライカがこれまでに生み出してきた様々な歴代の製品の特徴がさりげなく取り入れられており、針とアプライドインデックスの優美なデザイン、ステンレススチール製のケースの磨き抜かれたフォルム、リューズに施した特殊なローレット、カメラのフロントレンズを彷彿させるドーム型の風防などからライカらしさが感じ取れる。

 両機種はともに機械式時計で、新開発の手巻ムーブメントを搭載している。裏蓋の素材は高硬度のサファイアガラスで、ムーブメントの動きを見て楽しめるシースルーバック仕様になっている。なお、ライカでは製品が一貫して“Made in Germany”であることを重視していることから、今回の「ライカWatch」の開発にあたり、精密技術のソリューションを提供するドイツのレーマン・プレシジョンとパートナーシップを締結した。このパートナーシップにより、ムーブメントをはじめとする多くの部品をドイツ・バーデン=ヴュルテンベルク州のシュヴァルツヴァルト地方にある同社の工場で開発・製造することになり、ドイツ国内での高水準な垂直統合型の製造を実現している。
 
腕時計の表と裏

 「ライカWatch」は、優れたデザインと高度な機械技術を融合した製品。両機種とも、ドーム型の風防、耐傷性に優れたサファイアガラス製のフラット形状のシースルーの裏蓋、風防と裏蓋の表裏両面に施した無反射コーティングのほか、文字盤上にステータスを表示する機能を備えた特許取得のプッシュ式リューズが特徴。プッシュ式リューズは、スモールセコンド針を帰零させるというユニークな機能も備えており、美しいデザインの一要素であると同時に実用的な機能も兼備したパーツとなっている。