Amazon Alexaに新機能、人の在室&不在検知で定型アクションが可能に

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2022/01/12 17:00

 米Amazonは1月12日に、音声アシスタント「Amazon Alexa」を搭載するスマートスピーカー「Echo」シリーズで、人の在室を検知したり、不在を判定したりすることで起動する、定型アクション機能の利用を可能にしたことを発表した。

「Echo」シリーズが人の在室または不在を検知して定型アクションを実行できるように

 人の在室・不在の検知・判定によって起動する定型アクション機能では、人が「Echo」シリーズの近くにいること(在室)を検知した際に、「アレクサ、〇〇をして」と話しかけることなく、Alexaが自動で照明など家電の電源をオンにしたり、天気やニュースを読み上げたり、音楽を再生したりといった定型アクションを、Alexaアプリから設定して利用できる。

 同じように、「Echo」シリーズの近くに人がいない(不在)と判定した場合にも、テレビやエアコンなど家電の電源を自動でオフにしたり、音楽の再生を停止したりといった、あらかじめ設定した定型アクションの実行が可能になっている。

 なお、、ディスプレイを搭載した「Echo Show 10」「Echo Show 8(第2世代)」「Echo Show 5(第2世代)」では、本体のカメラが捉えた人の動きやAlexaとの会話、ディスプレイのタッチ操作などによる信号を通じて、在室の検知や不在の判定を行う。一方、ディスプレイを備えていない「Echo(第4世代)」「Echo Dot(第4世代)」「Echo Dot with clock(第4世代)」では、本体のスピーカーから発せられる超音波の信号によって部屋への入退室など人の動きを検知する。