オリジナルのハンコを自宅でDIY! DESK LABOで見つけたお洒落キットの実力を検証
海外のユニークなアイテムを揃える文具と雑貨のお店、DESK LABO。感度の高い文具ファンから長年支持されるショップだ。そんなDESK LABOで見つけたのが、ハンコをDIYできるキット。DESK LABOの買い物袋でも活躍するこのアイテムで、DIY初心者にどんなハンコが作れるのか、レポートしたい。
そこでヨチヨチ歩きであるが、まずはハンコにしたいメッセージを考え、持ち手の形状を選んでみた。そしてなんとなく出来上がりを想像しながら、どの列の溝にどの文章を入れるか構想を練る。
そしていよいよ文字列が全て連なっているゴム板から、必要な文字を切り出す。これは人それぞれだろうが、メッセージの最初の文字から適当に入れると中心がずれそうなので、真ん中の文字を最初に中央に据えてから左右交互に入れていった。
と、このあたりまではワクワクも続いていたが、ゴム板から文字を切り出し持ち手の溝に入れるという、細かい単純作業にすぐに飽きがきた。なかなか文字のゴムが持ち手の溝に入らない。なんとか入ったら、はい次の文字。DIYの素人&手先が不器用だから時間だけが過ぎていく。20分たち30分たち、もう40分以上。目は疲れるし、腰も痛くなる。
しかし当たり前だが、いつか終わりは来る。たんたんと作業を続けると、やっとのことで全ての文字を入れ終わった。出来上がった持ち手を見ると、我ながらよくできている気がして達成感すら感じる。
そしてスタンプ台でインクをつけて白い封筒の中央に、はいポン! さあ、どうでしょう!とテンションを上げて見てみると、なんだこれは!文字の順番がすべて逆になっている。ハンコだから逆になることはわかっていたつもりだが…。
ちなみにメッセージは、もうすぐ誕生日を迎えるコウさんという友人へのもので「Happy Birthday KOUSAN Take it easy」。もちろん読めたものではない。イチからやり直しである。なにが「気楽にいこうぜ!」なのか…。
気を取り直して、すべてのゴム板を溝から出して、順番を逆にして入れ直す。せっかくなので持ち手の形を変えてみた。深いため息が出たが、ゴム板から文字を探して切り出す作業がないのと慣れてきたせいか、今度は20分くらいで完成。人間、成長するものだ。しみじみ感じながらインクをつけて、はいポン!
お、手作り感もあるし、なかなかいい感じだ。昔から図工が苦手だったこともあり、意外とうまくできた気がしてうれしくなる。しかし、よく見るとなんだか変だ。まずHappy がHaqqyになっている。pとqを入れ間違えていたのだ。さらにバースデーのhが抜けている…。図工よりも英語のほうが苦手だったことを思い出した。
しかし今度は3文字だけ入れ替えれば大丈夫。インクで真っ黒に染まった指先も気にならなくなってきた。ちょいちょいと10分ほどで修正して、いよいよ完成!はい、ポンっと。
「気楽にいこうぜ!」のメッセージが台無しになるほど苦労とミスを繰り返したが、出来上がっていろんなものにポンポンすると楽しくなるし、なんだかんだやりがいも感じる。文字のゴム板は何度も使えるし、今回作ったハンコも人の名前を変えるだけで流用可能だ。その汎用性を考えるとこのハンコのDIYキット、なかなかの素敵なアイテム。手先の器用さと英語力が一般的以上の人におすすめしたい。(エフェクト・山葉のぶゆき)
※記事中の価格は購入時もの
子供でも簡単に雰囲気あるハンコが作れそう、と思いきや…。
子どもがおもちゃの箱を開けるようなワクワクした気持ちでお洒落なキットを開けると、ずらりいろんな道具が。英語の大文字、小文字、数字、記号までさまざまな文字が連なっているゴム板。楕円、大きい四角、長い四角などハンコの母体となる持ち手。プラスチックの可愛いピンセットにスタンプ代。ちょっとした道具が折り重なっている様に個人的に惹かれるようで、少々興奮気味に。ただ海外の製品だからか説明書が見当たらない(もし入っていても読めないが)。そこでヨチヨチ歩きであるが、まずはハンコにしたいメッセージを考え、持ち手の形状を選んでみた。そしてなんとなく出来上がりを想像しながら、どの列の溝にどの文章を入れるか構想を練る。
そしていよいよ文字列が全て連なっているゴム板から、必要な文字を切り出す。これは人それぞれだろうが、メッセージの最初の文字から適当に入れると中心がずれそうなので、真ん中の文字を最初に中央に据えてから左右交互に入れていった。
と、このあたりまではワクワクも続いていたが、ゴム板から文字を切り出し持ち手の溝に入れるという、細かい単純作業にすぐに飽きがきた。なかなか文字のゴムが持ち手の溝に入らない。なんとか入ったら、はい次の文字。DIYの素人&手先が不器用だから時間だけが過ぎていく。20分たち30分たち、もう40分以上。目は疲れるし、腰も痛くなる。
しかし当たり前だが、いつか終わりは来る。たんたんと作業を続けると、やっとのことで全ての文字を入れ終わった。出来上がった持ち手を見ると、我ながらよくできている気がして達成感すら感じる。
そしてスタンプ台でインクをつけて白い封筒の中央に、はいポン! さあ、どうでしょう!とテンションを上げて見てみると、なんだこれは!文字の順番がすべて逆になっている。ハンコだから逆になることはわかっていたつもりだが…。
ちなみにメッセージは、もうすぐ誕生日を迎えるコウさんという友人へのもので「Happy Birthday KOUSAN Take it easy」。もちろん読めたものではない。イチからやり直しである。なにが「気楽にいこうぜ!」なのか…。
気を取り直して、すべてのゴム板を溝から出して、順番を逆にして入れ直す。せっかくなので持ち手の形を変えてみた。深いため息が出たが、ゴム板から文字を探して切り出す作業がないのと慣れてきたせいか、今度は20分くらいで完成。人間、成長するものだ。しみじみ感じながらインクをつけて、はいポン!
お、手作り感もあるし、なかなかいい感じだ。昔から図工が苦手だったこともあり、意外とうまくできた気がしてうれしくなる。しかし、よく見るとなんだか変だ。まずHappy がHaqqyになっている。pとqを入れ間違えていたのだ。さらにバースデーのhが抜けている…。図工よりも英語のほうが苦手だったことを思い出した。
しかし今度は3文字だけ入れ替えれば大丈夫。インクで真っ黒に染まった指先も気にならなくなってきた。ちょいちょいと10分ほどで修正して、いよいよ完成!はい、ポンっと。
「気楽にいこうぜ!」のメッセージが台無しになるほど苦労とミスを繰り返したが、出来上がっていろんなものにポンポンすると楽しくなるし、なんだかんだやりがいも感じる。文字のゴム板は何度も使えるし、今回作ったハンコも人の名前を変えるだけで流用可能だ。その汎用性を考えるとこのハンコのDIYキット、なかなかの素敵なアイテム。手先の器用さと英語力が一般的以上の人におすすめしたい。(エフェクト・山葉のぶゆき)
※記事中の価格は購入時もの