正月太りが気になる人へ! 冬でも食べたいローソンの低糖質アイスシリーズ

レビュー

2022/01/05 12:00

 正月三が日を過ぎると、年末年始の暴飲暴食による正月太りが気になってくる。そこでおすすめしたいのが、肉や卵、チーズなどを接種できることからチャレンジする人が多い低糖質ダイエット。炭水化物やお菓子類など糖質を抑えることで体重を減らす流行りの減量法だ。最近は多くの食品メーカーが目をつけ、数々の低糖質メニューが開発されている。今回はその中から、ローソンの低糖質アイスクリームを実食。甘いアイスなのに低糖質!? さてその実力とは!

ローソンで販売している低糖質アイス「SUNAO」は3タイプを展開中

ちょっぴり高級感あるソフトクリームタイプ

「チョコ&バニラ」と「かさね抹茶」

 冬でも人気があるアイスクリーム。特に濃厚なミルク風味が多いこのタイプは人気が高いようだ。両方とも低糖質とは思えない美味しそうなパッケージ!
「チョコ&バニラ」のパッケージを開けると見慣れた姿が
 
プラスチックのカバーを開けるとアイスが登場。
糖質は9.0グラム

 見た目はいわゆるコーン付きのソフトクリームタイプとほぼ同じ。持ち手のコーンの部分が少し短い気もする。いただいてみると、んんん?? ぜんぜん甘くない! 低糖質だから仕方がないし、変な薬品的甘さがないのはうれしいが、ここまであっさりだと何を食べているのか分からなくなる。チョコ部分は、ほどよい苦味とチョコの風味が少々。しかし不思議なもので食べれば食べるほど、ミルクやチョコの風味が膨らんでいく気もする。けして甘くはないが、悪くない。
 
「かさね抹茶」は糖質9.2グラム

 かじってみると抹茶のほどよい苦味が口に広がる。生クリーム入りの抹茶と濃い抹茶をかさねて作られているからか、抹茶感が強い。甘味はやはりあまり感じないが、生クリームのミルキーな味も濃厚で、これはなかなか本格的。大人のスイーツとしては充分だ。

定番中の定番、カップ型のアイスも実食

「バニラ」と「マカダミア&アーモンド」
 
「バニラ」は特有の黒い粒々が入っている。
糖質は8.0グラム

 さて、いただいてみると、これまで何個と食べているバニラアイスの口触りと、バニラの爽やかな香りを感じて、最後にミルキーな甘味が…こない。スッと味が途切れる印象。うう、いくら低糖質といっても、そりゃないぜ。ミルク味はしっかりするけど、個人的にバニラにはある程度の甘味が必要かと。
 
「マカダミア&アーモンド」の糖質はバニラより少ない4.9グラム

 ただ甘さはたしかに抑えめながらも、マカダミアの香ばしさとアーモンドの風味がいかされて、かなり美味しく仕上がっている。バニラよりも複雑な大人の味わいだ。まあ低糖質ダイエットをしている小学生はほぼいないだろうから、これが大正解。そうなるとカップシリーズでもうひとつあるストロベリー味も気になるところ。

生地とアイスとチョコ。低糖質モナカのチェック

こちらもアイスの定番「チョコモナカ」。
糖質は8.6グラム
 
4つに割れるタイプ。すこし小さい印象
 
この断面では見えないが板チョコが入っている

 チョコモナカはなかなかすばらしいバランス感。バニラアイス部分が若干物足りない感じもするが、薄い板チョコのパリパリ食感の楽しさとほんのり苦味がいいアクセントになっている。一般的なモナカアイスとは印象が変わるけど、高級感もあるし懐かしさも感じる。これは筆者的には大アリだ。

 さて、今回ご紹介した低糖質アイスクリーム。シンプルなバニラ味はどこか物足りなさを感じたものの、抹茶やアーモンドの風味、板チョコの食感などでなかなかレベルの高いスイーツに仕上がっていることを実感した。そもそも糖質制限している人にとって、アイスが食べられるというのは格別な喜びのはず。さすがローソン&グリコ、わかってらっしゃるのだ。(エフェクト・山葉のぶゆき)


※記事中の価格は購入時もの