ダイソーの便利グッズゆで卵の殻むき器の実力は? 2種類の商品を比べてみた
訪れるたびに新商品が続々登場する100円ショップ。特に他ではなかなか見ることのないおもしろい便利グッズに心惹かれることも多いだろう。今回は筆者がダイソーに訪れた際に見つけて気になった2種類のゆで卵の殻むき器を使ってみる。同じ目的でも違うアプローチのアイテムで、いったいどちらが便利なのか気になるところだ。
ダイソーのたまごの皮むき器。アプローチの異なる2種類を使ってみた
普通に剥いたゆで卵。すべてむくのに40秒くらいかかる。
今回、購入したのはゆで卵の殻がするりとむけるという「たまごのプッチン穴あけ器」と「たまごの殻むき」の2種類。それぞれ目的はたまごの殻をスムーズにむくことだが、まったくアプローチが違うのがおもしろい。それぞれ実際使ってみてその効果をくらべてみる。ちなみに普通に殻をむいたところ、むき始めに少しの凹凸はあるが、40秒ほどできれいにむくことができた。これを評価の基準としたい。
ダイソー「たまごのプッチン穴あけ器」110円
最初に試したのは「たまごのプッチン穴あけ器」。生卵の状態で小さな穴をあけて火を入れることでひび割れを防ぎ、ゆであがりのたまごの殻をきれいにむけるというものだ。約10cmのコンパクトサイズで裏がマグネットになっており、保管も便利。
生卵を恐る恐る押し付けてみると…
たまごの底に小さな穴がきれいにあいた
円形の部分にたまごの底を乗せて上から押さえることで小さな針が飛び出して穴を開けてくれる仕組み。生卵なのでかなり恐る恐るやってみたがすんなりと成功。中身がもれないか心配だったが、穴がかなり小さいため出てくることはまったくなかった。
スムーズに殻がむけてきれいなたまごが現れた
あとは普通に茹でるだけ。しっかりと10分間火を通し、たまごを剥いてみた。普通にむくと殻と白身の間にある薄い膜が白身にくっついてしまいむきにくいが、こちらは15秒ほどでつるりとむくことができた。最初に割った点は少し窪みができてしまったが、全体的につるりときれいなゆで卵が完成。普通にむくよりも時間も手間もかからなかった。仕組みとしては、たまごのなかに含まれる炭酸ガスを事前に抜くことで膨張を防ぎ、膜と白身が剥がれやすくなっているようだ。
ダイソー「たまごの殻むき」110円
「たまごの殻むき」は茹でたあとに使用する器具。こちらも10cmくらいのコンパクトなサイズでたまごがちょうど一つ入る容器となっている。
Lサイズのたまごも余裕で入るサイズ。
先ほどと同じ条件で茹でたたまごをセッティンッグ。あとは上下に軽く振るだけで簡単に殻がむけるとのことだ。が、しかし…
強く振りすぎると悲惨な結果に。最初はやさしく振ることが大事
なんと思いっきり振りすぎたのか途中でたまごが割れてしまう事態に。様子をみながら力加減を調整する必要があるとわかった。気を取り直して2個目に挑戦。
2回目は割れずに殻だけがきれいにむけた
今度は先ほどよりやさしく上下左右に振ってみる。今回は割れずに成功した。たまご全体にヒビが入っているのがわかり、いい感じに殻がむけていそうだ。取り出して殻をきれいにむいていく。
ヒビが入ったところが凹凸に。
あまりきれいな仕上がりにならなかった
しかし、実際に取り出してみるとまだまだ殻がたまごにくっついており、てこずってしまった。複数箇所にヒビが入っており、そこからむいていくのでその部分がどうしても凹凸になってしまうのだ。殻をむく時間自体は短かくてすんだが、形は不恰好に。きれいなたまごにするにはもう少しコツがいりそうだ。
むき時間に関しては両方同じくらいだったが、仕上がりのきれいさ、手軽さ、保管のしやすさと使い終わったあとの手入れの簡単さで「たまごのプッチン穴あけ器」のほうがかなり便利だった。「たまごの殻むき」も使い慣れるときれいにむけるようだ。子どもと一緒に調理する際などはこちらのほうが役に立つかもしれない。(エフェクト・霜越緑)
※記事中の価格は購入時もの

ゆで卵の皮むきが簡単にできると噂の便利グッズ

今回、購入したのはゆで卵の殻がするりとむけるという「たまごのプッチン穴あけ器」と「たまごの殻むき」の2種類。それぞれ目的はたまごの殻をスムーズにむくことだが、まったくアプローチが違うのがおもしろい。それぞれ実際使ってみてその効果をくらべてみる。ちなみに普通に殻をむいたところ、むき始めに少しの凹凸はあるが、40秒ほどできれいにむくことができた。これを評価の基準としたい。
時短&きれい! 穴を開けるだけで驚きの効果が

最初に試したのは「たまごのプッチン穴あけ器」。生卵の状態で小さな穴をあけて火を入れることでひび割れを防ぎ、ゆであがりのたまごの殻をきれいにむけるというものだ。約10cmのコンパクトサイズで裏がマグネットになっており、保管も便利。


円形の部分にたまごの底を乗せて上から押さえることで小さな針が飛び出して穴を開けてくれる仕組み。生卵なのでかなり恐る恐るやってみたがすんなりと成功。中身がもれないか心配だったが、穴がかなり小さいため出てくることはまったくなかった。

あとは普通に茹でるだけ。しっかりと10分間火を通し、たまごを剥いてみた。普通にむくと殻と白身の間にある薄い膜が白身にくっついてしまいむきにくいが、こちらは15秒ほどでつるりとむくことができた。最初に割った点は少し窪みができてしまったが、全体的につるりときれいなゆで卵が完成。普通にむくよりも時間も手間もかからなかった。仕組みとしては、たまごのなかに含まれる炭酸ガスを事前に抜くことで膨張を防ぎ、膜と白身が剥がれやすくなっているようだ。
振って殻をむくパターンは使いこなすにはコツがいりそう

「たまごの殻むき」は茹でたあとに使用する器具。こちらも10cmくらいのコンパクトなサイズでたまごがちょうど一つ入る容器となっている。

先ほどと同じ条件で茹でたたまごをセッティンッグ。あとは上下に軽く振るだけで簡単に殻がむけるとのことだ。が、しかし…

なんと思いっきり振りすぎたのか途中でたまごが割れてしまう事態に。様子をみながら力加減を調整する必要があるとわかった。気を取り直して2個目に挑戦。

今度は先ほどよりやさしく上下左右に振ってみる。今回は割れずに成功した。たまご全体にヒビが入っているのがわかり、いい感じに殻がむけていそうだ。取り出して殻をきれいにむいていく。

あまりきれいな仕上がりにならなかった
しかし、実際に取り出してみるとまだまだ殻がたまごにくっついており、てこずってしまった。複数箇所にヒビが入っており、そこからむいていくのでその部分がどうしても凹凸になってしまうのだ。殻をむく時間自体は短かくてすんだが、形は不恰好に。きれいなたまごにするにはもう少しコツがいりそうだ。
むき時間に関しては両方同じくらいだったが、仕上がりのきれいさ、手軽さ、保管のしやすさと使い終わったあとの手入れの簡単さで「たまごのプッチン穴あけ器」のほうがかなり便利だった。「たまごの殻むき」も使い慣れるときれいにむけるようだ。子どもと一緒に調理する際などはこちらのほうが役に立つかもしれない。(エフェクト・霜越緑)
※記事中の価格は購入時もの