在宅勤務にぴったり! 卓上加湿器「DuoMist」を使うべき4つの理由

レビュー

2021/11/23 18:00

 暖房を長時間使うと、室内の空気が乾燥して喉や肌の調子が悪くなってしまう。特に喉や鼻の根粘膜が乾燥すると、風邪を引きやすくなる。暖房を使いながらも適切な湿度を保つために活用したいのが加湿器だ。数ある加湿器のなかで筆者がおすすめしたいのが、エレスの「Duo Mist(デュオミスト)」。スリムな見た目なのにパワフルに加湿できるため、リモートワークのおともに最適だ。実際に使ってみて感じた四つの魅力を紹介しよう。

デュオミストはホワイトとブラックの2色展開(3850円)。
各ECサイトやケユカなどのライフスタイルショップで購入可能

(1)木目調がアクセントの細身でおしゃれなデザイン

 加湿器を選ぶ際、卓上でも使えるコンパクトさを重視する人は多いだろう。デュオミストはタンブラーのような筒形で、余計な凹凸がないのが特徴。加えてコードレスで使用できるため、筆者の狭苦しいリモートワーク用デスクにも難なく配置でき、そのうえPCやタブレットなどを広げても特に邪魔にならなかった。
 
デュオミストは幅80×高さ185×奥行80mmで重さ約260g。
使用の際は、ミストがPCなどの電子機器にかからないように注意しよう

 加えて、オンライン会議などで映り込んだ際に画面映えするデザイン性の高さも魅力。性別や年齢を気にせず使える落ち着いた見た目なのに加え、電源ボタンや噴霧口まわりの木目調のおかげでシックな印象を受ける。
 
電源ボタンをすばやく2回押すと、柔らかい色のLEDライトが点灯。
底部分は滑り止め付きで、軽く手などが当たった程度では転倒しないので安心だ

(2)4種類の運転モードで長時間パワフルに加湿

 デュオミストは正面と頂部の2か所にミストポートが付いており、使用の際に4種類の噴霧パターンから好きなものを選べる。たとえば、電源ボタンを1回押すと使えるモードでは、頂部からきめ細かいミストがやさしく噴射。周囲を満遍なく保湿したいときに便利だ。また、電源ボタンを3回押して使うモードでは、正面のポートからミストが勢いよく噴射され、好きな場所をピンポイントで加湿できる。
 
二つのミストポートから同時、もしくは交互に噴射するモードも搭載。
すべて電源ボタンで操作できて簡単

 コンパクトな卓上加湿器はタンクが小さく、こまめに水を加えないといけないと考える人もいるはず。しかし、デュオミストのタンクは480ml大容量で頻繁な水の入れ替えは必要ない。頂部のミストポートのミスト量は約70ml/h、正面のポートは140ml/hと、見た目に似合わないパワフルさもデュオミストのいいところだ。
 
メインユニットの綿芯がタンクの水を吸い上げる仕組み。
静音でミストが細かいのが特徴の超音波式を採用

(3)オフタイマー付きなので寝落ちしても安心

 就寝のときは、湿度が高くなりすぎるのを防ぐために加湿器をオフにしておくのが基本。とはいえ寝る直前まで使用していて、そのままうっかり寝落ちしてしまう場合もあるだろう。その点、デュオミストはオートオフ機能がついているので、電源を切り忘れても安心だ。一つのミストポートを使う運転モードの場合は6時間後に、二つのポートを同時に使う運転モードの場合は3時間後に、本体電源が自動で切れる。
 
充電は付属のUSBケーブルで行う。
充電時間は約4時間で、充電中は加湿機能が使用不可になる

(4)コンパクトだから手入れが苦痛じゃない!

 水を加熱する工程のない超音波式は、雑菌の繁殖を防ぐためにこまめな手入れが欠かせない。加湿器は掃除が面倒なイメージがあったが、デュオミストは使用ごとに水タンクを水洗いする程度でOK。タンブラーや水筒を洗う程度の労力で済むので、忙しいときでもそれほど苦痛に感じなかった。あとは3~6か月に一度、綿芯を付け替えたり、メインユニットをかたく絞った布で拭きとったりすればいい。
 
綿芯はスペア2本が付属。
振動板を掃除する際は、水で濡らした綿棒でやさしく拭き取る

 充電中に使用できないのは若干不便に思えるが、コードレスで場所を選ばず使えるのはうれしいポイントだ。価格もお手頃なので、リモートワークのおともに卓上加湿器を探している人は購入を検討してみるといいだろう。(TEKIKAKU・山崎理香子)

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