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台湾のジェンダーレスメイクブランドが日本初上陸! 人気のアイシャドウを使ってみた

レビュー

2021/11/14 15:00

 韓国をはじめアジアのコスメブームが続く昨今、台湾コスメの火付け役とも言われるブランド「heme」が日本に初上陸した。以前からコスメ好きの間では話題で、台湾のお土産に購入する人が多かった商品が、日本のコスメストアなどで購入できるようになったのだ。今回は洗練されたパッケージと豊富なカラーが人気のアイシャドウを購入してみた。
 

「heme(ヒーミー)」アイカラーパレット。
アジア人に馴染む多様なカラー展開も話題に

持っていると気分が上がる! シンプルながらも目を引くパッケージ

 
「heme アイカラーパレット パープルブロッサム」(1980円)

 「heme」の名前はhe&me、彼と私という意味をもち男女兼用で使えるスキンケアやコスメを販売している。台湾コスメの特徴でもある洗練されたパッケージデザインと使いやすさで日本のコスメ好きの間ではかなり話題のメーカーだ。今回はこれからの季節にぴったりな「冬の花園」をイメージしたラベンダー系のアイシャドウ「パープルブロッサム」を購入してみた。
 
手前にマグネットが入っており上にひっぱると開く仕組み

 紙でできたシンプルなケースは一見アイシャドウに見えないがマグネット式で簡単に開くようになっている。パッケージの珍しい深い紫色が印象的でポーチに入れるだけで気分が上がりそう。一方、素材は頑丈そうだがプラスチックのケースに慣れている筆者からすると長く使ったり頻繁に持ち運びをしたりする際は少し耐久性や汚れが心配だ。

冬に使いたくなるクールな目元を自由に演出

 
全部で6色。シンプルなマット系からラメ入りまで充実

 今回、購入した「パープルブロッサム」は落ち着いた紫を中心とした6色が入っている。光沢のないマット系、ラメが入ったパール、艶やかなブライトニングなどが一つのパレットのなかにさまざまなタイプを展開しているため、その日の気分に合わせてメイクを変えたり、グラデーションを楽しんだり、使い方次第で違う印象の目元を作り出すことができる。
 
2種類のブラシがセットになっている

 ブラシはアイシャドウブラシとアイラインブラシの2種類。この商品があればシャドウとライン両方をカバーでき、統一感のある目元をつくることができるのがポイントだ。どちらもしっかりとパウダーを捉えて自然な仕上がりを叶えてくれた。とくにアイラインブラシは普段筆のタイプを使用する筆者にとっては太すぎるかと思ったが、パウダーがしっかり密着してくれて簡単に繊細な線を引くことができた。
 
アイシャドウブラシを使用。きれいな発色がわかる
 
アイラインブラシを使用。繊細なラインを引くことができる

 「heme」のアイシャドウは天然鉱物の細かなパウダーを使用しているため、密着度が高く崩れにくいのが特徴。ブラシに取った時は粉っぽいと思ったが、肌を何度かなぞると自然に馴染んでくれた。1日経っても落ちないキープ力もうれしい。パールは派手になりがちな印象だが、落ち着いたトーンでほどよいアクセントになってくれた。

 Aはナチュラルなカラーなのでベースとして、B・E・Fは目尻に濃く入れてグラデーションを作るアイテムや、アイライナーとして使用。CとDはラメが入っているためまぶたと涙袋にポイントメイクとして入れるなど色によって使い分けてみてほしい。

 紫のシャドウは派手になりすぎる印象があったが、アジア人の顔に馴染む色合いを追求して作られているためナチュラルにおしゃれな目元を作ることができた。お値段も良心的なので、この冬の少し遊び心のあるメイクとして取り入れてみてはどうだろうか。(エフェクト・霜越緑)

※記事中の価格は購入時もの