ダイソーの激安イヤホンはあり?なし? 聴き比べて実力を検証
テレワークやリモート会議の増加でイヤホンの需要が高まっている。手軽に良い音質のものを求める人も増えているだろう。そこで今回検証してみたのは、100円均一ダイソーで見つけた二つのイヤホン。550円以下で購入できるイヤホンの使い心地は?
まず、最初に試したのは、330円の「高音質ステレオイヤホン」。パッケージには「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」と記載されている。ぜひ音質に注目して聞いてみたい。とくに低域、中域の音に強いようだ。
イヤホンは耳の中に入れるカナル型。耳によくフィットし、接続部分も小さいのでつけていて邪魔にならないのが魅力だ。イヤーピースの付属はついていないため、より自分の耳に合うものを使いたいときは別途購入する必要がある。安っぽい印象もなく、スタイリッシュに使える。
ケーブルは1.2mと長く、PCにつないで使っても、歩いているときにポケットやカバンに入れて使っても、不自由することはない。イヤホンジャックは必須なのでiPhoneで使用する場合は別途アダプタが必要になる。
付属のマイクにはボタンが一つついており、受話・通話のほか音楽などの再生と一時停止が可能。装着した時に胸の下くらいにきてしまうので、通話の際は音が遠くなるのが難点だ。肝心な音質はというと想像以上に良い。パッケージに記載してあるように、とくに中低音がよく響く。
ただし、音の数が増えると少しがちゃがちゃとした印象を感じた。とはいえ本格的に音楽を聴きたい場合意外は気にならない程度。さすがに有名メーカーや高級なイヤホンと比べると音が軽いが、移動中に聴く音楽やリモート会議、通話などは十分な音質だ。
続いて試したのは「ブルートゥースイヤホン(BT004)」。パッケージには「高音質ステレオイヤホン」の文字があるためこちらも期待大。2.5時間の充電で連続約7時間の再生が可能。ハンズフリー通話機能もついている。
簡単な取り扱い説明書が添付されており、ペアリングやマルチポイントの設定が書かれている。イヤホンはカナル型で耳によくフィットする。こちらもイヤーピースの付属はない。再生・一時停止ボタンを3秒以上長押しすると電源がオンになり、続いてすぐにペアリングに移行する。接続もスムーズだった。
こちらも音質は想像以上に良かった。低音は「高音質ステレオイヤホン(マイク付き、AL-001)」のほうがより響いて聴こえるが、「ブルートゥースイヤホン(BT004)」は音に奥行きがあり全体のバランスが取れている。ライブ音源などを聴く際はこちらのほうがおすすめだ。個人的には「ブルートゥースイヤホン(BT004)」のほうが心地よく音を聴くことができた。といっても音にこだわりのある人以外にとってはどちらも十分満足な音質だろう。
今回購入した2件はノイズキャンセリング機能はないので周りの音は少し聞こえるが、通常使用する際は気にならない程度だ。筆者は昔100円のイヤホンの音質の悪さに驚いたことがあったが、月日が経ってかなり改良されているのがわかった。1000円以下でこの音のよさと使いやすさはおすすめだ。(エフェクト・霜越緑)
※記事中の価格は購入時もの
中低音の響きに驚く高音質ステレオイヤホン
まず、最初に試したのは、330円の「高音質ステレオイヤホン」。パッケージには「迫力低音+ヴォーカル伸びやか」と記載されている。ぜひ音質に注目して聞いてみたい。とくに低域、中域の音に強いようだ。
イヤホンは耳の中に入れるカナル型。耳によくフィットし、接続部分も小さいのでつけていて邪魔にならないのが魅力だ。イヤーピースの付属はついていないため、より自分の耳に合うものを使いたいときは別途購入する必要がある。安っぽい印象もなく、スタイリッシュに使える。
ケーブルは1.2mと長く、PCにつないで使っても、歩いているときにポケットやカバンに入れて使っても、不自由することはない。イヤホンジャックは必須なのでiPhoneで使用する場合は別途アダプタが必要になる。
付属のマイクにはボタンが一つついており、受話・通話のほか音楽などの再生と一時停止が可能。装着した時に胸の下くらいにきてしまうので、通話の際は音が遠くなるのが難点だ。肝心な音質はというと想像以上に良い。パッケージに記載してあるように、とくに中低音がよく響く。
ただし、音の数が増えると少しがちゃがちゃとした印象を感じた。とはいえ本格的に音楽を聴きたい場合意外は気にならない程度。さすがに有名メーカーや高級なイヤホンと比べると音が軽いが、移動中に聴く音楽やリモート会議、通話などは十分な音質だ。
550円とは思えない奥行きのある音をワイヤレスで
続いて試したのは「ブルートゥースイヤホン(BT004)」。パッケージには「高音質ステレオイヤホン」の文字があるためこちらも期待大。2.5時間の充電で連続約7時間の再生が可能。ハンズフリー通話機能もついている。
簡単な取り扱い説明書が添付されており、ペアリングやマルチポイントの設定が書かれている。イヤホンはカナル型で耳によくフィットする。こちらもイヤーピースの付属はない。再生・一時停止ボタンを3秒以上長押しすると電源がオンになり、続いてすぐにペアリングに移行する。接続もスムーズだった。
こちらも音質は想像以上に良かった。低音は「高音質ステレオイヤホン(マイク付き、AL-001)」のほうがより響いて聴こえるが、「ブルートゥースイヤホン(BT004)」は音に奥行きがあり全体のバランスが取れている。ライブ音源などを聴く際はこちらのほうがおすすめだ。個人的には「ブルートゥースイヤホン(BT004)」のほうが心地よく音を聴くことができた。といっても音にこだわりのある人以外にとってはどちらも十分満足な音質だろう。
今回購入した2件はノイズキャンセリング機能はないので周りの音は少し聞こえるが、通常使用する際は気にならない程度だ。筆者は昔100円のイヤホンの音質の悪さに驚いたことがあったが、月日が経ってかなり改良されているのがわかった。1000円以下でこの音のよさと使いやすさはおすすめだ。(エフェクト・霜越緑)
※記事中の価格は購入時もの