トイレ掃除道具はこれ一択に! 「クイックルミニワイパー」を使った納得感
クイックルワイパーといえば、大手日用品メーカーとしてよく知られた花王の主力商品のひとつ。ヘッドのシートを取り換えるだけで、乾拭きから水拭きまでこなす便利な掃除道具である。今回は、そのクイックルワイパーを小さくした、その名も「クイックルミニワイパー」を紹介する。このコンパクトな道具でトイレ掃除が劇的に楽になった。
最近では店舗で見かけることが多くなったように感じる。価格は店舗により異なり、1300~1500円程度。
筆者は、トイレ掃除専用の洗剤をトイレットペーパーにシュシュっと吹きかけて床を拭いていた。特に今までこの掃除手法に苦痛を感じていたわけではないのだが、今回、クイックルミニワイパーに変えてみてトイレ掃除はこれ一択になった。
パッケージから製品を取り出すと、柄の部分と持ち手の部分、ヘッドの部分と三つに分かれているので、それぞれを組み立てる。
ヘッドのサイズは通常のクイックルワイパーに比べると、概ね半分くらいで、素材は少し柔らかい。完全な長方形ではなく、中央部分がカーブを描くように少しリボン型に狭くなっている。
カラーはホワイトとグレーとシルバーで悪目立ちせず、シンプルでスタイリッシュなデザインも気に入った。
ヘッドの裏面はでこぼこしていて、押してみると弾力がある。でこぼこの形状と弾力のあるヘッドが、汚れをしっかりと取ってくれるのだろう。
ヘッドと柄のつなぎ目は、角度が自由に変えられるようになっている。この部分が従来のクイックルワイパーより少し硬くなっており、こちらの方が使いやすく感じた。
クイックルワイパーで不満だったのは、ちょっと壁に立てかけておくと自立せずにパタンと床に倒れてしまう点だった。クイックルミニワイパーは力を少し入れると動く程度の硬さがあるので、倒れるのを防ぐ。ちょっとしたことだが、大きな改善点だと思う。
筆者は今までトイレクイックルのシートを使った経験がなかったため知らなかったが、トイレクイックルシートには一枚を半分にできるミシン目が入っている。そして、一般的なトイレ掃除用シートより、ふんわりしていて厚手だ。
このシートの取り付け方法もとても簡単だ。シートをミシン目に沿って半分にカットし、それをヘッドのストッパーに挟むだけ。
クイックルワイパーのシートを取り付ける際は、ギザギザ部分に挟み込む。その時にたまに指まで挟んでしまい、それほど痛くはないもののちょっと不快だった。
クイックルミニワイパーのようにストッパーをパタンと挟むタイプだと、そうした不快感はなく、かつ簡単にセットできる。
一般的な家庭のトイレの個室はそんなに広くない。狭い空間のさらに奥となると、なかなか手が届かないことが多い。
筆者もトイレタンクの下の狭い空間を今まで見なかったことにしていたが、覗いてみるとやはりほこりが溜まっていた。小さなヘッドと短めの柄ならば、トイレタンクの下の狭い空間までスッと入り、ほこりがとれてスッキリ。あまりに気持ちよくフィットするので、スッと入っていくのが気持ちいい。少し柔らかいヘッドが、ピタッと隙間に沿って掃除できる。
というわけで、トイレクイックル一枚で床掃除から、便器の周りの拭き掃除まで完結する。これはすごい。一連の流れの中でトイレ全体がきれいになる。
しかしトイレの壁には床同様に、目に見えない汚れが付着していることもあるらしい。小さい子どもがいる家庭なら、いつの間にかトイレの壁に汚れがついてしまうこともあるだろう。
トイレクイックルシートなら厚手なので、壁を拭いてもシートがボロボロになることはない。最初に壁を掃除して、次にシートをひっくり返して床を掃除する。同じ掃除道具を使いながら、ひと手間で壁まできれいにできるのは感動すら覚える。
トイレの収納棚に余裕があれば、そこにしまうのも手だ。しかし、いくら柄が短いといっても65cmあるクイックルミニワイパーが入る収納棚が我が家にはない。そこで、トイレタンクのつまみの反対側に100均で買ったシールタイプのフックを取り付けて、そこに引っ掛けて収納することにした。
我が家のトイレの出入り口は、トイレ本体に対してつまみ側にあるので、ちょうど見えづらい場所に収納できた。しかし、見えても問題ないくらいクイックルミニワイパーの見た目はスタイリッシュだ。
道具はすぐに手の届くところにないと、掃除が億劫になってしまうもの。手に取りやすく、かつフックに掛けられる程度の長さと軽さのクイックルミニワイパーは、さすがとしか言いようがないほどトイレ掃除への配慮がいたるところに施されている。
筆者は、ベーシックなミントの香りを購入してみたが、掃除中にさわやかなミントの香りがして清潔感があってよかった。時間がたつと香りは自然となくなるので、他の芳香剤の香りと混ざる心配もない。
これまでのクイックルの知見がいっぱいつまったクイックルミニワイパーは、掃除が好きな人にももちろんだが、あまりトイレ掃除が好きでない人にこそ使ってほしい。トイレ掃除の際に感じていた面倒さやイライラが解消されるはず。ぜひ、この快感を味わっていただきたい。(GEAR)
発売当初から話題|小さいヘッドと短い柄がトイレ空間にフィット
クイックルミニワイパーは2020年10月24日の発売直後から人気の商品だ。筆者は当初ドラッグストアやホームセンターで探したのだが、店舗では運悪く見つけられずネット通販で購入した。最近では店舗で見かけることが多くなったように感じる。価格は店舗により異なり、1300~1500円程度。
トイレの床掃除は何を使うといいのか問題
家のトイレ掃除に使う道具は人それぞれだろう。掃除機をトイレの床掃除に使うことに抵抗を感じる人もいれば、普段はドライシートでササっと掃除する人もいる。筆者は、トイレ掃除専用の洗剤をトイレットペーパーにシュシュっと吹きかけて床を拭いていた。特に今までこの掃除手法に苦痛を感じていたわけではないのだが、今回、クイックルミニワイパーに変えてみてトイレ掃除はこれ一択になった。
いざクイックルミニワイパーを開封
パッケージから製品を取り出すと、柄の部分と持ち手の部分、ヘッドの部分と三つに分かれているので、それぞれを組み立てる。
ヘッドのサイズは通常のクイックルワイパーに比べると、概ね半分くらいで、素材は少し柔らかい。完全な長方形ではなく、中央部分がカーブを描くように少しリボン型に狭くなっている。
カラーはホワイトとグレーとシルバーで悪目立ちせず、シンプルでスタイリッシュなデザインも気に入った。
ヘッドの裏面はでこぼこしていて、押してみると弾力がある。でこぼこの形状と弾力のあるヘッドが、汚れをしっかりと取ってくれるのだろう。
ヘッドと柄のつなぎ目は、角度が自由に変えられるようになっている。この部分が従来のクイックルワイパーより少し硬くなっており、こちらの方が使いやすく感じた。
クイックルワイパーで不満だったのは、ちょっと壁に立てかけておくと自立せずにパタンと床に倒れてしまう点だった。クイックルミニワイパーは力を少し入れると動く程度の硬さがあるので、倒れるのを防ぐ。ちょっとしたことだが、大きな改善点だと思う。
トイレ掃除をすると小さなストレスから解消されて快感
本体の他に「トイレクイックルニオイ予防プラス シトラスミントの香り」という専用シートが一枚入っている。筆者は今までトイレクイックルのシートを使った経験がなかったため知らなかったが、トイレクイックルシートには一枚を半分にできるミシン目が入っている。そして、一般的なトイレ掃除用シートより、ふんわりしていて厚手だ。
このシートの取り付け方法もとても簡単だ。シートをミシン目に沿って半分にカットし、それをヘッドのストッパーに挟むだけ。
クイックルワイパーのシートを取り付ける際は、ギザギザ部分に挟み込む。その時にたまに指まで挟んでしまい、それほど痛くはないもののちょっと不快だった。
クイックルミニワイパーのようにストッパーをパタンと挟むタイプだと、そうした不快感はなく、かつ簡単にセットできる。
隙間にピタッと沿っていくのがスッキリ
一般的な家庭のトイレの個室はそんなに広くない。狭い空間のさらに奥となると、なかなか手が届かないことが多い。
筆者もトイレタンクの下の狭い空間を今まで見なかったことにしていたが、覗いてみるとやはりほこりが溜まっていた。小さなヘッドと短めの柄ならば、トイレタンクの下の狭い空間までスッと入り、ほこりがとれてスッキリ。あまりに気持ちよくフィットするので、スッと入っていくのが気持ちいい。少し柔らかいヘッドが、ピタッと隙間に沿って掃除できる。
もう半分のシートは便座をきれいにすれば一枚でトイレ掃除が完結
残った半分のシートはどうするか。ケースにしまってまた次回に使うのもいいが、筆者は一度取り出したシートを戻す作業が面倒だと感じた。それならば、トイレ本体や便座の掃除に使えばいい。というわけで、トイレクイックル一枚で床掃除から、便器の周りの拭き掃除まで完結する。これはすごい。一連の流れの中でトイレ全体がきれいになる。
ついで掃除|トイレの壁もこれなら苦なく楽に拭ける
トレイの壁を掃除する頻度も人によりそれぞれだろう。筆者の場合、あからさまな汚れがない限りは普段のトイレ掃除で壁を掃除することはない。しかしトイレの壁には床同様に、目に見えない汚れが付着していることもあるらしい。小さい子どもがいる家庭なら、いつの間にかトイレの壁に汚れがついてしまうこともあるだろう。
トイレクイックルシートなら厚手なので、壁を拭いてもシートがボロボロになることはない。最初に壁を掃除して、次にシートをひっくり返して床を掃除する。同じ掃除道具を使いながら、ひと手間で壁まできれいにできるのは感動すら覚える。
見た目がシンプルだから「見せる収納」もOK
トレイの掃除道具の収納場所を確保することは、狭いトイレ空間でなかなか難しい。床に直置きすると、掃除する時に邪魔になってしまう。いくら優秀な掃除道具も、普段使わない時にトイレの邪魔をしてしまっては意味がない。トイレの収納棚に余裕があれば、そこにしまうのも手だ。しかし、いくら柄が短いといっても65cmあるクイックルミニワイパーが入る収納棚が我が家にはない。そこで、トイレタンクのつまみの反対側に100均で買ったシールタイプのフックを取り付けて、そこに引っ掛けて収納することにした。
我が家のトイレの出入り口は、トイレ本体に対してつまみ側にあるので、ちょうど見えづらい場所に収納できた。しかし、見えても問題ないくらいクイックルミニワイパーの見た目はスタイリッシュだ。
道具はすぐに手の届くところにないと、掃除が億劫になってしまうもの。手に取りやすく、かつフックに掛けられる程度の長さと軽さのクイックルミニワイパーは、さすがとしか言いようがないほどトイレ掃除への配慮がいたるところに施されている。
トイレクイックルから好みの種類をチョイス
本体購入時に「トイレクイックルニオイ予防プラス シトラスミントの香り」が一枚付属する。トイレクイックルには、ベーシックなミントの香りの他、ニオイ予防プラスのエレガントローズと消臭ストロングがある。筆者は、ベーシックなミントの香りを購入してみたが、掃除中にさわやかなミントの香りがして清潔感があってよかった。時間がたつと香りは自然となくなるので、他の芳香剤の香りと混ざる心配もない。
これまでのクイックルの知見がいっぱいつまったクイックルミニワイパーは、掃除が好きな人にももちろんだが、あまりトイレ掃除が好きでない人にこそ使ってほしい。トイレ掃除の際に感じていた面倒さやイライラが解消されるはず。ぜひ、この快感を味わっていただきたい。(GEAR)