ソニーから小型&高音質の完全ワイヤレスイヤホン「WF-C500」、カラフルな4色展開

 ソニーは10月8日に、完全ワイヤレスイヤホン「WF-C500」と、ヘッドバンド型ワイヤレスヘッドホン「WH-XB910N」を発売する。価格はどちらもオープン。

WF-C500

 「WF-C500」は、MP3などの圧縮音源、音楽や動画などのストリーミングサービスをCD音質相当の高音質に復元する「DSEE(Digital Sound Enhancement Engine)」を搭載し、臨場感豊かな音を楽しめるほか、スマートフォン専用アプリ「Sony | Headphones Connect」を使用することで、イコライザーで高音や低音を強調するなど、好みの音質にカスタマイズできる。

 左右の本体が、スマートフォンなどの機器とそれぞれ同時伝送する方式を採用することによって、安定した接続性を実現しており、動画視聴時の映像と音声のズレを軽減する。

 本体は、内部構造を最適化することで小型化し、快適に装着可能で、装着時に耳から飛び出す部分を少なくして、スマートな見た目を実現した。さらに、フラッグシップモデル「WF-1000XM4」で実現した、本体を耳との接触面で支える「エルゴノミック・サーフェース・デザイン」を踏襲することによって、安定した装着性を確保する。さらに、IPX4相当の防滴性能を備えており、ソニーが提案する音楽体験「360 Reality Audio(サンロクマル・リアリティオーディオ)」の認定を取得している。

 バッテリ駆動時間は、連続再生が最大10時間、連続通話が最大5時間。対応BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。対応コーデックはSBC、AAC。

 カラーは、アイスグリーン、コーラルオレンジ、ホワイト、ブラックの4色で、価格は1万1000円前後の見込み。
 
WH-XB910N

 「WH-XB910N」は、「WF-1000XM4」にも搭載されている、ヘッドホンの外側と内側に配置した2基のセンサーで効率的にノイズを集音する「デュアルノイズセンサーテクノロジー」により、高いノイズキャンセリング性能を実現している。

 「EXTRA BASS」シリーズならではの重低音に加えて、クリアなボーカルと高音域を実現しているので、迫力や臨場感を楽しめる。また、「DSEE」を備えており、ワイヤレスでも音質劣化の少ないコーデックLDACに対応する。

 左ハウジングのフィードフォワードマイクと、新搭載の通話専用マイクを最適に制御しつつ、高度な音声信号処理を行う高精度ボイスピックアップテクノロジーによって、高い通話品質を実現する。「WH-1000XM4」にも搭載されている、同時に2つのBluetooth対応機器に接続してスムーズに機器間の切り替えが可能な「マルチポイント接続」にも対応している。

 さらに、「WF-C500」と同じく「360 Reality Audio」認定ヘッドホンとして、個人最適化された臨場感豊かな立体的音場で対応コンテンツを楽しめる。

 連続再生時間は、ノイズキャンセリング・オン時が最大30時間、オフ時が最大50時間。連続通話時間は、ノイズキャンセリング・オン時が最大30時間、オフ時が最大40時間。対応BluetoothプロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、HSP。対応コーデックはSBC、AAC、LDAC。
 カラーは、ブラック、ブルーの2色。価格は2万6000円前後の見込み。