筆者は日用品の買い出しにカインズホームをよく利用する。中でもオリジナル商品は、デザインがシンプルで機能的なところが気に入っている。今回は、カインズのオリジナル商品の中でも、掃除道具にプラスαの機能がついた商品にスポットをあてた。実際に使ってみて「これはいい」と実感したので紹介しよう。
それらのデザインはどれもシンプルで、商品名も分かりやすい。今回紹介する「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」と「ケースが要らないワイヤーフレームカーペットクリーナー」の二点は、まさにそんな商品の代表格といえる。
最初に紹介する掃除道具は「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」(以下、ブラッシングスポンジ)。玄関掃除をする時、普段はほうきとちりとりで砂やほこりを掃除するだろう。
しかし、雨の日の玄関は砂やほこり以外にも、泥のついた足跡が残ったり、濡れているとほうきだけでは汚れが落ちなかったりする。かといって、いちいち雑巾で拭くのも面倒だ。それに、毎日ほうきで掃き掃除をしていても、いつのまにかタイルがくすんでいるものだ。
「玄関は汚れるものだから仕方ない」「乾燥した泥汚れを見てみぬふりをする」というわけにもいかない。そんな時に活躍するのが、この商品だ。
スペアのスポンジが別売りしているので、スポンジ部分の汚れが取れなくなったり、くたびれたりしたら取り替えられるのがまたいい。
見た目はフローリングワイパーに似ているが、違いはヘッドと柄が固定されている点。固定により、力がダイレクトに伝わるのだ。
フローリングワイパーのヘッドと柄が稼働する理由は、狭い隙間に自在に入り込んでほこりをとったり、力を入れずに手早く掃除したりするためだろう。
しかし、玄関の汚れを取る場合は、ヘッドと柄の固定で力が伝えられ、泥汚れも数回ブラッシングするだけできれいになる。汚れが筋のように残ることもあまりない。
注意点は、砂や砂利はあらかじめほうきで取り除いておくこと。砂や砂利を挟んだ状態で床をこすると、タイルを傷つけてしまうことになる。
ブラシ面を触ってみると、歯ブラシのようにギザギザ状になっている。この凹凸でタイルのよごれを掻き出し、スポンジ部分が浮いた汚れを吸い取ってくれているようだ。
しゃがむことなく、立ったまま玄関タイルを磨けるのはとても楽だ。
掃除道具を購入する際、掃除のしやすさはもちろんだが、どこに収納するかも考えたいもの。この商品は、シンプルでしかも柄が伸縮するので収納スペースを取らない。
柄の部分はアルミ製なので、軽いのも魅力。何よりも筆者が気に入っている点は、洗剤を使わず水だけで汚れを落とせる上に、汚れたらヘッド部分だけを水洗いできることだ。
本体部分には面ファスナーがついている。面ファスナーとは、トゲトゲの凸部分と、ふわっとした凹部分で接着する留め具のこと。外すときにベリベリッという音がする程度で、着脱はとても簡単だ。
粘着式カーペットクリーナーは、どの家庭にも一つはあるアイテムではないだろうか。筆者の家にも100均で購入したカーペットクリーナーがある。
しかし、実はあまり使っていなかった。どうしても必要な時は使っていたのだが、通常は奥にしまっているケースが多かった。
あまり使わない理由を考えてみると、「ケースから出すのがスムーズではない」「シートをめくるのがうまくいかず、イライラする」ということが原因のように感じる。
しかし、必要な時に手間なく使えたら、もっと使うはずだ。そしてずっと気になっていたカインズの「ケースが要らないワイヤーフレームカーペットクリーナー」(以下、カーペットクリーナー)をついに購入した。
色はホワイトもあるが、ブラックを選択。ちなみに今回紹介するのは、柄の長さがスタンダードのもの。他にロングもあり価格は598円だ。
魅力的なのはケースがいらないという点。ケースから取り出す手間が一つ減る。そして、紙のめくりやすさがすばらしい。
端を引っ張ると、あとは勝手に古い1枚がめくれる。斜めに巻かれていることで端っこが簡単にみつけられ、一点を引っ張るだけで失敗がない。気持ちいいし、すごく楽だ。
何枚もめくってしまう、ミシン目に沿ってうまく切れないなどのストレスから解放される。これまでのイライラだった原因の二つがすべて解決したのだ。
ベッドサイドにフックで取り付けてみた。ワイヤーフレームの構造もうまい具合にできていて、粘着部分がヘッドサイドにくっつかない。
次に床の上に置いてみた。これもまた粘着部分が床につくことがない。ケースがないと、なんと楽なことか。取り出してすぐに使えるって素晴らしい。
イライラが少ないと掃除も頻繁にするようになるし、子どもも簡単に使えるので、お手伝いにも最適だろう。
掃除したあとに、汚れた粘着部分をめくってフックにひっかけるだけで見た目も違和感がない。ケースはなくても生活感は隠せるし、ワイヤーフレームがおしゃれ感を演出してくれる。
今まで、粘着式カーペットクリーナーを使うときの手間は四つあった。
(1)ケースを開けて取り出す
(2)コロコロする
(3)次の粘着シートをめくる
(4)ケースにしまう
これが、カインズのカーペットクリーナーでは、手間が(2)と(3)だけの二つに減った。しかも(2)はイライラすることなく、とても簡単なのだ。
一つひとつの動作は大したことないと感じるかもしれないが、四つの手間が二つに減るのは嬉しい。掃除の手間が減って簡単になると、それだけでも「やろうかな!」というモチベーションにつながる。
今回紹介した「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」と「ケースが要らないワイヤーフレームカーペットクリーナー」の二点は、筆者が使ってみた掃除道具の中でも、今年ナンバーワン&ツーの商品となるだろう。
もっと早くに購入すればよかったと後悔している。カインズホームには、まだまだすばらしい商品があるはずだ。近くにカインズホームがある人はぜひ、自分にあった「これだっ!」という商品を、宝探し感覚でみつけに出かけてほしい。(GEAR)
カインズホームのオリジナル商品は見た目がシンプルでおしゃれ
筆者がカインズホームを普段よく利用していて感じるのは、オリジナル商品の多さだ。キッチン用品から寝具、トイレットペーパーに至るまで、さまざまなオリジナル商品を展開している。それらのデザインはどれもシンプルで、商品名も分かりやすい。今回紹介する「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」と「ケースが要らないワイヤーフレームカーペットクリーナー」の二点は、まさにそんな商品の代表格といえる。
玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄
最初に紹介する掃除道具は「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」(以下、ブラッシングスポンジ)。玄関掃除をする時、普段はほうきとちりとりで砂やほこりを掃除するだろう。
しかし、雨の日の玄関は砂やほこり以外にも、泥のついた足跡が残ったり、濡れているとほうきだけでは汚れが落ちなかったりする。かといって、いちいち雑巾で拭くのも面倒だ。それに、毎日ほうきで掃き掃除をしていても、いつのまにかタイルがくすんでいるものだ。
「玄関は汚れるものだから仕方ない」「乾燥した泥汚れを見てみぬふりをする」というわけにもいかない。そんな時に活躍するのが、この商品だ。
ブラシ部分を水で濡らして立ったままササッと掃除できる
ブラッシングスポンジの使い方は、スポンジ部分を水で濡らして玄関タイルを軽くブラッシングするだけ。洗剤を使用する必要はなく、水だけできれいになる。億劫だった玄関タイルの汚れを、気づいた時に手軽にササッと落とせる。スペアのスポンジが別売りしているので、スポンジ部分の汚れが取れなくなったり、くたびれたりしたら取り替えられるのがまたいい。
見た目はフローリングワイパーに似ているが、違いはヘッドと柄が固定されている点。固定により、力がダイレクトに伝わるのだ。
フローリングワイパーのヘッドと柄が稼働する理由は、狭い隙間に自在に入り込んでほこりをとったり、力を入れずに手早く掃除したりするためだろう。
しかし、玄関の汚れを取る場合は、ヘッドと柄の固定で力が伝えられ、泥汚れも数回ブラッシングするだけできれいになる。汚れが筋のように残ることもあまりない。
注意点は、砂や砂利はあらかじめほうきで取り除いておくこと。砂や砂利を挟んだ状態で床をこすると、タイルを傷つけてしまうことになる。
ブラシ面を触ってみると、歯ブラシのようにギザギザ状になっている。この凹凸でタイルのよごれを掻き出し、スポンジ部分が浮いた汚れを吸い取ってくれているようだ。
しゃがむことなく、立ったまま玄関タイルを磨けるのはとても楽だ。
決め手はシンプルな見た目と使い勝手
掃除道具を購入する際、掃除のしやすさはもちろんだが、どこに収納するかも考えたいもの。この商品は、シンプルでしかも柄が伸縮するので収納スペースを取らない。
柄の部分はアルミ製なので、軽いのも魅力。何よりも筆者が気に入っている点は、洗剤を使わず水だけで汚れを落とせる上に、汚れたらヘッド部分だけを水洗いできることだ。
本体部分には面ファスナーがついている。面ファスナーとは、トゲトゲの凸部分と、ふわっとした凹部分で接着する留め具のこと。外すときにベリベリッという音がする程度で、着脱はとても簡単だ。
ケースが要らないワイヤーフレームカーペットクリーナー
粘着式カーペットクリーナーは、どの家庭にも一つはあるアイテムではないだろうか。筆者の家にも100均で購入したカーペットクリーナーがある。
しかし、実はあまり使っていなかった。どうしても必要な時は使っていたのだが、通常は奥にしまっているケースが多かった。
あまり使わない理由を考えてみると、「ケースから出すのがスムーズではない」「シートをめくるのがうまくいかず、イライラする」ということが原因のように感じる。
しかし、必要な時に手間なく使えたら、もっと使うはずだ。そしてずっと気になっていたカインズの「ケースが要らないワイヤーフレームカーペットクリーナー」(以下、カーペットクリーナー)をついに購入した。
色はホワイトもあるが、ブラックを選択。ちなみに今回紹介するのは、柄の長さがスタンダードのもの。他にロングもあり価格は598円だ。
二手間減ると掃除はもっと楽しくなる
カインズホームのカーペットクリーナーがいいらしいことは噂で聞いていた。しかし、もうすでに家にあるのにわざわざ買いなおす必要があるか悩んでいたが、これは確かにいい。魅力的なのはケースがいらないという点。ケースから取り出す手間が一つ減る。そして、紙のめくりやすさがすばらしい。
端を引っ張ると、あとは勝手に古い1枚がめくれる。斜めに巻かれていることで端っこが簡単にみつけられ、一点を引っ張るだけで失敗がない。気持ちいいし、すごく楽だ。
何枚もめくってしまう、ミシン目に沿ってうまく切れないなどのストレスから解放される。これまでのイライラだった原因の二つがすべて解決したのだ。
ベッドサイドにフックで取り付けてみた。ワイヤーフレームの構造もうまい具合にできていて、粘着部分がヘッドサイドにくっつかない。
次に床の上に置いてみた。これもまた粘着部分が床につくことがない。ケースがないと、なんと楽なことか。取り出してすぐに使えるって素晴らしい。
イライラが少ないと掃除も頻繁にするようになるし、子どもも簡単に使えるので、お手伝いにも最適だろう。
掃除したあとに、汚れた粘着部分をめくってフックにひっかけるだけで見た目も違和感がない。ケースはなくても生活感は隠せるし、ワイヤーフレームがおしゃれ感を演出してくれる。
今まで、粘着式カーペットクリーナーを使うときの手間は四つあった。
(1)ケースを開けて取り出す
(2)コロコロする
(3)次の粘着シートをめくる
(4)ケースにしまう
これが、カインズのカーペットクリーナーでは、手間が(2)と(3)だけの二つに減った。しかも(2)はイライラすることなく、とても簡単なのだ。
一つひとつの動作は大したことないと感じるかもしれないが、四つの手間が二つに減るのは嬉しい。掃除の手間が減って簡単になると、それだけでも「やろうかな!」というモチベーションにつながる。
宝探し感覚!おしゃれで機能的な道具を探しに行きたくなる
今回紹介した「玄関タイルの汚れを落とすブラッシングスポンジ伸縮柄」と「ケースが要らないワイヤーフレームカーペットクリーナー」の二点は、筆者が使ってみた掃除道具の中でも、今年ナンバーワン&ツーの商品となるだろう。
もっと早くに購入すればよかったと後悔している。カインズホームには、まだまだすばらしい商品があるはずだ。近くにカインズホームがある人はぜひ、自分にあった「これだっ!」という商品を、宝探し感覚でみつけに出かけてほしい。(GEAR)