サイズはそのまま画面は大きくApple Watchが進化、今秋発売

新製品

2021/09/15 18:00

 米Appleは日本時間9月15日、オンラインで「Apple Event」を開催し、「iPhone 13」シリーズや新しい「iPad mini」「iPad」とともに、watchOS 8を搭載する「Apple Watch Series 7」を発表した。再設計した常時表示Retinaディスプレイは従来より大きく、屋内でApple Watch Series 6よりも最大70%明るいため、見やすさ・操作性ともアップした。

Apple Watch Series 7

 今回は新型iPhoneと同時発売ではなく、新Apple Watchは少し先、今秋後半に発売予定。Apple Watch Series 7の発表とともに、付属品を磁気高速充電USB-Cケーブルに変更の上、Apple Watch SEは3万2780円に、Apple Watch Series 3は2万1780円に値下げする。
 
Apple Watch Series 7の5色のアルミニウムケース

 Apple Watch自体のサイズ変更は最小限に抑えながら、ディスプレイの画面領域を最大化した。デザインは、四隅がより柔らかく丸みを帯びるように改良。新しいディスプレイの形状とサイズを活用するようUIも最適化し、文字盤には、新デザインに合わせて開発した「輪郭」と「モジュラーデュオ」を追加する。
 
一段と広くなった画面領域と細くなった外枠(右2つ)

 バッテリ駆動時間は18時間で、新たに急速充電に対応し、付属の磁気高速充電USB-Cケーブルと組み合わせると、従来に比べ、33%高速に充電できる。さらに、WR50の耐水性能に加え、Apple Watchで初めてIP6X認定の防塵性能を備える。
 
2つのより大きなフォントサイズが追加。
タップやQuickPathでスワイプできる新しいQWERTYキーボードを提供する

 Apple Watch Series 7には、5つの新しいアルミニウムケースの仕上げ、さまざま新色のバンドを追加する。また引き続き、Apple Watch NikeとApple Watch Hermesも展開する。ケースサイズは41mmと45mmの2サイズ。互換性があり、これまで販売したApple Watchバンドは、どのApple Watchでも利用可能。