レグザから倍速パネル搭載のシンプル4K、「Z570Kシリーズ」が9月17日発売

 TVS REGZAは9月17日から、直下型LEDバックライト式の倍速パネルを搭載した液晶テレビ、4K液晶レグザ「Z570K」シリーズ4モデルを順次発売する。価格はいずれもオープン。

4K液晶レグザ「Z570K」シリーズ

 「Z570K」シリーズは、新開発の直下型倍速液晶パネルを搭載することで、スポーツなどの動きが速いシーンもなめらかに美しく再現できる。新開発の高画質映像処理エンジン「レグザエンジンZR I」が、高度なダイナミックガンマ制御によってさらなる高コントラストを実現するとともに、36色軸カラーイメージコントロールによって淡い色の繊細なニュアンスなど、オリジナルに近い自然な色を再現し、液晶パネルの性能を十分に引き出す。

 健康的で自然な色と質感で人肌を再現する「ナチュラル美肌トーン」を備えており、人肌の立体感や質感を向上させるとともに、黒ずみや白飛びなどを抑えられる。また、撮影環境などの影響でカラーシフトした人肌を、自然で美しい色合いに再現する。
 
「ナチュラル美肌トーン」処理後(左)と、処理前のイメージ

 さらに、視聴環境の明るさだけでなく、色温度の違いをリアルタイムに検出して、常に適切な画質に自動調整する「おまかせAIピクチャーZR I」を搭載し、映画やスポーツなど視聴しているコンテンツの種類も自動で判別して、いつでも高画質な映像を楽しめる。また、夜間に浴びると睡眠導入に影響があるとされるブルーライトを、同社の従来製品と比較して約40%抑制した。
 
「おまかせAIピクチャーZR I」による自動調整イメージ

 映像面では、ほかにも地上デジタル放送においてエリアごとにあらわれるさまざまなノイズを低減し、高精細な映像を再現する「地デジAIビューティZR I」や、ネット動画の特性に合わせて高画質処理することで、コントラスト・精細感をアップさせ、低フレームレートコンテンツもなめらかに再生する「ネット動画ビューティZR I」などの機能も備えている。

 音質面では、バスレフボックススピーカーと重低音バズーカを総合出力40Wのマルチアンプで駆動し、パワフルで臨場感あふれるサウンドを再現する「レグザ重低音立体音響システム」を採用しており、立体音響技術「Dolby Atmos」にも対応しているので、映画館のように立体的で迫力のあるサウンドを楽しめる。

 65V型の「65Z570K」と55V型の「55Z570K」は9月17日の発売で、実勢価格はそれぞれ23万1000円前後、17万6000円前後の見込み。

 50V型の「50Z570K」は10月上旬の発売で、実勢価格は15万4000円前後の見込み。

 43V型の「43Z570K」は10月下旬の発売で、実勢価格は12万1000円前後の見込み。