「業務スーパー」は一味違う!冷食だからって侮れない、おすすめ5選

レビュー

2021/09/01 18:30

 業務スーパーの冷凍食品のおすすめ5選は、すばりコレだ。カット野菜は、料理を時短にしてくれるだけでなく、ミックスなどを使えば一袋で付け合わせの野菜が簡単に出来上がる。冷凍チャーハンは1kgと驚きの大容量で冷凍庫の常備品にしたい。冷凍焼きおにぎりや一口サイズのミニお好み焼きは、味のクオリティーも高い。さっそく順番に紹介していこう。
 

業務用サイズの食材が、驚きの価格で手に入る「業務スーパー」(画像はイメージ)

 業務スーパーは、その量の多さからプロの業者しか購入しないイメージだったが、最近では一般家庭でも注目されるようになってきている。業務スーパーの商品の中でも、特に注目度が高いのが冷凍食品だ。

 ずらっと並ぶ冷食用のショーケースは店内の大半を占め、その中には様々な商品が並ぶ。冷凍食品といえば、弁当のおかずなどのイメージがあるが、業務スーパーは一味違う。弁当だけでなく、普段の家庭料理でも大活躍する商品が揃っているのだ。しかも、魚や肉、麺類はもちろん、野菜やフルーツ、デザートまでジャンルは多岐にわたる。

 中でもおすすめしたいのが、料理を時短してくれる冷食や、ご飯を炊くのを忘れてしまった時の便利な冷食、小腹が空いた時に使える商品だ。さっそく、便利な業務スーパーの冷食を紹介しよう。

使う量だけ解凍するからムダにならない「カット野菜」

 業務スーパーの冷凍食材で便利なのが、カット野菜。すでに一口サイズにカットされたナスや、小分けにされたブロッコリーをはじめ、カットする際に涙が止まらず厄介な玉ねぎのみじん切りなどが人気である。

 中でもおすすめは、冷凍きざみネギ。ネギを1本買ってきても、家庭ではカットしたネギを少量しか使わない上、日持ちしないので、余らせて捨ててしまったという経験はないだろうか。冷凍きざみネギなら、使いたい時に使いたい量だけ解凍すればいいので、利便性が実感できるはずだ。

 業務スーパーにはほかにも、便利なカット野菜がある。

料理を時短してくれる便利な「野菜ミックス」

業務スーパーの冷凍洋風野菜ミックス(著者撮影)

 業務スーパーの冷凍カット野菜の中に、「洋風野菜ミックス」という商品がある。ニンジンやブロッコリー、カリフラワーといった数種類の野菜がカットされ、ミックスになって入っている冷凍野菜だ。

 パッケージに「煮込み料理や炒め物におすすめ」と記載されているように、シチューを作る際にもぴったりな野菜たちばかり。

 また、ハンバーグの付け合わせなどに使えるのも気に入っている。少量しか野菜を使わない場合、何種類も野菜を買ってきても、使い切れずに腐らせてしまい無駄になる。しかし、洋風野菜ミックスなら、数種類の野菜が入っているので、いくつも買う必要がないし、冷凍なので日持ちする。

 さらに、使いやすいサイズにすでにカットされているので、料理をする際の手間も省けて時短になる。数種類のカット野菜が入っている洋風野菜ミックスは、使い勝手がいいのでおすすめしたい。

「冷凍フルーツ」も便利!

業務スーパーの「冷凍トロピカルミックス」(著者撮影)

 業務スーパーでは、冷凍カットフルーツも販売している。トロピカルミックスはマンゴーとパイナップル、バナナの3種類のフルーツが入っている。

 最近ではコンビニやスーパーでもこの手の冷凍フルーツは購入できるが、ミックスはあまり見かけない。さらに、500gというパンチが効いた大容量なのは、業務スーパーならではといえるだろう。

 トロピカルミックスは、そのまま食べるのももちろん良いが、スムージーに使ったり、アイスクリームやかき氷の上にのせたりすると、自宅でも店さながらのデザートが味わえる。

ご飯を炊き忘れた時や忙しい朝に便利!

 食事の準備をする際、ご飯を炊き忘れたり、米を切らしてしまったりしていたことはないだろうか。そんな困った時に使えるのが、業務スーパーの冷凍チャーハンだ。

冷食の定番、チャーハン

業務スーパーの「冷凍チャーハン」(著者撮影)

 冷凍食品のご飯で、定番といえばチャーハンだろう。ご飯を炊き忘れた時だけでなく、休日の昼ご飯にもぴったりだ。

 各社からたくさんの種類の冷凍チャーハンが発売され、テレビCMでも多く放送されるほどメジャーな商品である。そんな便利な冷凍チャーハンだが、通常のサイズだと家族分だと少し足りないと感じることがある。

 業務スーパーの冷凍チャーハンは、内容量がなんと1kgもあるので、家族で食べるのにも十分な量だ。普段、冷凍チャーハンの内容量の少なさに悩んでいる人は、業務スーパーのチャーハンを冷凍庫に常備しておくといいだろう。

忙しい朝にさっと「焼きおにぎり」    

業務スーパーの「冷凍焼きおにぎり」(著者撮影)

 冷凍チャーハンもおすすめだが、忙しい朝に大活躍なのが「冷凍焼きおにぎり」。作り方は、電子レンジを使って温めるだけ。パッケージに記載されている加熱時間の目安は、1個あたり500Wで1分30秒~2分間とある。

 電子レンジで温めると、表面に塗られた醤油の香ばしい匂いが広がる。味はシンプルだが、かつおや昆布、ほたてのエキスが入っているので、出汁のような深みも感じられる。忙しい朝に、こんなに短時間で美味しい焼きおにぎりが食べられるのは嬉しい。

 また、冷凍焼きおにぎりにありがちな、小さすぎて物足りないという問題も、業務スーパーの冷凍焼きおにぎりはサイズ感も大きすぎず小さすぎずなので、朝食にぴったり。

 内容量は8個入り。業務スーパーにしては使いやすい量で、冷凍庫のスペースを取らないのも嬉しいポイントである。何かあった時のために、冷凍庫に1袋ストックしておくと良いのではないだろうか。

一口サイズの「ミニお好み焼き」

業務スーパーの「ミニお好み焼き」(著者撮影)

 業務スーパーでぜひ購入してほしいのが、「キャベツたっぷりミニお好み焼き」だ。その名の通り、たっぷりのキャベツとネギ、しょうがでできたミニサイズのお好み焼きである。

 小さいサイズの10個入りなので、小腹が空いた時のおやつ、弁当に入れるのにぴったり。シンプルな材料なので、子どもに食べさせるのも良いだろう。

気になる調理方法や味は?

おやつにいい「キャベツたっぷりミニお好み焼き」(著者撮影)

 ミニお好み焼きの調理方法は、電子レンジで温めるだけ。パッケージの記載をみると、加熱時間の目安は4個あたり500Wで約3分加熱とある。

 中身はほぼキャベツだが、しっかりとした厚みがあり、食べ応えも充分。冷凍食品にもかかわらず、温めるとふわっとした食感になるのも驚きだ。

 電子レンジで加熱後、トースターやフライパンで焼くと表面がパリッとするので、さらに美味しく食べられるので試してほしい。焼いた後にお好みでソースやマヨネーズをかければ、本格的なお好み焼きになる。

業務スーパーの冷食は便利で美味しいものばかり

 業務スーパーの一味違うおすすめ冷食5選を紹介した。どの冷凍食品も便利で、美味しいものばかり。一見、これらの冷食はどこでも買えるように思える。しかし、数種類がミックスされた野菜やフルーツは意外に見つけるのが難しい。

 冷凍チャーハンも、ここまで大容量のものはなかなかないだろう。また、大容量なだけでなく、冷凍焼きおにぎりや冷凍ミニお好み焼きのように、美味しさに満足できるのも嬉しい。

 業務スーパーの冷凍食品を使って、毎日の料理を美味しく時短でつくってみてはいかがだろうか。(GEAR)