この夏のゲーミングPC自作なら「Core i7-11700」と「H570 Steel Legend」の組み合わせがお勧め
ユーティリティソフトも便利
H570 Steel Legendは、UEFIセットアップ画面も見やすく、操作しやすい。UEFIセットアップで、独自のCPUオーバークロック機能であるASRock BFBの設定が可能だ。また、温度によってファンの回転数を変更することや、CPU機能の詳細設定なども行える。専用ユーティリティソフトも充実しており、使いやすい。「ASRock Live Update&APP Shop」から、UEFIのアップデートや必要なユーティリティのダウンロードが可能で、「ASRock A-Tuning」を使えば、マザーボードの状態や設定を確認できる。また、「ASRock Polychrome SYNC」で、マザーボード上やLEDストリップなどの発光色を一挙に制御できる。
Core i7-11700とH570 Steel Legendの性能は期待以上!
参考のために、下記のスペックでゲーミングPCを組み、いくつかベンチマークテストを行ってみた。CPU:Core i7-11700
マザーボード:H570 Steel Legend
メモリ:DDR4-3200 8GB×2
SSD:NVMe M.2 500GB
ビデオカード:Radeon RX 5700 XT Challenger Pro 12GB OC
OS:Windows 10 64bit
CPUの性能を計測する「CINEBENCH R23」のマルチコアのスコアは10054ptsで、Core i9-9880Hの9087ptsよりも1割以上高い。2世代前とはいえ、最上位のCore i9を上回るパフォーマンスを叩き出しているのは素晴らしい。
ゲーミングPCということで、「ファイナルファンタジーXV ベンチマーク」も実行してみた。1920×1080ドット、高品質でのスコアは9034、評価は「とても快適」、1920×1080ドット、標準品質でのスコアは12413、評価は「非常に快適」であり、1世代前のミドルレンジ上位のビデオカードとの組み合わせであることを考えると、こちらも優秀な結果だ。
今、ゲーミングPCを自作するならCore i7-11700とH570 Steel Legendの組み合わせは、長く現役で使えるいいチョイスだといえるだろう。価格や在庫といった購入しやすさの面でもおすすめのコンビだ。
*「BCNランキング」は、全国の主要家電量販店・ネットショップからパソコン本体、デジタル家電などの実売データを毎日収集・集計しているPOSデータベースで、日本の店頭市場の約4割(パソコンの場合)をカバーしています。