【手軽】冷やしてもおいしい「ブルボンシリーズ」、新感覚の夏のお菓子に
暑さに弱く溶けやすいチョコレートは、夏に敬遠されがちなお菓子。しかし、冷やすことで格段においしくなるチョコレート菓子が、実はたくさんある。年代を問わずにファンの多いブルボンから厳選し、冷やすことで得られる新しい魅力を解説する。蒸し暑くてうんざりする夏だからこそ、手軽に始められる小さな楽しみを見つけよう。
そうしたチョコレートを食べるときにガッカリした経験はないだろうか。冷えきったチョコレートは、歯で噛めないほどガッチリと硬くなっていることがあるからだ。結局、少しの間常温で置いてから食べなくてはならず、「すぐに食べたい欲」が待たされることになり、少々もどかしい。
これは、「チョコレートだけ」を冷やしてしまうことに原因がある。おすすめしたいのが、「チョコレート+〇〇」で冷やす方法だ。例えば、ウエハースやビスケットなどが含まれているチョコレート菓子なら、チョコの面積が少ないので、冷やしても硬くなりすぎないのだ。
今回紹介するブルボンの菓子はこちらだ。
(1)ルマンド
(2)バームロール
(3)エリーゼ北海道ミルク
(4)ブランチュール
(5)ミニベイクドチーズケーキ
(6)ミニ濃厚チョコブラウニー
(7)アルフォート塩バニラ
どれも常温でも十分においしいが、冷やすことで新しい発見があり、普段とは別の味わいが得られる。上記七つの菓子を、冷蔵庫で5時間ほど冷やしておく。たったこれだけで、いつもとは違うデザートが楽しめる。
ルマンドは、今年で誕生から47年目を迎える超がつくほどのロングセラー商品だ。ブルボンを代表する菓子と言っても過言ではないだろう。
最近では、より豪華にした「贅沢ルマンド」や、こぼさずに食べられる「一口ルマンド」など、ルマンドの魅力が詰まった菓子がラインアップされている。
ルマンドの魅力は、うすいクレープ生地とココアチョコレートをコーティングした食感だ。サクサクッとした軽い音と、チョコレートの優しい甘さが、つい癖になり食べ過ぎてしまう。ブルボンの菓子の中でも、とくにファンが多いのではないだろうか。
ルマンドを冷蔵庫で冷やすと、外側のチョコレートのコーティングが、よりしっかりとした食感になり、まるでクレープ生地がもう一枚増えたようで、いつもよりも贅沢に感じる。ルマンドのファンには、ぜひ冷やしてこの優雅な味わいを体感してほしい。
ホワイトクリームで包まれたミニロールケーキであるバームロールも長年人気の商品だ。「ブルボンの菓子で何が好きか」の話題で、バームロールと答える人も多いだろう。
バームロールは、しっとりとしたロールケーキとチョコレートの馴染みがよく、ふんわりとミルクの風味が広がるのが魅力だ。
そんなバームロールを冷やして食べると、また違った魅力が引き出される。冷やすと外側のホワイトクリームが固まることで、ロールケーキ生地がいつもよりも噛み応えがしっかりとし、さらに冷えることで、ミルクの風味が一層際立って重厚な味わいが生まれる。
常温でも十分においしいバームロールだが、ぜひ冷やしたバージョンでもお試しいただきたい。
サックリと軽やかな食感のウエハースとミルククリームが絶妙にマッチするエリーゼ。ミルククリームはウエハースで包まれているので、夏場でも手がべたつくことなく食べられる。
常温で生チョコのように、とろっとしたクリームを味わうのも良いが、冷やすことでしっかりとした歯ごたえと、クリームの香りが口の中に広がる。
チョコレートは冷やすと、歯でかみ切るのが困難なほど硬くなりすぎる場合がある。しかしエリーゼは細い棒状ということもあり、噛むと「ポキンッ」と折れてくれるのでむしろ食べやすい。
ウエハースを噛む瞬間の「サクッ」のすぐ後にくる「ポキンッ」という音は、なんとも言えない楽しさや心地よさがあり、一口また一口とついついすすむ。
またエリーゼは小袋一つに2本入っているので、これがまた贅沢で嬉しいのだ。北海道産乳製品を使用した、コクのあるミルククリームとブラックコーヒーの相性は抜群。夏はアイスコーヒーと一緒に楽しめる一品だ。
ブルボンはラングドシャクッキーを使用した菓子が豊富にあり、その中のひとつがブランチュールである。バター風味が広がるラングドシャクッキーにサンドされたホワイトチョコレートは、クッキーの角からはみ出るほど贅沢に使われている。
そのため、ラングドシャクッキーに味が埋もれてしまうこともなく、互いの魅力が共存しあっているのだ。
ブランチュールは、冷蔵庫で冷やすことで、ラングドシャクッキーとホワイトチョコレートの両者がさらにパワーアップする。
味の輪郭が鮮明になり、さらに薄板のチョコレートが折れる瞬間の「パリン」という音はとても涼しげだ。キャッチフレーズの「午後の、楽しい時間に。」は、まさに冷やしても言葉通りである。
カマンベールチーズの風味が豊かなミニベイクドチーズケーキ。一口サイズのキューブ型がなんとも可愛らしいフォルムである。
ふんわりとしたスポンジと、風味豊かなチーズクリームの相性がよく、濃厚な味わいが魅力。まさか普通の菓子コーナーに並んでいるとは思えないほど、おいしさのレベルが高い。
このミニベイクドチーズケーキは、クリームよりもスポンジの割合が多いのだが、クリームの香りがとにかくすごい。
常温でも十分なほどチーズの香りが楽しめるのだが、冷やすことでさらにチーズの香りが鋭くなり、格段においしくなる。
また、冷えたことでサンドされているクリームが固まり、スポンジのやわらかさとクリームの硬さのギャップがよい。さらに、冷やすことでスポンジもよりしっとりとし、より”ベイクドチーズケーキ”らしくなるのだ。
芳醇なチーズの香りが口から鼻へ抜けていく。初めて食べた人は、市販の菓子とは思えないほどのクオリティの高さに驚くだろう。
ミニ濃厚チョコブラウニーは、チョコレートがしみ込んだブラウニー層とチョコレートが層を織りなし、味はかなり濃厚。チョコレート好きの人にはたまらない菓子だろう。
常温で食べると、生チョコのようにやわらかく、ブラウニー層とチョコレートの層が馴染み、しっとりとした味わいとなる。
しかし、このミニ濃厚チョコブラウニーを冷やすと食感がガラリと変わるのだ。まずチョコレートの層の食感に驚く。冷やしても、ガッチリと硬いわけではないのだ。冷やした後も、しっとりしており、濃厚な味を存分に味わえる。
さらに、冷やしたことでチョコレートの層にあるチョコチップのつぶつぶ感が、はっきりとわかる。常温でもチョコチップの存在はわかるのだが、ここまではっきりしたものではなかった。
ミニ濃厚チョコブラウニーはブラウニー生地、チョコレート層、その中のチョコチップ、それぞれの食感を一度で楽しめる。これは、冷やして食べたことで初めて気づく新たな発見である。
全粒粉のザクザクとした食感と帆船を形どったチョコレートが魅力のアルフォートは、味やサイズを変え、多数展開されているブルボンの人気菓子。今回はその中の夏季限定商品「塩バニラ」に着目した。
通常のアルフォートと異なり、ビスケットはココア味だ。塩バニラ風味のホワイトチョコレートとの組み合わせがマッチし、見た目も夏らしく涼し気だ。
アルフォート塩バニラを冷やして食べると、まず最初に塩気を感じるだろう。常温のときよりも塩気が鋭くなり、そのおかげでチョコレートの甘さが一層際立ち、常温で食べるときよりもレベルアップするように感じる。塩のしょっぱさが口の中を去ると、豊かなバニラの風味やココアビスケットのほろ苦さが追いかけてくる感じだ。
甘さと苦さ、塩のしょっぱさがとてもバランスよい。冷えたことで感じる涼しさと、見た目・味から感じる爽やかさが暑い夏にぴったりだ。
夏になると、「塩〇〇」という菓子が増える。ついつい手に取ってしまう人は、ぜひこのアルフォート塩バニラを冷やして食べてみてほしい。
・味や風味がはっきりする
・「パリッ」と折れたり割れたりする食感が楽しめる
・チョコレートの層と、生地の層の境目がはっきりする
今回紹介した菓子はどれもブルボンの人気商品だ。日頃から食べているファンも多いだろう。暑い時期は、クッキーなどの菓子を敬遠しがちだが、いつもの菓子を冷蔵庫で5時間冷やすだけで、夏にしか得られない新しい発見や癒しの時間が得られるだろう。
汗をかいたり、疲れたり、ストレスを感じたときにこそ、小さな幸せで心を満たしたい。夏の仕事や家事のブレイクに、冷やしたブルボンの菓子があなたの疲れた身体を癒してくれることだろう。(GEAR)
夏に溶けてしまうチョコレート。冷やすと硬くなりすぎる
チョコレートの甘さは、疲れた身体を癒してくれる。仕事や家事で忙しく過ごした後に食べる甘い菓子は格別だ。しかし、チョコレートは夏場は溶けやすいので、冷蔵庫で保管する人も多いだろう。そうしたチョコレートを食べるときにガッカリした経験はないだろうか。冷えきったチョコレートは、歯で噛めないほどガッチリと硬くなっていることがあるからだ。結局、少しの間常温で置いてから食べなくてはならず、「すぐに食べたい欲」が待たされることになり、少々もどかしい。
これは、「チョコレートだけ」を冷やしてしまうことに原因がある。おすすめしたいのが、「チョコレート+〇〇」で冷やす方法だ。例えば、ウエハースやビスケットなどが含まれているチョコレート菓子なら、チョコの面積が少ないので、冷やしても硬くなりすぎないのだ。
今回紹介するブルボンの菓子はこちらだ。
(1)ルマンド
(2)バームロール
(3)エリーゼ北海道ミルク
(4)ブランチュール
(5)ミニベイクドチーズケーキ
(6)ミニ濃厚チョコブラウニー
(7)アルフォート塩バニラ
どれも常温でも十分においしいが、冷やすことで新しい発見があり、普段とは別の味わいが得られる。上記七つの菓子を、冷蔵庫で5時間ほど冷やしておく。たったこれだけで、いつもとは違うデザートが楽しめる。
(1)ルマンド
ルマンドは、今年で誕生から47年目を迎える超がつくほどのロングセラー商品だ。ブルボンを代表する菓子と言っても過言ではないだろう。
最近では、より豪華にした「贅沢ルマンド」や、こぼさずに食べられる「一口ルマンド」など、ルマンドの魅力が詰まった菓子がラインアップされている。
ルマンドの魅力は、うすいクレープ生地とココアチョコレートをコーティングした食感だ。サクサクッとした軽い音と、チョコレートの優しい甘さが、つい癖になり食べ過ぎてしまう。ブルボンの菓子の中でも、とくにファンが多いのではないだろうか。
ルマンドを冷蔵庫で冷やすと、外側のチョコレートのコーティングが、よりしっかりとした食感になり、まるでクレープ生地がもう一枚増えたようで、いつもよりも贅沢に感じる。ルマンドのファンには、ぜひ冷やしてこの優雅な味わいを体感してほしい。
(2)バームロール
ホワイトクリームで包まれたミニロールケーキであるバームロールも長年人気の商品だ。「ブルボンの菓子で何が好きか」の話題で、バームロールと答える人も多いだろう。
バームロールは、しっとりとしたロールケーキとチョコレートの馴染みがよく、ふんわりとミルクの風味が広がるのが魅力だ。
そんなバームロールを冷やして食べると、また違った魅力が引き出される。冷やすと外側のホワイトクリームが固まることで、ロールケーキ生地がいつもよりも噛み応えがしっかりとし、さらに冷えることで、ミルクの風味が一層際立って重厚な味わいが生まれる。
常温でも十分においしいバームロールだが、ぜひ冷やしたバージョンでもお試しいただきたい。
(3)エリーゼ北海道ミルク
サックリと軽やかな食感のウエハースとミルククリームが絶妙にマッチするエリーゼ。ミルククリームはウエハースで包まれているので、夏場でも手がべたつくことなく食べられる。
常温で生チョコのように、とろっとしたクリームを味わうのも良いが、冷やすことでしっかりとした歯ごたえと、クリームの香りが口の中に広がる。
チョコレートは冷やすと、歯でかみ切るのが困難なほど硬くなりすぎる場合がある。しかしエリーゼは細い棒状ということもあり、噛むと「ポキンッ」と折れてくれるのでむしろ食べやすい。
ウエハースを噛む瞬間の「サクッ」のすぐ後にくる「ポキンッ」という音は、なんとも言えない楽しさや心地よさがあり、一口また一口とついついすすむ。
またエリーゼは小袋一つに2本入っているので、これがまた贅沢で嬉しいのだ。北海道産乳製品を使用した、コクのあるミルククリームとブラックコーヒーの相性は抜群。夏はアイスコーヒーと一緒に楽しめる一品だ。
(4)ブランチュール
ブルボンはラングドシャクッキーを使用した菓子が豊富にあり、その中のひとつがブランチュールである。バター風味が広がるラングドシャクッキーにサンドされたホワイトチョコレートは、クッキーの角からはみ出るほど贅沢に使われている。
そのため、ラングドシャクッキーに味が埋もれてしまうこともなく、互いの魅力が共存しあっているのだ。
ブランチュールは、冷蔵庫で冷やすことで、ラングドシャクッキーとホワイトチョコレートの両者がさらにパワーアップする。
味の輪郭が鮮明になり、さらに薄板のチョコレートが折れる瞬間の「パリン」という音はとても涼しげだ。キャッチフレーズの「午後の、楽しい時間に。」は、まさに冷やしても言葉通りである。
(5)ミニベイクドチーズケーキ
カマンベールチーズの風味が豊かなミニベイクドチーズケーキ。一口サイズのキューブ型がなんとも可愛らしいフォルムである。
ふんわりとしたスポンジと、風味豊かなチーズクリームの相性がよく、濃厚な味わいが魅力。まさか普通の菓子コーナーに並んでいるとは思えないほど、おいしさのレベルが高い。
このミニベイクドチーズケーキは、クリームよりもスポンジの割合が多いのだが、クリームの香りがとにかくすごい。
常温でも十分なほどチーズの香りが楽しめるのだが、冷やすことでさらにチーズの香りが鋭くなり、格段においしくなる。
また、冷えたことでサンドされているクリームが固まり、スポンジのやわらかさとクリームの硬さのギャップがよい。さらに、冷やすことでスポンジもよりしっとりとし、より”ベイクドチーズケーキ”らしくなるのだ。
芳醇なチーズの香りが口から鼻へ抜けていく。初めて食べた人は、市販の菓子とは思えないほどのクオリティの高さに驚くだろう。
(6)ミニ濃厚チョコブラウニー
ミニ濃厚チョコブラウニーは、チョコレートがしみ込んだブラウニー層とチョコレートが層を織りなし、味はかなり濃厚。チョコレート好きの人にはたまらない菓子だろう。
常温で食べると、生チョコのようにやわらかく、ブラウニー層とチョコレートの層が馴染み、しっとりとした味わいとなる。
しかし、このミニ濃厚チョコブラウニーを冷やすと食感がガラリと変わるのだ。まずチョコレートの層の食感に驚く。冷やしても、ガッチリと硬いわけではないのだ。冷やした後も、しっとりしており、濃厚な味を存分に味わえる。
さらに、冷やしたことでチョコレートの層にあるチョコチップのつぶつぶ感が、はっきりとわかる。常温でもチョコチップの存在はわかるのだが、ここまではっきりしたものではなかった。
ミニ濃厚チョコブラウニーはブラウニー生地、チョコレート層、その中のチョコチップ、それぞれの食感を一度で楽しめる。これは、冷やして食べたことで初めて気づく新たな発見である。
(7)アルフォート塩バニラ
全粒粉のザクザクとした食感と帆船を形どったチョコレートが魅力のアルフォートは、味やサイズを変え、多数展開されているブルボンの人気菓子。今回はその中の夏季限定商品「塩バニラ」に着目した。
通常のアルフォートと異なり、ビスケットはココア味だ。塩バニラ風味のホワイトチョコレートとの組み合わせがマッチし、見た目も夏らしく涼し気だ。
アルフォート塩バニラを冷やして食べると、まず最初に塩気を感じるだろう。常温のときよりも塩気が鋭くなり、そのおかげでチョコレートの甘さが一層際立ち、常温で食べるときよりもレベルアップするように感じる。塩のしょっぱさが口の中を去ると、豊かなバニラの風味やココアビスケットのほろ苦さが追いかけてくる感じだ。
甘さと苦さ、塩のしょっぱさがとてもバランスよい。冷えたことで感じる涼しさと、見た目・味から感じる爽やかさが暑い夏にぴったりだ。
夏になると、「塩〇〇」という菓子が増える。ついつい手に取ってしまう人は、ぜひこのアルフォート塩バニラを冷やして食べてみてほしい。
冷やすと味や食感がはっきりする
ブルボンシリーズを冷蔵庫で冷やして食べることで、以下のような共通点があった。・味や風味がはっきりする
・「パリッ」と折れたり割れたりする食感が楽しめる
・チョコレートの層と、生地の層の境目がはっきりする
今回紹介した菓子はどれもブルボンの人気商品だ。日頃から食べているファンも多いだろう。暑い時期は、クッキーなどの菓子を敬遠しがちだが、いつもの菓子を冷蔵庫で5時間冷やすだけで、夏にしか得られない新しい発見や癒しの時間が得られるだろう。
汗をかいたり、疲れたり、ストレスを感じたときにこそ、小さな幸せで心を満たしたい。夏の仕事や家事のブレイクに、冷やしたブルボンの菓子があなたの疲れた身体を癒してくれることだろう。(GEAR)