おうち時間を楽しく! カルディの本格カレーを作ってみよう
見ているだけでも楽しいカルディ。店内にはカレーコーナーもあり、輸入商品を大量に扱っているカルディならではの商品も豊富だ。たくさんのカレールー・カレー粉などの商品の中から、今回は、簡単に作れる本格カレーを3種類紹介しよう。
・トムヤムスープ
・マサマンカレー
・レッドカレー
・イエローカレー
・グリーンカレー
さらに、カップの容器でお湯を注ぐだけで完成するグリーンカレーライス、肉と一緒に炒めるだけでガパオが完成するシーズニングソースである、ガパオペーストもある。
ロイタイシリーズの中でも特にパックタイプの「グリーンカレー」は、本場タイでも人気の商品だそうだ。容量は250mlで2人分。
グリーンカレーは、その名の通り、スープが緑色のタイではポピュラーなカレー。緑色の正体は、青唐辛子である。青唐辛子だけでなく、使われているのは、バイマックルー(コブミカンの葉)、ガランガル(タイなどで食べられている生姜)、エシャロット、レモングラスなど、日本ではあまり馴染みのないものばかりだ。タイでは、一からスープを作る家庭もあるが、食材が手に入りにくい日本では難しい。その点、「ロイタイ グリーンカレー」は、すでにスープが出来上がっている状態なので、簡単に調理ができる。
パッケージの裏面に記載された作り方は、パックから鍋にあけたスープを煮込み、具材を追加してさらに煮込むだけ。具材も特に決まったものはない。時間にすると、約7分~10分程度で完成する。
「この量のスープで足りるのか」と思う人もいるだろう。しかし、その心配は無用だ。実際に作ってみると、かなり辛く少量で十分満足できる。味はココナッツミルクが入っているため、最初はマイルドな甘みを感じるが、しっかり後から青唐辛子の辛さが口に広がる。辛さが気になる場合、肉や野菜を一緒に煮込むとマイルドになる。それでも辛いと感じる場合は、牛乳や豆乳を入れると、さらにマイルドになるのでおすすめだ。
強い辛みの中にもココナッツミルクのクリーミーでコクのある味と、ハーブなどのエスニックな香りが食欲をそそるカレーだ。
名前の起源については諸説あるが、ペルシア語の「ローガン(油)」「ジョシュ(熱さ・情熱)」という言葉に由来するというのが有力で、「油で熱する調理」という意味になる。一般的に赤肉料理として伝わっているため、伝統的なレシピでは羊肉かヤギ肉を用いて作られているそうだ。カルディ公式サイトでは「具材はマトン、ラム肉、牛肉、豚肉などと相性が良いです」と紹介している。
この「ギータ」は、カルディで他に2種類のカレーを展開している。ベンガル語でスパイシーな料理という意味を持つ、ジャルフレージ(スパイシーカレー・辛口)。そして、イギリスで人気を集める、ティッカマサラ(トマトとヨーグルトのカレー・甘口)である。それぞれ味も違うが、辛さも違う。ぜひ、好みの1品を見つけて欲しい。
さて、ギータ ローガンジョシュ(トマトと玉ねぎのカレー・中辛)は、上段は粉末スパイスが入っている容器、下段がペースト状のカレーソースとなる。
もともとカレーソース自体にトマトと玉ねぎが含まれている。そのため、自分で用意するものは肉だけ。作り方もいたってシンプルで、肉を炒め、火が通ったら粉末スパイスを加え、香りが出るまでさらに炒める。香りが出てきたらカレーソースを加え、様子を見ながら10分ほど煮込んだら完成である。
玉ねぎが入っているためか、見た目は少しトロっとしている。味は、トマトのマイルドな酸味が効いていて、炒めたスパイスがピリッと辛い。激辛というほどではないが、子どもが食べるには少し刺激が強いだろう。そのため少し辛味を抑えたい人は、はちみつやトマト缶などを追加するといいだろう。
反対に辛味がやや物足りない、と感じるかもしれない。その場合は、ガラムマサラやチリペッパーなどを追加するとバランスが良くなる。オリジナルのレシピの材料は肉だけだが、きのこや根菜類などの野菜を追加すると、ボリュームアップになる。もちろんそのままでも十分に美味しいが、このように自分好みにアレンジするのも楽しい。
インド式のカレーの特徴は、さまざまなスパイスを使用する点だ。一般的なカレー粉はスーパーなどで購入できるが、ここまで本格的に多くのスパイスを配合するものは少ない。日本ではインドのように多種のスパイスを常備している家庭は少ないため、このようなスパイスミックスは手軽に本格的な味を楽しめる便利な商品である。
スパイスは粉末状になっているため、汎用性が高い。2種類のレシピは、ベースにココナッツミルクを使用する「マラバール シュリンプカレー」とトマト味がベースの「チキンカレー」だ。
どちらも、先に紹介した「ロイタイ グリーンカレー」や「ギータ ローガンジョシュ(トマトと玉ねぎのカレー・中辛)」に比べると所要時間は長く、必要な調味料・具材は多い。しかし、長いといっても、煮込み時間込みで1時間以内に完成する。また、煮込み時間が約半分を占めているため、調理にかかる時間はもっと短い。
さらに、必要な調味料は多いが、サラダ油や塩など、日本家庭によく常備されているものがほとんどである。具材もエビやチキンなど、簡単に手に入るものばかりだ。
作り方はどちらも最初に玉ねぎを炒め、その後、食材やスパイスを加えながら炒め、最後に煮込むだけで完成する。調理にあたって難しい作業はなく、どちらも完成するとスパイシーな香りが漂い、しっかりとスパイスが引き立つ味だ。
マラバール シュリンプカレーは、トマトの甘みやココナッツミルクのコクが合わさり、辛さの中にもマイルドな味わいを感じられた。一方のチキンカレーは、マラバール シュリンプカレーと比べるとダイレクトに辛さを感じた。日本のカレーとは異なる、本場の味わいだ。
今回紹介したものはどれも、簡単に作れるものばかり。食べ慣れた定番のカレーに少し飽きているなら、スパイスの効いた本場のカレーを味わってみてはいかがだろうか。自宅でのんびり過ごす「おうち時間」が増えた休日や夏休みに、ぜひいつもと違うカレー作りを試してみてほしい。(GEAR)
ロイタイ グリーンカレー
最初に紹介するのは、「ロイタイ グリーンカレー」。全7種類の「ロイタイ」シリーズはとても人気で、パックタイプは、トムヤムスープが1種類と、カレーが4種類だ。・トムヤムスープ
・マサマンカレー
・レッドカレー
・イエローカレー
・グリーンカレー
さらに、カップの容器でお湯を注ぐだけで完成するグリーンカレーライス、肉と一緒に炒めるだけでガパオが完成するシーズニングソースである、ガパオペーストもある。
ロイタイシリーズの中でも特にパックタイプの「グリーンカレー」は、本場タイでも人気の商品だそうだ。容量は250mlで2人分。
グリーンカレーは、その名の通り、スープが緑色のタイではポピュラーなカレー。緑色の正体は、青唐辛子である。青唐辛子だけでなく、使われているのは、バイマックルー(コブミカンの葉)、ガランガル(タイなどで食べられている生姜)、エシャロット、レモングラスなど、日本ではあまり馴染みのないものばかりだ。タイでは、一からスープを作る家庭もあるが、食材が手に入りにくい日本では難しい。その点、「ロイタイ グリーンカレー」は、すでにスープが出来上がっている状態なので、簡単に調理ができる。
パッケージの裏面に記載された作り方は、パックから鍋にあけたスープを煮込み、具材を追加してさらに煮込むだけ。具材も特に決まったものはない。時間にすると、約7分~10分程度で完成する。
「この量のスープで足りるのか」と思う人もいるだろう。しかし、その心配は無用だ。実際に作ってみると、かなり辛く少量で十分満足できる。味はココナッツミルクが入っているため、最初はマイルドな甘みを感じるが、しっかり後から青唐辛子の辛さが口に広がる。辛さが気になる場合、肉や野菜を一緒に煮込むとマイルドになる。それでも辛いと感じる場合は、牛乳や豆乳を入れると、さらにマイルドになるのでおすすめだ。
強い辛みの中にもココナッツミルクのクリーミーでコクのある味と、ハーブなどのエスニックな香りが食欲をそそるカレーだ。
ギータ ローガンジョシュ(トマトと玉ねぎのカレー・中辛)
次に紹介するのは、粉末スパイス付きの中辛カレーソース(ペースト)である「ギータ ローガンジョシュ(トマトと玉ねぎのカレー・中辛)」。ローガンジョシュは、インド北部とパキスタン北東部の国境付近であるカシミール地方で食べられている、ふんだんにスパイスを使ったカレーである。名前の起源については諸説あるが、ペルシア語の「ローガン(油)」「ジョシュ(熱さ・情熱)」という言葉に由来するというのが有力で、「油で熱する調理」という意味になる。一般的に赤肉料理として伝わっているため、伝統的なレシピでは羊肉かヤギ肉を用いて作られているそうだ。カルディ公式サイトでは「具材はマトン、ラム肉、牛肉、豚肉などと相性が良いです」と紹介している。
この「ギータ」は、カルディで他に2種類のカレーを展開している。ベンガル語でスパイシーな料理という意味を持つ、ジャルフレージ(スパイシーカレー・辛口)。そして、イギリスで人気を集める、ティッカマサラ(トマトとヨーグルトのカレー・甘口)である。それぞれ味も違うが、辛さも違う。ぜひ、好みの1品を見つけて欲しい。
さて、ギータ ローガンジョシュ(トマトと玉ねぎのカレー・中辛)は、上段は粉末スパイスが入っている容器、下段がペースト状のカレーソースとなる。
もともとカレーソース自体にトマトと玉ねぎが含まれている。そのため、自分で用意するものは肉だけ。作り方もいたってシンプルで、肉を炒め、火が通ったら粉末スパイスを加え、香りが出るまでさらに炒める。香りが出てきたらカレーソースを加え、様子を見ながら10分ほど煮込んだら完成である。
玉ねぎが入っているためか、見た目は少しトロっとしている。味は、トマトのマイルドな酸味が効いていて、炒めたスパイスがピリッと辛い。激辛というほどではないが、子どもが食べるには少し刺激が強いだろう。そのため少し辛味を抑えたい人は、はちみつやトマト缶などを追加するといいだろう。
反対に辛味がやや物足りない、と感じるかもしれない。その場合は、ガラムマサラやチリペッパーなどを追加するとバランスが良くなる。オリジナルのレシピの材料は肉だけだが、きのこや根菜類などの野菜を追加すると、ボリュームアップになる。もちろんそのままでも十分に美味しいが、このように自分好みにアレンジするのも楽しい。
スパイスからつくるインド式カレー
最後に紹介するのは、コリアンダー、ウコン、クミン、ブラックペッパー、パプリカパウダー、赤唐辛子、フェンネルの7つのスパイスを含む、本格的な粉末スパイスミックス「スパイスからつくるインド式カレー」。20g入りで、トマト缶とココナッツミルク缶を使って作る、2種類のカレーのレシピ付き。インド式のカレーの特徴は、さまざまなスパイスを使用する点だ。一般的なカレー粉はスーパーなどで購入できるが、ここまで本格的に多くのスパイスを配合するものは少ない。日本ではインドのように多種のスパイスを常備している家庭は少ないため、このようなスパイスミックスは手軽に本格的な味を楽しめる便利な商品である。
スパイスは粉末状になっているため、汎用性が高い。2種類のレシピは、ベースにココナッツミルクを使用する「マラバール シュリンプカレー」とトマト味がベースの「チキンカレー」だ。
どちらも、先に紹介した「ロイタイ グリーンカレー」や「ギータ ローガンジョシュ(トマトと玉ねぎのカレー・中辛)」に比べると所要時間は長く、必要な調味料・具材は多い。しかし、長いといっても、煮込み時間込みで1時間以内に完成する。また、煮込み時間が約半分を占めているため、調理にかかる時間はもっと短い。
さらに、必要な調味料は多いが、サラダ油や塩など、日本家庭によく常備されているものがほとんどである。具材もエビやチキンなど、簡単に手に入るものばかりだ。
作り方はどちらも最初に玉ねぎを炒め、その後、食材やスパイスを加えながら炒め、最後に煮込むだけで完成する。調理にあたって難しい作業はなく、どちらも完成するとスパイシーな香りが漂い、しっかりとスパイスが引き立つ味だ。
マラバール シュリンプカレーは、トマトの甘みやココナッツミルクのコクが合わさり、辛さの中にもマイルドな味わいを感じられた。一方のチキンカレーは、マラバール シュリンプカレーと比べるとダイレクトに辛さを感じた。日本のカレーとは異なる、本場の味わいだ。
今回紹介したものはどれも、簡単に作れるものばかり。食べ慣れた定番のカレーに少し飽きているなら、スパイスの効いた本場のカレーを味わってみてはいかがだろうか。自宅でのんびり過ごす「おうち時間」が増えた休日や夏休みに、ぜひいつもと違うカレー作りを試してみてほしい。(GEAR)