ワンコインで買える! これからの季節にぴったりの家庭で手軽に作れる水出しコーヒー
アイスコーヒーがおいしい季節になってきた。水出しコーヒーは、さっぱりとした口当たりが特徴のアイスコーヒーだ。家庭での最も簡単な作り方は、ポットに水を入れ、市販の水出し専用コーヒーバッグを入れて数時間置いておくだけ。コーヒーが苦手な人も飲みやすいので、自宅で作った水出しコーヒーを冷蔵庫に常備してはいかがだろうか。
水出しコーヒーを簡単に説明すると、コーヒーを抽出する際に、お湯ではなく水を使ってじっくりと時間をかけて抽出したコーヒー。コーヒーの苦みや渋み成分は、水に溶け出しにくい性質があるため、一般的なアイスコーヒーよりも苦みが抑えられ、さわやかな飲み口のコーヒーになるのだ。自宅では、挽いたコーヒー粉を利用する浸漬式が作りやすく、市販の水出し専用コーヒーバッグを利用すると、誰でも自宅で手軽に水出しコーヒーが楽しめる。
今回は「ucc ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲」「KEY COFFEE 香味まろやか水出し珈琲」「カフェカルディ ウォータードリップコーヒー」を試した。価格は全て500円以下。カフェカルディ以外は、比較的入手しやすいだろう。
ちなみに、水出しコーヒーと、最近よくカフェなどのメニューで見かける「コールドブリューコーヒー(cold-brew coffee)」は同じもの。呼び名が違うだけであり、ダッチコーヒーも同じく水出しコーヒーだ。
スーパーで最も高確率で見かけるucc ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲は、バッグ35g入りが4袋入り。
まず、封を開けた時に、コーヒー独特の香りが鼻孔をくすぐった。深くローストしたコーヒー豆の香りが心地よい。実際に飲んでみると、ほろ苦い。嫌な苦みではなく、深煎りコーヒー豆特有の豊かなコクと表現されるだろう。コクがしっかりとあるので、苦めのチョコレートなどが合うと感じた。
抽出する時間は、4時間ではちょっと薄めかもしれない。好みによるが、パッケージには4時間以上冷蔵庫で抽出すると書いてあるので、長めに抽出時間をとった方がよさそうだ。コーヒー独特の口に残る後味が苦手と感じる方に、ぜひおすすめしたい。甘めのミルクチョコレートなどと一緒に飲めば口の中がさっぱりして、素敵なコーヒータイムが楽しめるだろう。
1バッグ40g入りが4袋入り。パッケージにある作り方には「大きめの容器に」と記載されている。紹介した3商品の中でも、1袋あたりに入っているコーヒーのグラム数は40gと最も多い。量が多い分、細い容器にはちょっと入れづらいかもしれない。
できあがったコーヒーはしっかりと抽出されている印象だ。好みにもよるが、もっと水の量を増やしてもおいしく飲めるだろう。食事にもスイーツにも合う感じがする味わいだった。
500ccの水に、コーヒー50gをバッグに入れて冷蔵庫で8時間ゆっくりと抽出する。過去の経験では、お茶バッグは二重にするか、抽出後にペーパーで濾すと良い。お茶バッグでは、細かいコーヒー粉がこぼれてしまうことがあるからだ。アイスコーヒー用の粉を使うと、バランスのよい水出しコーヒーができあがる。
3商品の飲んだ印象をまとめると、ucc ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲は、スッキリとした飲み心地の中にコクを感じた。KEY COFFEE 香味まろやか水出し珈琲は甘く香ばしいフルーティーな香り。カルディの水出しアイスコーヒーは、記載の400mlより多くても味や香りを損なうことなく、おいしい水出しコーヒーに仕上がるように感じた。どれも暑い夏にぴったりの水出しアイスコーヒーが出来上がるだろう。(GEAR)
そもそも「水出しコーヒー」とは?
最初に、水出しコーヒーとアイスコーヒーの違いを明確にしておこう。水出しコーヒーを簡単に説明すると、コーヒーを抽出する際に、お湯ではなく水を使ってじっくりと時間をかけて抽出したコーヒー。コーヒーの苦みや渋み成分は、水に溶け出しにくい性質があるため、一般的なアイスコーヒーよりも苦みが抑えられ、さわやかな飲み口のコーヒーになるのだ。自宅では、挽いたコーヒー粉を利用する浸漬式が作りやすく、市販の水出し専用コーヒーバッグを利用すると、誰でも自宅で手軽に水出しコーヒーが楽しめる。
今回は「ucc ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲」「KEY COFFEE 香味まろやか水出し珈琲」「カフェカルディ ウォータードリップコーヒー」を試した。価格は全て500円以下。カフェカルディ以外は、比較的入手しやすいだろう。
ちなみに、水出しコーヒーと、最近よくカフェなどのメニューで見かける「コールドブリューコーヒー(cold-brew coffee)」は同じもの。呼び名が違うだけであり、ダッチコーヒーも同じく水出しコーヒーだ。
ucc ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲
ucc ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲と、KEY COFFEE 香味まろやか水出し珈琲は、パッケージに記載された作り方の通り、常温の水500mlに対し1バッグを入れ、冷蔵庫で4時間入れたのちに、バッグを取り出したものを試飲した。対して、カフェカルディ ウォータードリップコーヒーは、パッケージに記載された作り方の通り、常温の水400mlに対し1バッグを入れ、冷蔵庫で8時間入れたのちに、バッグを取り出したものを試飲した。スーパーで最も高確率で見かけるucc ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲は、バッグ35g入りが4袋入り。
まず、封を開けた時に、コーヒー独特の香りが鼻孔をくすぐった。深くローストしたコーヒー豆の香りが心地よい。実際に飲んでみると、ほろ苦い。嫌な苦みではなく、深煎りコーヒー豆特有の豊かなコクと表現されるだろう。コクがしっかりとあるので、苦めのチョコレートなどが合うと感じた。
KEY COFFEE 香味まろやか水出し珈琲
続いて試したKEY COFFEEの香味まろやか水出しコーヒーは、1バッグ30g入りが4袋入っている。できあがったコーヒーは、ほのかに甘く香ばしく、フルーティーさを感じた。飲んでみると苦みはかなり少なく、後味がさっぱりしていた。抽出する時間は、4時間ではちょっと薄めかもしれない。好みによるが、パッケージには4時間以上冷蔵庫で抽出すると書いてあるので、長めに抽出時間をとった方がよさそうだ。コーヒー独特の口に残る後味が苦手と感じる方に、ぜひおすすめしたい。甘めのミルクチョコレートなどと一緒に飲めば口の中がさっぱりして、素敵なコーヒータイムが楽しめるだろう。
カフェカルディ ウォータードリップコーヒー
見ているだけでも楽しいカルディ。夏の間、店頭にはオリジナル商品の今回試した商品が山積みされている。カフェカルディ ウォータードリップコーヒーは、夏の定番商品だ。1バッグ40g入りが4袋入り。パッケージにある作り方には「大きめの容器に」と記載されている。紹介した3商品の中でも、1袋あたりに入っているコーヒーのグラム数は40gと最も多い。量が多い分、細い容器にはちょっと入れづらいかもしれない。
できあがったコーヒーはしっかりと抽出されている印象だ。好みにもよるが、もっと水の量を増やしてもおいしく飲めるだろう。食事にもスイーツにも合う感じがする味わいだった。
お茶バッグを使ってお気に入りのコーヒーで水出しコーヒーも
市販のお茶バッグなどを使って水出しコーヒーを作る方法もある。使用するコーヒーは、深煎りの細挽がおすすめだ。500ccの水に、コーヒー50gをバッグに入れて冷蔵庫で8時間ゆっくりと抽出する。過去の経験では、お茶バッグは二重にするか、抽出後にペーパーで濾すと良い。お茶バッグでは、細かいコーヒー粉がこぼれてしまうことがあるからだ。アイスコーヒー用の粉を使うと、バランスのよい水出しコーヒーができあがる。
3商品の飲んだ印象をまとめると、ucc ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイス珈琲は、スッキリとした飲み心地の中にコクを感じた。KEY COFFEE 香味まろやか水出し珈琲は甘く香ばしいフルーティーな香り。カルディの水出しアイスコーヒーは、記載の400mlより多くても味や香りを損なうことなく、おいしい水出しコーヒーに仕上がるように感じた。どれも暑い夏にぴったりの水出しアイスコーヒーが出来上がるだろう。(GEAR)
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