梅雨時期に大活躍するアプリ3選! 天気予報だけでは知れない情報をカバー

レビュー

2021/06/28 19:00

 梅雨時期は天気予報のチェックが欠かせない。とはいえ、天気や気温、降水確率を見るだけではわからないことも多い。そこで活用したいのが、スマホアプリで得られる情報だ。たとえば、どのタイミングで雨が降るのか、洗濯物をいつ干せばいいのか、また気圧による体調の変化を事前に知ることができる。今回はそんな梅雨の季節に役立つ便利なアプリを紹介しよう。

天気以外の情報も知ることができる、
おすすめのスマホアプリを紹介する

「アメミル」で雨の降り始めをチェック

 「アメミル」は、リアルタイムの降雨情報をAIとARで表現するアプリだ。雨雲の接近をAIが伝えてくれるだけでなく、実際にどれくらいの勢いで雨が降るのかなどをARで確認できる。
 
2D表示では周辺の雨雲の動きを地図上で確認可能(写真左)。
動画広告を視聴すると、3時間の制限はあるが15時間先の雨が見られる(写真右)

 このARでの表示方法がユニークで、周囲10kmの降雨の情報を、雨雲と雨、水たまりにできる波紋のアニメーションとしてカメラの映像に合成してくれる。雨の強さに合わせた雨音も再生され、リアルな雨の振り方をあらかじめ確認できるのが特徴だ。また、衛星写真をもとにした「サテライトアイ」モードでは、日本全国の降雨状況を見ることもできる。
 
アニメーションで雨の様子がわかるので、長靴を履くかどうかなども判断しやすい(写真左)。
「サテライトアイ」モードでは、iPhoneを動かすと視点が切り替わる(写真右)

洗濯物の干しどきがわかる「ウェザーニュース」

 「ウェザーニュース」といえば、iPhone、Androidを問わず、数ある天気予報アプリのなかでも屈指の人気を誇る。実は、天気以外の情報も充実しており、「お洗濯情報」は雨の多い季節に役立つのをご存知だろうか。
 
メニュー内にはさまざまな情報が用意されており、そのなかの「お洗濯情報」は梅雨に大活躍する(写真左)。
洗濯物の乾きやすさがひと目でわかる(写真右)

 全国ニュースでも洗濯情報を目にするが、アプリだとよりピンポイントな場所の情報を知れるのが良い。1時間おきの洗濯物の乾きやすさがわかるので、どのタイミングで干せばいいかを判断しやすい。
 
東京だけでも10箇所の分かれており、
1時間おきの情報がわかる

 さらに、「お洗濯プランナー」機能では、何時頃に乾くかがわかり、途中で雨が降るかどうかも事前に知ることができる。有料会員になれば「お洗濯アラーム」機能を利用でき、洗濯物が乾くタイミングや雨が降り出したときに通知してくれる。
 
「お洗濯プランナー」では、乾きやすいハンカチ、くつ下だけでなく、
バスタオルやジーンズなどの乾きにくいものを基準にした時間もわかる(写真左)。
月額360円の有料会員になると、「お洗濯アラーム」が利用可能(写真右)

「頭痛ーる」で偏頭痛への備えができる

 雨の日は気圧の変化によって、偏頭痛を起こす人が多い。外出先で急に偏頭痛が起きた場合、薬を持っていなくて辛い思いをするのは避けたいものだ。そこで、気圧が変動しやすいこの時期、こまめに見ておきたいのが「頭痛―る」というアプリだ。
 
現在地周辺や指定したエリアの気圧の変化をグラフで確認できる(写真左)。
全国マップ上でも確認できるので、出張や旅行でも役立つ(写真右)

 筆者自身も疲れが溜まっていると気圧による変化を受けやすい。いまのご時世、頭痛が起きると不安を感じやすいが、アプリ上で「警戒」と出ていると、「気圧のせいで偏頭痛が起きているのか」と安心できる部分もある、自分の身体と向き合う意味でも、偏頭痛持ちなら手放せないアプリといえるだろう。


 雨が多い季節はできることが制限されがちだが、アプリで情報収集すれば、今より快適に日々を過ごすことができるはず。いずれのアプリも無料で使えるで、ぜひダウンロードしてほしい。(TEKIKAKU・今西絢美)