朝が苦手な人にとって、決められた時間に起床するのはなかなかつらい。かくいう筆者もその一人で、毎朝スマホのアラーム数回と爆音の目覚まし時計でなんとか起きているという状況だ。もっと気持ちよく目覚められないかと、最近は遮光カーテンを開けてレースのカーテンのみで眠るようになったのだが、夏場は朝方の眠りが浅くなり、快適に目覚められないのが悩みだった。
そこで知ったのが、「めざましカーテン mornin' plus(以下、モーニンプラス)」というアイテムだった。モーニンプラスは「スマホ連動型カーテン自動開閉機」で、これだけ聞くとなんだか扱いが難しそうに感じた。しかし、実際に使ってみるとそんなことはまったくない。朝が苦手な筆者が感じたモーニンプラスの魅力を紹介しよう。
まずは専用アプリをスマホにインストールして起動する。あとは、スマホのBluetoothをオンにして、アプリの画面に表示された「接続する」をタップすればOK。
続いては、カーテンレールへの取り付けだ。工具が必要かと思ったが、本体のボタンを押すだけでワンタッチで取り付けられた。特殊レール用のアタッチメントも付属するので、大半の家庭で導入できるだろう。
本体が隠れるようにカーテンを元に戻したら準備は完了。ここまで5分もかかっておらず、予想以上にあっという間だった。
タイマー設定は寝起きを良くするだけでなく、旅行などで不在になるときの防犯対策にも役立ちそう。ずっとカーテンが閉まったままだと不在であることが伝わりやすいが、カーテンが開閉すると家にいるかのように見せられる。
また、モーニンプラスを取り付けていても、カーテンは手で開閉できるのもありがたい。これはカーテンレール部分に昇降機構のタイヤが搭載されているからで、動作時以外はタイヤが降りた状態になるので動かせる。モーニンプラスはあくまでもアシストしてくれる存在なのがちょうどいい。
とはいえ、筆者はアラーム音ですらなかなか気付かないほど眠りが深いので、音で起きることはなかった。しかし、音に敏感な人はこれで起きてしまうだろう。
アプリの設定をよく見ると、タイヤの昇降に関しては、昇降スピードを6段階に調整できることがわかった。スピードを遅くすると、昇降にかかる時間は長くなるが、音は小さくなる。初期設定では「6」になっていたので、昇降スピードは見直したほうがいいだろう。
昇降スピードを「1」にしても気になるなら、タイヤの昇降をオフにすればいい。しかし、オフにすると常にタイヤが上がった状態になるので、カーテンを手で開け閉めできなくなる。開閉に毎回スマホが必要なのは不便な気もしたが、寝室など朝晩にしかカーテンを開閉しないのであれば、この設定を利用するとよさそうだ。
また、動作パワーと移動時間は自分で設定できる。試しに動作パワーを「1」にしてみたところ、薄手の遮光カーテンでも途中で止まってしまった。「3」にするとゆっくり開き、開ける際の音も非常に小さかった。
今回、1週間ほどモーニンプラスを使ってみたが、多少寝起きは良くなったような気がする。太陽には睡眠ホルモンを抑えて、身体を起きるモードにする力があるそうだ。寝起きの悪さに悩んでいる人は、試しに使ってみてほしい。(TEKIKAKU・今西絢美)
そこで知ったのが、「めざましカーテン mornin' plus(以下、モーニンプラス)」というアイテムだった。モーニンプラスは「スマホ連動型カーテン自動開閉機」で、これだけ聞くとなんだか扱いが難しそうに感じた。しかし、実際に使ってみるとそんなことはまったくない。朝が苦手な筆者が感じたモーニンプラスの魅力を紹介しよう。
カーテンレールへの設置は工具不要
モーニンプラスは、カーテンレールに取る付けることで、カーテンを指定した時間に自動で開閉したり、スマホ経由で開閉できたりする。カーテン1枚での利用を想定した作りで、両開きにするなど2枚以上のカーテンを開閉するには枚数分の本体が必要になる。まずは専用アプリをスマホにインストールして起動する。あとは、スマホのBluetoothをオンにして、アプリの画面に表示された「接続する」をタップすればOK。
続いては、カーテンレールへの取り付けだ。工具が必要かと思ったが、本体のボタンを押すだけでワンタッチで取り付けられた。特殊レール用のアタッチメントも付属するので、大半の家庭で導入できるだろう。
本体が隠れるようにカーテンを元に戻したら準備は完了。ここまで5分もかかっておらず、予想以上にあっという間だった。
タイマーでの自動開閉と手動での操作が可能
アプリではタイマーを設定して開閉の時間や曜日を決められたり、スマホから直接開閉を操作できたりする。このとき、タイマーは本体に保存されるので、スマホのBluetoothをオフにしたり、スマホを持って外出したりしても、設定した時間に動作する。タイマー設定は寝起きを良くするだけでなく、旅行などで不在になるときの防犯対策にも役立ちそう。ずっとカーテンが閉まったままだと不在であることが伝わりやすいが、カーテンが開閉すると家にいるかのように見せられる。
また、モーニンプラスを取り付けていても、カーテンは手で開閉できるのもありがたい。これはカーテンレール部分に昇降機構のタイヤが搭載されているからで、動作時以外はタイヤが降りた状態になるので動かせる。モーニンプラスはあくまでもアシストしてくれる存在なのがちょうどいい。
タイヤの昇降時の駆動音がややネック
夜にカーテンを閉める際は気にならないが、寝ている間にカーテンが開くとなると、駆動音は気になるポイントだ。正直に言うと、カーテンを開けるときの音はほとんどしないものの、タイヤが昇降する際の駆動音が少し気になった。とはいえ、筆者はアラーム音ですらなかなか気付かないほど眠りが深いので、音で起きることはなかった。しかし、音に敏感な人はこれで起きてしまうだろう。
アプリの設定をよく見ると、タイヤの昇降に関しては、昇降スピードを6段階に調整できることがわかった。スピードを遅くすると、昇降にかかる時間は長くなるが、音は小さくなる。初期設定では「6」になっていたので、昇降スピードは見直したほうがいいだろう。
昇降スピードを「1」にしても気になるなら、タイヤの昇降をオフにすればいい。しかし、オフにすると常にタイヤが上がった状態になるので、カーテンを手で開け閉めできなくなる。開閉に毎回スマホが必要なのは不便な気もしたが、寝室など朝晩にしかカーテンを開閉しないのであれば、この設定を利用するとよさそうだ。
また、動作パワーと移動時間は自分で設定できる。試しに動作パワーを「1」にしてみたところ、薄手の遮光カーテンでも途中で止まってしまった。「3」にするとゆっくり開き、開ける際の音も非常に小さかった。
今回、1週間ほどモーニンプラスを使ってみたが、多少寝起きは良くなったような気がする。太陽には睡眠ホルモンを抑えて、身体を起きるモードにする力があるそうだ。寝起きの悪さに悩んでいる人は、試しに使ってみてほしい。(TEKIKAKU・今西絢美)