在宅勤務をしているとついつい手が伸びてしまうのが、お菓子。気がつくと食べ過ぎてしまいがちな家での間食におすすめしたいのが「クリスプブレッド」だ。北欧の伝統的なクラッカー状のパンで、ヘルシーな上に栄養価も高く健康志向の人々の間で話題になっているそうだ。味や腹持ちはいかがなものか？ 今回は2種類の「クリスプブレッド」を購入してみた。

低カロリーで栄養価が高い大満足のおやつ

 
　「クリスプブレッド」は、ヨーロッパでは古くから食されてきたそうだ。カロリーが低く食物繊維が豊富なため、最近では健康志向の人からも注目が集まっている。今回購入したのは「SIGDAL（シグダル）」というメーカーの「ライ麦＆スペルト」と「グルテンフリー　キヌア」。ノルウェー原産で添加物を使っておらず、本場で愛される味わいを安心していただくことができる。
 
　「シグダルクリスプブレッド」「グルテンフリー　キアヌ」は名前の通り、小麦粉を使用しない商品で、ヘルシー。オーツ麦、ひまわりの種、キアヌ粉など穀物や種がたっぷり詰まっており食物繊維が豊富なのもうれしいポイントだ。ザクっとした生地と歯ざわりの良い種の食感はクッキーともクラッカー、ラスクなどとは違った新しい感覚。歯ごたえの良い食べ物が好きな方にはぜひ食べていただきたい。余計なものが入っていないので種や麦の素材の味わいがしっかり伝わってくる。
 
　2品目はひまわりの種、ごま、全粒ライ麦粉、オートミールなどを原材料に作られた「ライ麦＆スペルト」。「グルテンフリー　キアヌ」との違いで注目したのが、スペルトという小麦を使用していることと、植物油脂が入っていないことだ。食感はサクッとしていて歯ごたえは十分だが、小麦によって種の存在感が抑えられ、癖がなく食べやすい。こちらの商品のほうがあっさりとした味わいだった。
 
　500円代とおやつにしては少々高価な気もするが、1袋190gで8枚ほど入っており、腹持ちも良いため一気に食べ切る心配はないだろう。家族でシェアするもよし、数日に分けて食べ切るのにもよしという丁度良いボリュームだ。ただし、2種類ともこのまま何枚もいけるかというと少し飽きてしまうような気がする。

　そこで、筆者がすすめたいのが、はちみつを加えることだ。まろやかな甘さが加わるだけで一気に華やかな味わいに変化する。はちみつ自体も美容や健康に良いと注目されているので、健康志向の人にとっては最適な組み合わせではないだろうか。

　さらに、軽食としてサーモンやクリームチーズをトッピングしたり、ジャムを塗ったりとさまざまなアレンジも楽しめる。いつもと違ったおやつを求める方、歯ごたえのある食べ物が好きな方、おいしいものを食べて健康でいたいという方にはぜひ一度試してもらいたい商品だ。（エフェクト・霜越緑）

※記事中の価格は購入時もの