フレンチのシェフも大絶賛! 自宅がワインバーに変わるブーダンノワール
外での飲酒が難しい今の時期に、ぜひ家で食べたい食材がある。多くの美食家や著名人の舌をもうならせたという「ブーダン・ノワール」だ。フレンチレストランでしか食べられないシャリキュトリーが缶詰で販売されているということを聞き、早速取り寄せてみた。
ブーダンノワールとは、豚の肉と血、野菜、スパイスなどを原料にしたシャルキュトリー。フランスの伝統料理の一つとしてヨーロッパでは昔からよく食されているそうだ。日本ではあまり馴染みの無い食品だが、調理不要で最高級の味をいただける商品があると聞き、早速購入してみた。
フランス2つ星のシェフ「クリスチャン・パラ」が手がける「ブーダン・ノワール」は多くのシェフや美食家が絶賛するという人気の逸品。世界一のレシピとも言われる本場の味がなんと缶詰でいただけるのだ。
パッケージはシンプルで日本でも馴染みのある一般的な缶詰に入っている。簡単に開封できるため、友人への手土産やピクニックのおともによさそうだ。製造から48か月もつため、ちょっと豪華だが非常食として置いておくのもいいかもしれない。
缶の中にはパテ状の肉がぎっしりと詰まっている。ほのかに肉とスパイス、脂の香りがするが、そんなにきつくはない。冷蔵すれば前菜として、加熱をすればメインディッシュになるとのことで今回は2通りのレシピを試してみる。
まずは冷蔵庫で冷やした状態の「ブーダン・ノワール」をいただく。皿に取り出しても形が崩れることなく、ぎっしりと詰まった肉の重量感を感じられる。缶に入っていた状態を見た印象では柔らかく崩れやすいのかと思っていたが、意外にもしっかりと固まっており、ナイフを入れても綺麗な形のままカットすることができた。
口に入れた瞬間はしっとりとしているが、すぐにほろっとほどけてとろける食感に変わった。鼻に抜ける肉とスパイスの香りの濃厚さにも衝撃を受けた。これはたしかにレストランでいただく高級な逸品だ。豚肉の甘さと野性味のある味わいのバランスが絶妙。スパイスや野菜をたっぷり使っているためか、生臭さはなく上品な後味が印象的だ。
続いて、表面を少し焼いた状態でいただく。調理方法の記載はないため、フライパンに少量の油をひき、表面を軽く焼いてみた。火を入れることで、肉の脂の味わいがより濃くなり、ジューシーさを感じられる。表面の香ばしさと、内側のしっとりとした柔らかさ、異なる食感が同時に楽しめた。メインディッシュとしても十分満足できる仕上がりだ。
ちなみに、邪道かもしれないが少し残った肉をレンジで温めたところふわふわの食感となり冷蔵、焼きとまた違った魅力を感じることができた。公式には書かれていないが、ゆっくりと火を入れていただくのもよいかもしれない。
冷蔵、焼きどちらも超一流の味わいを感じられる「ブーダン・ノワール」。個人的には火を通したほうが食感の違いを感じられて好きだった。世界中から愛されるフランスの伝統料理。一つあるだけで食卓をワンランクあげてくれるとっておきの品だ。(エフェクト・霜越緑)
※記事中の価格は購入時もの
本格フレンチの味が調理不要で食卓に!
ブーダンノワールとは、豚の肉と血、野菜、スパイスなどを原料にしたシャルキュトリー。フランスの伝統料理の一つとしてヨーロッパでは昔からよく食されているそうだ。日本ではあまり馴染みの無い食品だが、調理不要で最高級の味をいただける商品があると聞き、早速購入してみた。
フランス2つ星のシェフ「クリスチャン・パラ」が手がける「ブーダン・ノワール」は多くのシェフや美食家が絶賛するという人気の逸品。世界一のレシピとも言われる本場の味がなんと缶詰でいただけるのだ。
パッケージはシンプルで日本でも馴染みのある一般的な缶詰に入っている。簡単に開封できるため、友人への手土産やピクニックのおともによさそうだ。製造から48か月もつため、ちょっと豪華だが非常食として置いておくのもいいかもしれない。
缶の中にはパテ状の肉がぎっしりと詰まっている。ほのかに肉とスパイス、脂の香りがするが、そんなにきつくはない。冷蔵すれば前菜として、加熱をすればメインディッシュになるとのことで今回は2通りのレシピを試してみる。
冷やして前菜に、焼けばメインディッシュになる極上の品
まずは冷蔵庫で冷やした状態の「ブーダン・ノワール」をいただく。皿に取り出しても形が崩れることなく、ぎっしりと詰まった肉の重量感を感じられる。缶に入っていた状態を見た印象では柔らかく崩れやすいのかと思っていたが、意外にもしっかりと固まっており、ナイフを入れても綺麗な形のままカットすることができた。
口に入れた瞬間はしっとりとしているが、すぐにほろっとほどけてとろける食感に変わった。鼻に抜ける肉とスパイスの香りの濃厚さにも衝撃を受けた。これはたしかにレストランでいただく高級な逸品だ。豚肉の甘さと野性味のある味わいのバランスが絶妙。スパイスや野菜をたっぷり使っているためか、生臭さはなく上品な後味が印象的だ。
続いて、表面を少し焼いた状態でいただく。調理方法の記載はないため、フライパンに少量の油をひき、表面を軽く焼いてみた。火を入れることで、肉の脂の味わいがより濃くなり、ジューシーさを感じられる。表面の香ばしさと、内側のしっとりとした柔らかさ、異なる食感が同時に楽しめた。メインディッシュとしても十分満足できる仕上がりだ。
ちなみに、邪道かもしれないが少し残った肉をレンジで温めたところふわふわの食感となり冷蔵、焼きとまた違った魅力を感じることができた。公式には書かれていないが、ゆっくりと火を入れていただくのもよいかもしれない。
冷蔵、焼きどちらも超一流の味わいを感じられる「ブーダン・ノワール」。個人的には火を通したほうが食感の違いを感じられて好きだった。世界中から愛されるフランスの伝統料理。一つあるだけで食卓をワンランクあげてくれるとっておきの品だ。(エフェクト・霜越緑)
※記事中の価格は購入時もの