業務スーパーの中華調味料、お肉料理に「チョイ足し」で激うまに
業務スーパーは、コスパが高く、独自の品揃えが特徴で普段から週3回は通ってる。飲食店のみならず、一般家庭向けの商品も多く取り揃えており、テレビや雑誌でも度々取り上げられる。今回は数多くある業務スーパーの商品の中から、お肉料理に合う中華調味料3品と、簡単調理レシピを紹介する。どれも本当に簡単なので、ぜひ試してほしい。
PB商品も充実しており、業務スーパーの食品を使ったレシピ本も多く出版されている。また、公式ホームページでも販売商品を使ったレシピを掲載するなど、一般家庭からの人気も高い。
業務スーパーには「世界の本物を直輸入」をコンセプトに、世界各地の協力工場や現地から仕入れた商品もある。そのため、他のスーパーでは見かけない商品も多い。筆者の家の近くにもあるので、宝物探し感覚で週3回程度はチェックしに行く。安くて美味しい食品を見つけた時は、必ずといっていいほど買って試すようにしている。
そこで今回は、業務スーパーの商品の中から、「お肉料理に合う中華調味料」と題して、PBの中華調味料を紹介したい。どれも筆者が実際に日常で使っているおすすめの3品である。簡単な調理レシピも紹介しておこう。
そのまま食べる分には辛さはあまり感じない。一瞬辛さを感じるものの、砂糖や醤油も入っているからか、甘さや塩味がやってきて、最後に花椒が香る。
痺れや辛さも少なく、ザクザクとした食感なので「食べるラー油」のようにご飯が進む。気軽に料理と合わせられる。早速、花椒辣醤を使った「よだれ鶏」を料理してみた。
<鶏むね肉のよだれ鶏>調理時間15分
【材料:2人分】
■鶏むね肉:1つ(鶏もも肉でも可)
■青ねぎ:適量
■カシューナッツ:適量
■花椒辣醤:適量
【調味料】
■にんにくチューブ・しょうがチューブ:適量
■醤油:大さじ2
■黒酢:大さじ1
■砂糖:小さじ1/2
作り方は簡単だ。深い鍋に水を入れて沸騰させた後、火を止めて鶏むね肉を1時間ほど浸す。調味料は全て合わせておく。火が通ったら取り出して食べやすいサイズに切った後、調味料をかけて、最後に花椒辣醤をのせるだけである。
ハムのようにしっとりとした鶏むね肉と、ザクザクした花椒辣醤の食感の組み合わせが実においしい。花椒辣醤を少し入れるだけで本格的な味になるので、料理をグレードアップしたい時にぜひ試してほしい。
赤唐辛子は加熱すると辛味が増す特徴があるので、辛さが苦手な人は花椒辣醤を温めずに、常温で食べるのがおすすめだ。
以前、鍋料理に入れて食べてみたところ、辛さを感じて少し汗をかいたことがある。好みの辛さに合わせて、ちょい足ししてみてほしい。
ふたを開けた瞬間、青花椒と青唐辛子の爽やかな香りが漂う。一口食べてみると、先程の花椒辣醤と比べ、強い辛さと痺れを感じる。とはいえ、ビリビリした辛さを感じるものの、後味がさっぱりしているので、後を引かないところは柚子胡椒に近い。
青麻辣醤自体の味がはっきりしているので、肉料理に合わせるときは塩味系のシンプルな料理をおすすめする。今回は肉野菜炒めに加えてみた。
<青麻辣醤の肉野菜炒め>調理時間8分
【材料:2人分】
■豚肉こま切れ:200g
■野菜炒め用パック:1袋
【調味料】
■塩:少々
■青麻辣醤:適量
豚肉を炒めて、火が通ったら野菜を投入し、塩で味付けをする。火を止めた後に青麻辣醤を入れて混ぜたら完成。豚肉の脂の甘さとピリッとした青麻辣醤の辛さが絶妙で、シンプルな味付けだからこそ青麻辣醤の風味が引き立つ。
青唐辛子は赤唐辛子とは逆で、加熱すると辛味が減る特徴がある。そのため、温かい料理に使うときは、辛味を残すために火を止めてから投入するといいだろう。
素材の味を引き立たせる爽やかな辛さなので、味のアクセントとしても使える。例えば、サラダのドレッシングやスープなど、少量を加えるだけで雰囲気がガラッと変わるので、いろいろな料理にちょい足ししてチャレンジしてみるのも面白い。
一口食べてみると、花椒や八角など香辛料の香りが口の中に広がり、やがてエビの甘味とコクがやってくる。辛さは感じるが、後からやってくる甘味のおかげで、食事が進む味付けとなっている。みじん切りにした玉ねぎも入っていて、食感も楽しめる。
海鮮料理にちょい足ししても合うが、今回は中国風冷しゃぶサラダ「雲白肉(ウンパイロウ)」に合わせてみた。
<お手軽雲白肉>調理時間15分
【材料】2人分
■豚小間肉:200g
■きゅうり:1本
■トマト:1個
■白ネギ:7cm(お好みで)
【調味料】
■麻蝦醤:大さじ1
沸騰したお湯に豚小間肉を入れ、火が通ったらお湯から取り出し、軽く流水にさらした後冷ます。きゅうりは半分の長さにした後、ピーラーで薄切りにして皿に盛りつける。トマトはくし切りにする。豚肉が冷めたらきゅうりの上に乗せ、トマトを添える。
最後にお好みで白ネギを縦に2mm間隔で千切りにし、豚肉の上に高く盛りつけた後、麻蝦醤をかけたら完成だ。
麻蝦醤自体に味がしっかりついているので、これだけでも味付けは十分だ。あっさりした豚肉にコクのある麻蝦醤がよく絡み、ヘルシーなのに食べ応えがある。肉はもちろん、きゅうりなどの野菜にも合うので、料理のジャンルを問わずに活躍するだろう。
調味料と一緒に料理も紹介したが、カップ麺やスーパーで買った惣菜に足しても十分においしい。いつも食べている味が瞬時に中華風になるなど、これまでに体験したのことのない新しい気づきが得られるはずだ。
また、和洋中と料理ジャンルを問わずに入れて楽しめるのもポイント。まさに組み合わせの種類は無限である。どれも300円以内で購入できるので、気軽に買って試せるのもうれしい。
業務スーパーのホームページでは、店舗で販売している商品と組み合わせたレシピを紹介している。PB商品や海外の商品と組み合わせて、自分のお気に入り料理を見つけるのもいいだろう。世界の食品が手に入る業務スーパーを使って、せめて食事だけでも海外旅行気分を味わおう。(GEAR)
業務スーパーで掘り出し物を発見
業務スーパーは、全国に900店舗以上を展開する大手食品スーパーである。創業当初はその名の通り飲食店向けの商品を取り扱っていたが、次第に一般家庭向けの商品を販売。圧倒的な安さと豊富な品揃えから、幅広い層から支持を得ている。2021年2月には全都道府県への出店を達成しており、勢いは止まらない。PB商品も充実しており、業務スーパーの食品を使ったレシピ本も多く出版されている。また、公式ホームページでも販売商品を使ったレシピを掲載するなど、一般家庭からの人気も高い。
業務スーパーには「世界の本物を直輸入」をコンセプトに、世界各地の協力工場や現地から仕入れた商品もある。そのため、他のスーパーでは見かけない商品も多い。筆者の家の近くにもあるので、宝物探し感覚で週3回程度はチェックしに行く。安くて美味しい食品を見つけた時は、必ずといっていいほど買って試すようにしている。
そこで今回は、業務スーパーの商品の中から、「お肉料理に合う中華調味料」と題して、PBの中華調味料を紹介したい。どれも筆者が実際に日常で使っているおすすめの3品である。簡単な調理レシピも紹介しておこう。
料理のジャンル問わず使える「花椒辣醤」
最初に紹介するのは「花椒辣醤(ホアジャオラージャン)」。すくってみると、細かく刻んだ赤唐辛子と花椒がぎっしり入っているし、見た目が真っ赤なのでいかにも辛そうだが、実際に食べてみると、日本人に合わせた味付けになっていると感じた。そのまま食べる分には辛さはあまり感じない。一瞬辛さを感じるものの、砂糖や醤油も入っているからか、甘さや塩味がやってきて、最後に花椒が香る。
痺れや辛さも少なく、ザクザクとした食感なので「食べるラー油」のようにご飯が進む。気軽に料理と合わせられる。早速、花椒辣醤を使った「よだれ鶏」を料理してみた。
<鶏むね肉のよだれ鶏>調理時間15分
【材料:2人分】
■鶏むね肉:1つ(鶏もも肉でも可)
■青ねぎ:適量
■カシューナッツ:適量
■花椒辣醤:適量
【調味料】
■にんにくチューブ・しょうがチューブ:適量
■醤油:大さじ2
■黒酢:大さじ1
■砂糖:小さじ1/2
作り方は簡単だ。深い鍋に水を入れて沸騰させた後、火を止めて鶏むね肉を1時間ほど浸す。調味料は全て合わせておく。火が通ったら取り出して食べやすいサイズに切った後、調味料をかけて、最後に花椒辣醤をのせるだけである。
ハムのようにしっとりとした鶏むね肉と、ザクザクした花椒辣醤の食感の組み合わせが実においしい。花椒辣醤を少し入れるだけで本格的な味になるので、料理をグレードアップしたい時にぜひ試してほしい。
赤唐辛子は加熱すると辛味が増す特徴があるので、辛さが苦手な人は花椒辣醤を温めずに、常温で食べるのがおすすめだ。
以前、鍋料理に入れて食べてみたところ、辛さを感じて少し汗をかいたことがある。好みの辛さに合わせて、ちょい足ししてみてほしい。
爽やかな辛さ「青麻辣醤」
次に紹介するのは「青麻辣醤(チンマーラージャン)」。青花椒と青唐辛子を使っており、緑がかった色をしている。ふたを開けた瞬間、青花椒と青唐辛子の爽やかな香りが漂う。一口食べてみると、先程の花椒辣醤と比べ、強い辛さと痺れを感じる。とはいえ、ビリビリした辛さを感じるものの、後味がさっぱりしているので、後を引かないところは柚子胡椒に近い。
青麻辣醤自体の味がはっきりしているので、肉料理に合わせるときは塩味系のシンプルな料理をおすすめする。今回は肉野菜炒めに加えてみた。
<青麻辣醤の肉野菜炒め>調理時間8分
【材料:2人分】
■豚肉こま切れ:200g
■野菜炒め用パック:1袋
【調味料】
■塩:少々
■青麻辣醤:適量
豚肉を炒めて、火が通ったら野菜を投入し、塩で味付けをする。火を止めた後に青麻辣醤を入れて混ぜたら完成。豚肉の脂の甘さとピリッとした青麻辣醤の辛さが絶妙で、シンプルな味付けだからこそ青麻辣醤の風味が引き立つ。
青唐辛子は赤唐辛子とは逆で、加熱すると辛味が減る特徴がある。そのため、温かい料理に使うときは、辛味を残すために火を止めてから投入するといいだろう。
素材の味を引き立たせる爽やかな辛さなので、味のアクセントとしても使える。例えば、サラダのドレッシングやスープなど、少量を加えるだけで雰囲気がガラッと変わるので、いろいろな料理にちょい足ししてチャレンジしてみるのも面白い。
海鮮の旨味が濃縮「麻蝦醤」
最後に紹介するのは「麻蝦醤(マーシャージャン)」。エビの旨味が凝縮されたピリ辛調味料だ。一口食べてみると、花椒や八角など香辛料の香りが口の中に広がり、やがてエビの甘味とコクがやってくる。辛さは感じるが、後からやってくる甘味のおかげで、食事が進む味付けとなっている。みじん切りにした玉ねぎも入っていて、食感も楽しめる。
海鮮料理にちょい足ししても合うが、今回は中国風冷しゃぶサラダ「雲白肉(ウンパイロウ)」に合わせてみた。
<お手軽雲白肉>調理時間15分
【材料】2人分
■豚小間肉:200g
■きゅうり:1本
■トマト:1個
■白ネギ:7cm(お好みで)
【調味料】
■麻蝦醤:大さじ1
沸騰したお湯に豚小間肉を入れ、火が通ったらお湯から取り出し、軽く流水にさらした後冷ます。きゅうりは半分の長さにした後、ピーラーで薄切りにして皿に盛りつける。トマトはくし切りにする。豚肉が冷めたらきゅうりの上に乗せ、トマトを添える。
最後にお好みで白ネギを縦に2mm間隔で千切りにし、豚肉の上に高く盛りつけた後、麻蝦醤をかけたら完成だ。
麻蝦醤自体に味がしっかりついているので、これだけでも味付けは十分だ。あっさりした豚肉にコクのある麻蝦醤がよく絡み、ヘルシーなのに食べ応えがある。肉はもちろん、きゅうりなどの野菜にも合うので、料理のジャンルを問わずに活躍するだろう。
ちょい足しで食事が楽しくなる
今回は業務スーパーで販売されている中華調味料を紹介した。ちょい足しするだけでガラッと味の雰囲気が変わり、本格的な中華の味わいになる。調味料と一緒に料理も紹介したが、カップ麺やスーパーで買った惣菜に足しても十分においしい。いつも食べている味が瞬時に中華風になるなど、これまでに体験したのことのない新しい気づきが得られるはずだ。
また、和洋中と料理ジャンルを問わずに入れて楽しめるのもポイント。まさに組み合わせの種類は無限である。どれも300円以内で購入できるので、気軽に買って試せるのもうれしい。
業務スーパーのホームページでは、店舗で販売している商品と組み合わせたレシピを紹介している。PB商品や海外の商品と組み合わせて、自分のお気に入り料理を見つけるのもいいだろう。世界の食品が手に入る業務スーパーを使って、せめて食事だけでも海外旅行気分を味わおう。(GEAR)