今年3月に登場した、ZOZOのフェイスカラー計測ツール「ZOZOGLASS(ゾゾグラス)」は、本体とスマホがあれば簡単に肌の色を計測できる画期的なアイテムだ。さらに、肌の色をもとにその人の雰囲気に似合う色、俗に言う「パーソナルーカラー」を診断できる。実際に注文して、自分の肌の色を計測してみたので、どのように使うのか紹介しよう。
ZOZOGLASSのフレームには丸いマーカーが描かれており、このマーカーで撮影時に顔の向きを認識する。また、このカラフルなフレームの色をカメラが基準値として認識し、画像の肌の色を計測する仕組みだ。そのため、太陽光や蛍光灯の下でも分析結果にほとんど差が生じにくいそうだ。
計測時は「髪の毛が顔にかからないようにする」「メイクを落とす」「明るい場所で計測する」といった三つのポイントに注意しよう。この三つを確認したらZOZOGLASSをかけて計測を開始する。
計測には三つのステップがあり、「ZOZOGLASSをかけて正面を見る」「ZOZOGLASSをかけて8方向から顔を撮影する」「ZOZOGLASSを外して8方向から顔を撮影する」というのを行う。
筆者はそんなに自撮りをするほうではないので、カメラを見ながら顔を8方向に動かすのにかなり苦戦したが、顎の向きを上下左右斜めに動かすイメージでやるといいようだ。
続いて、フェイスパーツ別の色の診断結果が表示される。左右での違いはほぼなかったが、目元と頬、顎では明らかに色が違うことに初めて気付いた。そうなると顔を平坦に見せないためにも、場所ごとに使うべきコスメの種類や使うカラー、光り具合などが異なるのも納得できる。
この診断結果によると、筆者のパーソナルカラーは「ブルーベース・夏」で、青味のある明るくソフトな色が似合うようだ。このラインアップを見ると、普段買う服の色とはまったく異なり、むしろ「自分には似合わない」と思っていた色が多い。今後は新たな色の服も手に取ってみようと思えるようになった。
ただし、このパーソナルカラー診断、どうやらかなり多くの人が「ブルーベース・夏」と診断されているらしく、SNSを見ていると「対面のパーソナルカラー診断で言われた色と違う」という声もあった。
筆者も信憑性が気になったので、自然光のみで明るい屋内、電気をつけた明るい屋内、ベランダの3箇所で計測してみたところ、いずれも数値に大きな差はなく、毎回「ブルーベース・夏」と診断された。パーソナルカラー診断に関しては、あくまでも参考に留めておくのがいいかもしれない。
ZOZOGLASSは肌色を診断したうえで、その結果に基づくおすすめのファンデーションをレコメンドしてくれるのも特徴だ。筆者に関していえば、おすすめされるファンデーションは普段使う色味のものが多かったが、もうワントーン明るいものも使えることが分かったのは良かった。
コスメカウンターを普段利用していない人にとっては、自分に合ったファンデーションの色がスマホで手軽に診断できるのはありがたい。また、日焼けをしたときなど、いまの自分の肌色にあったファンデーションが調べられるのも、これからの季節には重宝しそうだ。
ネット通販でコスメや服を買うのに抵抗があった人にとって、自分に似合う色を把握したうえで買い物ができるとなると、かなりハードルが下がる。これまでパーソナルカラーを調べたことがない人は一度試してみるといいだろう。(TEKIKAKU・今西絢美)
初めて見るカラフルなメガネが到着
筆者がZOZOGLASSを注文したのは3月末。そして、手元に届いたのは5月中旬だった。まさか約7週間も待つことになるとは思わなかったが、それだけ人気があるのだろう。現在、公式サイトを見ると受付日から4~6週程度で発送予定となっている。ZOZOGLASSのフレームには丸いマーカーが描かれており、このマーカーで撮影時に顔の向きを認識する。また、このカラフルなフレームの色をカメラが基準値として認識し、画像の肌の色を計測する仕組みだ。そのため、太陽光や蛍光灯の下でも分析結果にほとんど差が生じにくいそうだ。
メガネを掛けてスマホで撮影するだけ
計測するには、スマホに「ZOZOTOWN」アプリをインストールし、ログインする必要がある。アプリを準備し終えたら、「計測・その他」タブの「ZOZOGLASS」をタップしよう。計測時は「髪の毛が顔にかからないようにする」「メイクを落とす」「明るい場所で計測する」といった三つのポイントに注意しよう。この三つを確認したらZOZOGLASSをかけて計測を開始する。
計測には三つのステップがあり、「ZOZOGLASSをかけて正面を見る」「ZOZOGLASSをかけて8方向から顔を撮影する」「ZOZOGLASSを外して8方向から顔を撮影する」というのを行う。
筆者はそんなに自撮りをするほうではないので、カメラを見ながら顔を8方向に動かすのにかなり苦戦したが、顎の向きを上下左右斜めに動かすイメージでやるといいようだ。
肌の色とパーソナルカラーが瞬時に判明
撮影が終わると、あっという間に計測結果が表示される。筆者の場合は「明るいトーンのニュートラルカラー」となっており、ヘモグロビン量は平均的、メラニン量はやや少なめだそうだ。ヘモグロビンの割合が多いと肌の赤みが強く、メラニンの割合が多いと肌の色が濃くなる。続いて、フェイスパーツ別の色の診断結果が表示される。左右での違いはほぼなかったが、目元と頬、顎では明らかに色が違うことに初めて気付いた。そうなると顔を平坦に見せないためにも、場所ごとに使うべきコスメの種類や使うカラー、光り具合などが異なるのも納得できる。
この診断結果によると、筆者のパーソナルカラーは「ブルーベース・夏」で、青味のある明るくソフトな色が似合うようだ。このラインアップを見ると、普段買う服の色とはまったく異なり、むしろ「自分には似合わない」と思っていた色が多い。今後は新たな色の服も手に取ってみようと思えるようになった。
ただし、このパーソナルカラー診断、どうやらかなり多くの人が「ブルーベース・夏」と診断されているらしく、SNSを見ていると「対面のパーソナルカラー診断で言われた色と違う」という声もあった。
筆者も信憑性が気になったので、自然光のみで明るい屋内、電気をつけた明るい屋内、ベランダの3箇所で計測してみたところ、いずれも数値に大きな差はなく、毎回「ブルーベース・夏」と診断された。パーソナルカラー診断に関しては、あくまでも参考に留めておくのがいいかもしれない。
ZOZOGLASSは肌色を診断したうえで、その結果に基づくおすすめのファンデーションをレコメンドしてくれるのも特徴だ。筆者に関していえば、おすすめされるファンデーションは普段使う色味のものが多かったが、もうワントーン明るいものも使えることが分かったのは良かった。
コスメカウンターを普段利用していない人にとっては、自分に合ったファンデーションの色がスマホで手軽に診断できるのはありがたい。また、日焼けをしたときなど、いまの自分の肌色にあったファンデーションが調べられるのも、これからの季節には重宝しそうだ。
ネット通販でコスメや服を買うのに抵抗があった人にとって、自分に似合う色を把握したうえで買い物ができるとなると、かなりハードルが下がる。これまでパーソナルカラーを調べたことがない人は一度試してみるといいだろう。(TEKIKAKU・今西絢美)