手先から桜の香りをまとって、春限定のハンドクリーム3種を使ってみた

レビュー

2021/04/11 11:30

 薬局で買えるプチプラからちょっと背伸びして買いたい高級品まで、昔から多くの人の心を引きつけて離さないコスメ。ちょっとした外出でも特別な気持ちになる今だからこそ、見た目はもちろん気持ちまで明るく変えてくれるさまざまなアイテムを紹介していきたい。今回は、春の訪れにふさわしい桜の香りのハンドクリームを集めてみた。ここ1年、アルコール消毒をする機会の増加に伴い、手肌の荒れに悩む人も増えている。きちんとケアをしながら今だけの春の香りを楽しんでいただきたい。
 

左から「FERNANDAフレグランスハンドクリーム(ブロッサムブロー)」(836円)、
「クナイプ ハンドクリーム サクラの香り 20mL」(330円)、
「フィアンセ ハンドクリーム さくらの香り N」(550円)

上質な香りにファン続出! 「FERNANDA」から春の新作が登場

 
「FERNANDAフレグランスハンドクリーム(ブロッサムブロー)」。
内容量50gで価格は836円

 香りの良さにリピーターが続出しているという「FERNANDA」のハンドクリームから春の新作が新登場。皮膚の水分蒸散を抑えてうるおいを保つエリモント成分が入っており、指先まで水々しく保湿してくれる。桜の花にピンクゴールドの文字で商品名がかかれたパッケージは上品で、大人の女性にも喜ばれる商品だ。
 
少量を手になじませれば桜の花びらが舞うように香りが広がる

 クリームは少し固めのしっかりとした質感。よく伸びるので少量で十分の香りと潤いを堪能できる。塗ってすぐに手先まですべすべに。話題となっている香りはさすがとしか言いようがなく、本物の花のような優しい香りが気持ちを落ち着かせてくれる。個人的には3種類の中で一番好きな香りである。

植物由来にこだわった「クナイプ」が作るやさしいクリーム

 
「クナイプ ハンドクリーム サクラの香り」。
75mL(825円)と20mL(330円)の2種類のサイズを販売。写真は20mL

 120年以上の歴史をもつドイツのブランド「クナイプ」。植物由来成分にこだわった体にやさしいケア商品を販売し、日本でも多くの人に愛されている。そんなクナイプもこの春桜の香りの商品を販売。お花見をするクマの後ろ姿がキュートなパッケージが特徴だ。
 
塗った瞬間から指先が守られる感覚に。水仕事の前などにおすすめ

 馴染みのいいクリームはすぐに肌に浸透し、手先をバリアするようなさらさらとした感覚が続く。高い美容効果と保湿力のあるヤマザクラ花エキスとアーモンドオイルを使用しているため美しさをキープできるのだ。香りは少しだけ「FERNANDA」に近いがこちらはアーモンドオイルの影響だろうか、少し甘さが足された印象である。

瑞々しい「フィアンセ」はフレッシュな春の香り

 
「フィアンセ ハンドクリーム さくらの香り N」。
容量は50gで価格は550円

 さまざまな香りのボディミストを販売し人気を集める日本のコスメブランド「フィアンセ」の桜ハンドクリームも見逃せない。ドラックストアなどで気軽に購入ができ、500円代という安さもうれしいところだ。
 
水分量が多くさらりとしており肌馴染みが良い。
出しすぎると少々香りがきつくなるので注意

 3つの中では一番水分量が多くさらりとした印象。すぐに手に馴染みベタつきを感じさせないので手作業の途中でも気にせずに使うことができる。フルーティーさも混ざった華やかな香りは使いすぎると少々きつい印象になってしまう。セラミドやシアバターなど3種類の保湿成分が入っているためしっとりとした柔らかな肌に導いてくれる。

 気軽に花見に行けない今年は、桜香るハンドクリームで手先から春を感じてみてはどうだろうか。どれも今の季節しか楽しむことのできない数量限定品なので、気になる品がある方はコスメショップやドラッグストア、ウェブサイトを急いでチェックしてほしい。(エフェクト 霜越緑)

※記事中の価格は購入時もの。